メモ:第7回“三国志”の作り方講座(東京都新宿区戸山2021年7月10日)

※前の記事 三国志~司馬懿 軍師連盟~(Amazon Prime Video2021年7月1日-)

 2021年7月9日金曜日夕方出発。流行り病前の定番、静岡県の某マンガ喫茶へ移動。7月10日土曜日、7時前に目が覚める。ようやっとアマプラでドラマ「女子高生の無駄づかい」#2を視聴。マンガ喫茶ナイトパックを目一杯使った、久々に!ゆっくりした。8時40分、三国志ニュースの記事「メモ:mini三国志フェス2021(2021年6月20日)」アップ。列車を東に乗り継ぐ。そんなに変わんないけど一応、新幹線を使った。目的地は「第7回“三国志”の作り方講座」の早稲田大学戸山キャンパス 33号館3階 第一会議室で、多分11時40分ぐらいに到着。いや下記の講座ページにあるように13時30分からなんだけど、今回は1スタッフとして来たので。すでにお二人が映像機器のセッティングをされていた。

・三国志学会
http://sangokushi.gakkaisv.org/

・“三国志”の作り方講座
http://sangokushi.gakkaisv.org/tsukurikata.html

※関連記事
 メモ:第4回“三国志”の作り方講座(東京都新宿区戸山2020年2月23日)
 第7回“三国志”の作り方講座(東京都新宿区戸山2021年7月10日)

※新規関連記事 リンク:【感想】三国志の作り方講座(YouTube 2021年7月12日)

・三国志学会 公式 (3594gakkai) on Twitter
http://twitter.com/3594gakkai

・渡邉義浩ホームページ
http://ywata.gakkaisv.org/

※関連記事
 人事の三国志(2019年6月10日)
 図説 一冊で学び直せる三国志の本(2020年12月17日発売)

 ともかく割り当てられたお仕事、利用できる席を示す紙を配置するのと、外に案内を張り出していくのと、受付のやり方のレクチャーを受けるのと。そのうち下記の写真のように13時開場の旨が会場前のホワイトボードに書かれる。その後、出演者の方々が入ってくる。

  

 資料としてA3用紙5枚、つまりA4用紙10ページ横書きのものが入り口近くに置かれる。それと講座のチラシなんだけど、それについては記事を改めよう。

※新規関連記事 三国志 曹操 乱世の奸雄(2021年7月1日-9月7日)

 開場後、受付けとして最後にその資料の場所を伝える流れ。開場してお客さんが順次はいっていって、受付けをされてって、着席されてって、いよいよ始まるってことなんだけど、機器トラブルでしばし押したものの、無事開演。
というわけで表題通り以下メモ。

「○イントロダクション (13:30~13:45)」では各人の紹介。いよいよメインの「○講演 (13:45~15:15)/・渡邉義浩(早稲田大学教授)/「後漢・三国時代の教育(仮)」」。レジュメを映し出す形でレジュメに沿って講演される。そのレジュメは、参考文献として先生の論文・それが収録された著作から教育関連(登用とかも)の部分を引っ張ってきて構成されていて、それらのソースが明示されているので、もしもっと詳しく知りたければその本なり論文なりに当たることができる。そのことについて受講者にとってありがたい仕組みじゃないかなという感想を抱いた。
 「はじめに」で2つの疑問が提示され、それがイントロになる。その流れで、「名士」論の自己パロディー的なご発言かと一瞬、思ったけど、実際あった、というご信念に近いものからかと。
 一つしかないから単なる「太学」と(※清岡注、ここらへんゴルフのThe Openに通じるかな)
射策(せきさく) 試験のこと。後漢:射策→明経
 →レジュメp.1 博士任命拒否(2006a) 「西晉における国子学の成立」(『東洋研究』159、2006年、A)→A『西晉「儒教国家」と貴族制』(汲古書院、2010年)

※関連記事 西晉「儒教国家」と貴族制(2010年10月28日)

p.2 太学に学ぶことを恥じる(2006a) 『三国志』巻十五魏書劉馥伝
p.2 今文と古文 →どの文献がどちらか。→A『西晉「儒教国家」と貴族制』(汲古書院、2010年)
再生産される後漢の外戚 →p.2 「紀侯、来朝す」と。
大学院のときの 渡邉義浩「後漢時代の外戚について」(『史峯』5、1990年、B) →北海道教育大学につれていかれたと。
  B『後漢国家の支配と儒教(汲古書院、1995年)』

※関連記事 「三国志」の世界 三絶を中心として(2016年8月23-9月13日)

白虎学⇔p.3鄭玄学(古文のテキストを今文よりの解釈) 2007a 「鄭箋の感生帝説と六天説」(『両漢における詩と三伝』汲古書院、2007年、E)   E『後漢における「儒教国家」の成立』(汲古書院、2009年)』

※関連記事 後漢における「儒教國家」の成立(汲古書院)

 →高穴村大墓の話。

※関連記事 国際シンポジウム「三国時代・魏の世界―曹操高陵の発見とその意義―」(2010年11月27日28日)

p.3 1.家学と諸生 諸生の家(2006b、2007b) 2006b「西晉司馬氏婚姻考」(『東洋研究』161、2006年、A)、2007b「司馬氏の台頭と西晉の建国」(『大東文化大学漢学会誌』46、2007年、A)
p.3末 盧植の私塾(2019a)2019a『人事の三国志』(朝日新聞出版社、2019年)

※関連記事 人事の三国志(2019年6月10日)

p.4 渡邉義浩先生曰く「(劉備の遊学時代について)健全な大学生」(笑)
 →門生故吏の話につなげられた。そして雅言(がげん)の話、標準語

・Re:雅言  (※「三国志ファンのためのサポート掲示板」内投稿)
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=1471

p.4末から荊州学(2019a) 諸葛亮 春秋左氏伝
p.5諸葛亮の行動規範(2002) 「死して後已む―諸葛亮の漢代的精神」(『大東文化大学漢学会誌』42、2002年、C) C『三國政権の構造と「名士」』(汲古書院、2004年、増補版2020年)

※関連記事 三國政権の構造と「名士」 増補版(2020年12月21日)

p.5 蜀学(1989) 「神秘的な儒教」と。 「蜀漢政権の支配と益州人士」(『史境』18、1989年、C)
p.5末、南学と北学が分かれていく過程がおもろいな
鄭・王の論争(2008b) 「王粛の祭天思想」(『中国文化―研究と教育』66、2008年、A)
p.6 三、武将の学
『孫子』魏武注 漢より前の文は注がついてはじめて読める。それで曹操の注。
p.6 ※清岡感想:歴代の『孫子』の記述を照らし合わせていくと面白いものが見えてくるものだね(ここの節は過去論文とのつながりの明記なし。新規?)
15時14分「2.部将から方面軍司令官へ」(※清岡注。これも過去論文とのつながりなし。というより時間が推しているせいか飛ばし気味になる)
p.7中 渡邉義浩先生曰く「呂蒙くん、一所懸命、勉強しろよ!」の件
p.8「3.帝王学」①曹丕『典論』(2009) 「曹丕の『典論』と政治規範」(『三国志研究』4、2009年、H) H『「古典中国」における文学と儒教』(汲古書院、2015年)

※関連記事 「古典中國」における文學と儒教(2015年4月)

「○休憩 (15:15~15:25)」→15:21-15:30
 清岡は受付け以外にも講演中の14時1分からウェブページ更新をして、14時12分にツイート。申込フォームをコメントアウトして三国志学会の公式アカウントでツイートされた青木さんのマンガをページに掲載、それからツイッターボタンのテスト。「呂蒙百点!」のコマにも惹かれたけど、渡邉義浩先生のご講演なのでここは孔明(ショタ)のコマが映るように更新。

「○対談 (15:25~15:40)/・渡邉義浩(早稲田大学教授)/・青木朋(漫画家)/・USHISUKE(三国志学会 役員)」
蔡邕 父の10万巻の本は荊州学のき 蔡文姫「今4千巻を覚えている」  後漢書にある蔡文姫の詩は偽物だと思う、と
 青木さん:家学について 誰が教えるか?→家庭教師 自分の子には教えない(ムチで叩くから)
 馬融の例。盧植が教えてた。唐代の話。出土したのは鄭玄注が間違いだらけ。いたずら書きが五言詩。
渡邉義浩先生が「単家出身の徐庶が学問で諸葛亮と話ができたのは相当努力したからだ」という旨をおっしゃり、徐庶突然のバク上げ!
「○受講者からの質問コーナー (15:40~15:55)」
本屋の話は私も誰の話だっけ?ってなってたけど、ひろおさんがネットを通じて伝えてた。そうそう『後漢書』列伝三十九王充伝ね。
家貧無書、常游洛陽市肆、閱所賣書、一見輒能誦憶、遂博通衆流百家之言。

※関連記事 メモ:「両漢時代の商業と市」

劉備と諸葛亮がちゃんと話せたのかってのは定番質問感があるけど、あの場ではジャストミート感。
「○まとめ (15:55~16:00)」

 始まった直後ぐらいに思ったけど、下記論文とは対照的に、やはりハイソなところの教育になるね。

※関連記事 リンク:張家山漢簡「史律」に見える任用規定について

イベント後の片付け終わって、雑談のときに、某ゼミに入るかもしれない、って話で、誰かが「門生故吏ができますね」っておっしゃったんで、畳み掛けて「碑陰に列挙されますね」って申そうとしたけどさすがに通じない方が多そうだったので言わずに飲み込んだ。

※関連記事 2006年3月11日「第二回 TOKYO 漢籍 SEMINAR」午後レポ

 というわけで、キッチンオトボケにて肉なす定食をごちそうになり、18時22分中野駅発。朝居たところに戻る。三国志ニュースの記事「『三国志』に学ぶリーダー哲学(2021年1月29日)」を書く。

※次の記事 リンク:後漢・魏晋時代における教育と門閥士族の形成(歴史研究 第36号1999年3月26日発行)

※新規関連記事 三国志独学入門(YouTube 2021年9月24日-)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/5749