風雲児たち(1980年6月14日、月刊コミックトム7月号)

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 2020年10月11日金曜日昼過ぎ、神戸市長田のブックカフェCha-ngoushi(ちゃんごくし)にいて雲南古樹紅茶をのみつつ鈴の甘寧一番海苔ホットサンドを食べていた。

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 14時10分には食べ終えて、お店に置いてある潮出版社のマンガ雑誌『希望の友』『少年ワールド』『月刊コミックトム』を古いのから順に読んで楽しんでいて、特に、みなもと太郎「風雲児たち」と藤子不二雄「T・Pぼん」(特別読み切りシリーズ)を軸に読んでいる、おもしろいなー。

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 月刊コミックトム 創刊号(1980年4月15日)

 それで『月刊コミックトム』1980年5月号創刊号に到達。手塚治虫先生のインタビューがあって横山光輝「三国志」について言及している箇所があったんで、こりゃ三国志ニュースの記事になる、と思っていて、念のため、過去記事を確認したら、やはりきっちり記事にしていたか。

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 それでも同誌同号に三国ネタがあった。pp.113-144が藤子不二雄「T・Pぼん」(特別読み切りシリーズ、「T・P」にはタイムパトロールというルビ)のp.131 k.1には建物の上空にタイムボードにのった二人の絵があって、そのふきだしには「すぐとなりの中国では三国時代ではなやかな文明が栄えていたんだ」とある。いや、そのことも記事にしてなかったんだけど、より大きなネタがあった。

 

 それは15時10分のこと、『月刊コミックトム』1980年7月号創刊第3号のpp.79-118のみなもと太郎「風雲児たち」だ。

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 天皇家の説明の流れの皇帝の説明でp.110k1に右から張飛劉備関羽が描かれ、p.112k3には手塚治虫「火の鳥」の卑弥呼の絵が使われ、「その女帝「卑弥呼」を天照大神と結びつける説もあるわけだ」と説明。pp.116-117には紫宸殿の絵が見開きである。

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 15時58分にようやっとWiFiにつながった。16時17分には小ネタを見つける。『月刊コミックトム』1980年9月号のpp.71-102、みなもと太郎「風雲児たち」。p.76k1にて山内一豊「わしゃ馬主になりたいんとちゃうがやーーっ」「横山光輝じゃないんだからっ」というやり取りに、そのコマの左下スミに髭あり劉備が顔だして「ほっとけ」とツッコミを入れている。

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 16時44分、上記関連記事のように12日の大津祭宵宮は台風19号の影響で中止だけど、本祭は開催するとのことで、ちまきがほしいのだけど、売ってたっけ?19時23分、新長田駅発。『HELLO WORLD』の小説を読みまくり。19時41分阪急の三ノ宮駅発。梅田駅まで行く。乗り換えが1番じゃなかった。20時20分発通勤快速。

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