各回のサブタイトルをまとめると、
第1回 動乱の時代を生き抜く知恵
第2回 曹操 乱世のリーダーの条件
第3回 孫権 「信」がピンチを救う
第4回 劉備の「仁」、孔明の「智」
となる。やはり人物を軸にくるね、三国平等各実質的創業者ってことか。
※追記。第1回目。国の色が魏青呉赤蜀緑という
コーエーカラー。陳寿が座せず踞して画面に登場は気持ち悪い。陳寿の冠が適当すぎ。あぁ、名士が土地の利害から離れた立場なんで魯粛がどうたらこうたらってなるんやね。先生の著作の映像の中に袴田先生のもあった。10年ぐらい前はあくまでも学説のひとつというメディアの扱いだった「名士」論がさも『三国志』を読んだら教科書的に当り前のように出てくるように扱われるのは隔世の感があるね。
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※追記。シンプルにおもしろいけど、番組のタイトルどおり「100分 de 名著」であって、これから読もうとする人のためにつくられてないね、それで独立していて読んだ気にさせるってのは。というのも、紀伝体であるという基本的なこともちゃんと伝えられてなく、おそらく番組の文脈なんだろうけど(※これ以外の回は「手塚治虫」回しか見てないのであくまで推測)、文学作品の作中の主人公を軸に語られるものだから、あたかも『三国志』には三人の主人公がいるようになっている。あと次回予告で今さら気づいたけど現行の魏蜀呉の並びでなく魏呉蜀という回の並びなのも気持ち悪い。
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