・ 東京のスポーツバー ミラニスタ
スポーツバー「ミラニスタ」店内。 セリエA第30節 カターニア×ミランだ。前回は チャンピオンズリーグだったんで、ミラン戦を見に来ていた客が多かったが、今回はほとんど居なかった。開始時は私を含め二人、後半に入り二人、計四人といったところ。この日は入店しカクテルを頼む。
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※前節・ 仮想バルサって(2012年3月25日の雑記)
※前戦・ 思い返せば感動ポイント(2012年3月29日の雑記)
数日前から思っていたが、CL明けで緊張感が途切れ、しかも セリエAの順位表を見ると、 カターニアは7位と決して低くない位置にいて、油断していたら足元掬われるな、と思っていた。逆に言えば見応えのあるカルチョになる可能性が高いと睨んでいた。イエローカードの累積で ムンタリと メスバが出られないしね。それと日本語放送で言っていたが、カターニアはアルゼンチン人の割合が多いとのことで、そこから マキシ・ロペスが移籍したんだと思いつつ、いつもの ACミランのカルチョじゃない予感がびんびんとしていた。それをミラン側からも伏線が張られており、それは日本語放送による「野戦病院」という言葉で表現されているのだろう。やはり負傷欠場者が多い。ゲームが始まると、いきなり浮ついた状況で攻められる。いつものミランじゃない=負けパターンなので、心配していたが、守りに回ると最近調子の良い ボネーラが今日も調子良い。アルゼンチン人中心だからイタリアっぽくないサッカーを仕掛けてきていて、それにミランが食い付いている形で危なっかしい。そういう旨を言ったらミラニスタのオーナーさんはミランは プレミアリーグのフットボールには弱いという旨を言っていた。そして10分にシュートチャンス、と思ったら、 エマヌエルソンが ロビーニョのごとく決定機を外す。それでもだんだんと形勢が逆転し15分ぐらいには攻勢で、 イブラヒモビッチが決定機を得るが残念ながら外す。その後、攻防の目まぐるしい展開で、その中でマイクの位置の関係かやたら アッレグリ監督の叫ぶ声がテレビから届く。そして復帰明けの アバーテのクリア。すばらしい。33分にロビーニョからペナルティ・エリア前でのイブラへパス。ポストプレーだ。イブラはパスをこぼしそうになるが長い左足で地の上で回るボールを強引にかきよせ、ロビーニョへパス。すっかりフリーのロビーニョは珍しくシュートを決める。43分、完全に抜かれ失点!と思われたがオフサイド。リプレイを見るとアシストの時点でオフサイドだった。
そしてハーフタイム。景気づけにカクテルをもう一杯頼んだんだけど、店員のかっちゃん曰くそれは今、考え出したカクテルとかで、飲み終えるまでに名前を考えるよう、言われる。
49分の アントニーニのナイス・ディフェンス! 51分に良いところがなかったエマヌから KPボアテングに交替。そして64分のロビーニョの幻のゴール(※ ユベントス戦のムンタリのゴールみたくあとでミランから強く抗議していた)。もっと強く打っていたら文句無くゴールだったんだろうな。それが認められなくてもすぐに巻き返すような勢いがミランにはあった。さらに72分にロビーニョから エル・シャーラウィに交替、78分には アクイラーニ→ マキシ・ロペスの交替だ。78分の メクセスのヘディング・シュートはおしかった。途中で気付いたが、それにしてもシャーラウィはよく動く。さっきまで左サイドでよく動くなぁ、と思っていたらもう右サイドに居たし。それ以降もミランは攻勢に出ていて、ロスタイムに入り、間に合うか?と思っていたら、逆に攻められる段になり、店内も頼むから防いでドローになってくれ、って意見に一転していた。アントニーニのナイス・セーブ。結局、1-1で終わってしまったんだけど、思い起こすと勢いのあるカターニアを抑えた良い試合だった。※追記。書き忘れ。イブラのループシュートは決まらなかったけど、見れて良かった。
キックオフが早かったんで、始発の4:30までくつろぐ。結局、カクテルは「Acid from 3rd Uniform」と名付ける。当初前置詞が「for」だったんだが、そうじゃないだろうと思い直し「from」にする。由来は黄色く酸味のあるカクテルだったので、黒いサード・ユニフォームが封印され黄色のユニフォームにすることにちなんだ。なかなか、その名をかっちゃんが覚えてくれないってオチだけど。
・ ファン・ボメルに注視(2012年3月7日の雑記)
※次戦・ 誰?誰?!ノチェ?!ノチェ!(2012年4月3日の雑記)
※次節・ まさかの結末(2012年4月8日の雑記)
※追記・ 転換点を見逃すな(2012年12月1日の雑記)
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