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※前節・ 胸を張れる!(2012年9月23日の雑記)
セリエA第5節 ミラン×カリアリ 解説:柱谷幸一 実況:西岡明彦 を BSスカパーで見る。番組の第一声は「スタンドのファンの数が今のミランの現状を物語っています」。確かに一瞬、 サン・シーロに見えなかった。キックオフ前には見えないスタジアムだ。ミラン席が見えにくい所ってのも空席を目立たせている。現地映像でデ・ヨングとかパッツィーニとか映っているはずなのに、日本の字幕で隠れている。予想スタメンは4-3-3
アッビアーティ(カピターノ)
アバーテ、 メクセス、 ボネーラ、 デ・シリオ
トラオレ、 デ・ヨング、 モントリーヴォ
エマヌエルソン、 パッツィーニ、 エル・シャーラウィ
トラオレ、初出場おめでと! 解説&実況はやっぱり アッレグリの解任話(そして今回、アッレグリは前節の審判への抗議が暴言ととられ今節は出場停止中)。やはりBSスカパーは試合前のミランのテーマが聴けて良いね。ユニフォームはファーストに白パン。カリアリは白に黒パン。パッツォは頬とあごに短いひげ。手元で現地フォーメーション修正中。左右の違いが多い。2分、左サイドでのリッカとシャーラウィのコンビが良い。デ・ヨングがすぐにボールを奪い返してのパスに右サイドでエマヌがイエローカードを誘う。3分、その後のFKはファーへのクロスだがキーパーに取られる。4分、実況により前節のシャーラウィのゴールを紹介。解説「あのシュートはすごかったですね」。4分、エマヌとアバーテのワンツーでアバーテがボックスに切り込みクロスを出すもディフェンダーに防がれる。気合い入っているな。5分、リッカとコンビでシャーラウィは守備に貢献中。6分、シャーラウィが左サイドでドリブル突破、3人抜いてボックス内で4人目にカットされる。場内沸く。8分、解説によると、エマヌ左利きもシャーラウィ右利きで逆足の選手を前に持ってきているので、サイドバックを前に上がらせたい意志があるとのことだ。なるほど! しかし前節に比べたらゆっくりとした展開。まぁ、前節が神がかっていたのか。10分、パスカットされるシーンが多いな。11分、デ・ヨングがイエローカードもらう。こんな何でもないところで貰うなよ。12分、相手の右サイドでボールが繋がりボックス内でシュートまで行かれる。浮いたが。14分、中盤からのモントリーヴォのパスがディフェンダーに弾かれ零れた玉をシャーラウィがワンタッチで返し、パッツォが下がって空いたボックス内のスペースに、シャーラウィがターンしてすかさず切り込みそこでリッカからのワンタッチのパスを貰い、キーパーと1対1で右にグラウンダーのシュートで決める。1-0でミラン先制! 今までの苦労がフラッシュバックしてちょっと泣けた。もちろん嬉し涙。16分、右のCKでエマヌがショートパスでシャーラウィに渡し、シャーラウィがニアのバイタルエリアのアバーテに渡し、クロスを上げ、トラオレがヘディングするも弾かれる。17分、一転して実況&解説がミランの今回の戦術面の良さを話し出した。19分、デ・シリオとさらに左のシャーラウィがボールを運ぶも最終的にはシャーラウィのパスがカットされる。20分、右のエマヌの放り込みのパスにパッツォが高い位置で足にあわせるもあわず。21分、右のエマヌのCKはニアのリッカがヒールで叩き(パス?)、よりゴールマウスに近いパッツォが触れるもシュートまでいけず。23分、相手のロングフィードはボックス内で取られシュートまでもっていかれる。メクセスのプレッシャーとアッビの反応で何とか弾く。24分、パッツォのポストプレーからシャーラウィとのパス交換でシャーラウィが切り込んだ左のスペースにパッツォが入りシュートは惜しくも右に逸れる。27分、中盤でパッツォをブロックしたとかで相手のファール。28分、デ・ヨングがボールをキープ中、なんかおぼつかないな、はやくリッカに渡せとか思っていると、相手にプレッシャーをかけられボールをロスト、一転ピンチになったが何とか防ぐ。30分、カリアリの51のコンティが放り込みのパスをボックス内で胸トラップしつつオーバーヘッド。しかしすでにアッビがゴールマウスの右に居た。32分、相手の左サイドからボックス侵入されトラオレともみ合うもノーファール。33分、相手の右からコロンビア代表の イバルボがシュートを放ち危なく左に逸れる。34分、トラオレからエマヌのパスは狙われカットされそうになったが、エマヌの足が当たってエマヌのファール。35分、アフターチャージでアバーテに対するピニージャの警告。とにかくミランの攻められるターン。37分、エマヌがトラオレにパスし、ドリブルであがりバイタル中央に躍り出たシャーラウィに縦パスし、振り向き様にシュートはキーパーに弾かれる。39分、シャーラウィのボックス内左の浮かせてのワンタッチパスはトラオレのボレーのキックがディフェンダーの腹に入りファール。パッツォも傍に居たのに惜しい。相手からのプレゼントパスでエマヌがドリブルで上がり、シュートまでいくも吹かせてしまう。41分、リッカが左でボールを運びさらに左のデ・シリオに渡りファーへクロスをだすも弾かれる。続けてのエマヌの右CKは弾かれ、零れたボールをシャーラウィがバイタルエリアでシュート、ディフェンダーに弾かれるも惜しくもクロスバー。零れたボールをパッツォがヘディングするもゴールラインを割る前にジャンプしたキーパーが触りクリア。43分、意外とボール・ポゼスチョンは同じぐらいだと。1-0でミランの勝ち越しで前半終了。
ゴール・ランキングはフィオレンティーナの ヨベティッチが4ゴールで一位。3ゴールのサンプドリアの マキシ・ロペス、パッツォ、 ラツィオの クローゼ、 ボローニャの ジラルディーノがそれに続く。前に突き出たトサカになっているロビーニョが映る。
46分、やはりシャーラウィの守備貢献が目立つ。そして崩され相手の右サイドからクロスをあげられるも最後のヘディングで浮かす。49分、右のシャーラウィのCKでトラオレのボレーでのバイシクルシュートはもちろん大きく浮く。50分、カウンターのピンチでシャーラウィがボックス近くまで戻ってカット。51分、そのCKがヘディングシュートまでもっていかれる。メクセスの対応遅い。大きく外れたがさっきから危ないぞ。52分、リッカのパスミスから崩されまくるミラン。ラッキーにもラストのシュートが大きく外れる。ミランが攻められるターン。53分、トラオレ→ コンスタン交替。56分、ボックス内に相手のパスが通りそうになるも飛び出してのパンチング。そしてこっちからのカウンターの芽が二回連続で摘まれる。57分、こんどは中盤でボールを奪われる。コンティのグラウンダーのミドルシュートはキャッチ。おちつけ、ミラン! 58分、リッカのミドルシュートはディフェンダーに弾かれ、59分、続くエマヌのCKはキーパーキャッチ。61分、相手のバイタルエリア右からのFKは頭で合わせられるも左へ外れる。62分、中盤でパッツォがアフターチャージで警告くらう(※追記。試合後のハイライトでコンティがパッツォの頬をつねっていた)。64分、エマヌ→ ロビーニョ交替。ツートップになるのかな? とりあえずシャーラウィが右へ。65分、ロビーニョの胸トラップミスで相手の右からのクロスまでもっていかれる。ピンチ。パッツォが肘で顔を狙われ、コンティの警告累積で退場。まぁ、伏線があってパッツォが退場じゃなくてよかった。カピターノはアストーリになる。67分、シャーラウィが右からのクロスはファーにいって、コンスタンがおしくも届かず。69分、パスの相手がいるのにコンスタンがドリブルで切り込みボールロス。71分、ボックス外右のところで相手のFKをうまくいなす。72分、左のCKで後に戻し、デ・ヨングの宇宙開発シュート。打った当人が苦笑い。75分、デ・シリオがドリブルで切り込みボールロスト。モントリーヴォ→ アンブロジーニ交替。76分、左からのアンブロニー二の放り込みのパスで、パッツォが前に出て、後に出来たボックスの右のスペースにシャーラウィが飛び込みシュートを打つもふかせてしまう。惜しい! 78分、ファーへのクロスをロビーニョがボックス内左で胸トラップしたものの、大きく跳ねたところをディフェンダーに取られる。しかしなかなかロビーニョにボールがまわらない。つまりはコンスタンが攻撃に貢献できていないのか? 81分、アンブロジーニの弱いグラウンダーのパスを、ボックス内中央から右に流れたパッツォのスペースに飛び込み、ボックス中央で受けてシャーラウィのディフェンダー二人の間を抜いた隙を突くゆるいシュートはゴールマウス、右に入る。2-0でミランが引き離す。シャーラウィ初のドッピエッタ! まさに解説がそのスペースの話を言っている時のゴールだった。そしてずっと写されていたアッレグリは周りの人に手を叩き、観客席から出ていく。安心したか。というかパッツォの目立たない活躍は語り継ぐ価値があるね。84分、メクセスのカットでカウンターのチャンスと思われたものの、遅れてファールのホイッスル。メクセスがまるでずっこけたようにピッチで仰向けに倒れ、大の字。86分、広告の電光掲示板にボールがあたり、「Audi」の「di」が消える。89分、中盤で相手に背を向けてのアンブロジーニ→デ・ヨング→パッツォ→ロビーニョ、そしてボックス内左でコンスタンに渡って1対1で大きくふかす。思わず笑ってもた。アディショナルタイム3分。+2分、ロビーニョのドリブル芸は阻まれる。今日はさすがに見せ場がなかったね。守備中、デ・シリオが足を吊る。最後の相手のFKからの攻めが終わり、試合終了。2-0でミランの勝利! ファラオのドッピエッタ! 守備のセットプレイの弱さやすぐ崩される等、課題は山積みだ。シャーラウィは次はトリプレッタだ。あ、ニアンが映った。パッツォは勝手に「スペースの魔術師」(スペース・マジシャンとかいうと別の意味になるな)と呼んでおこう。あとパッツォは実は受け属性か。解説曰く、「ミランにとって今日はカリアリで良かった」。同感。カリアリのスタジアムが間に合わず敗戦扱いにされたりごたごたがあったしね。そして「そういう意味でまだアッレグリ監督はつきを持っている」。同感。
・ vs カリアリ レガカルチョ 5 - La Gazzetta dello MILANISTA
私自身はBSスカパーの解説の柱谷幸一さんの受け売りだけど、ようやくパッツォのスペース作りの良さを書く方が現れた。
・ Cartoon of the Day: Lifesaver El Shaarawy at the double to keep Allegri afloat - Goal.com
エル・シャーラウィが根菜類みたいな顔になっている。
※追記・ 内巻さんのイラストにステファン登場(2013年2月8日の雑記)
※追記・ 6月への前哨戦でもある(※2013年3月21日の雑記)
BSの J SPORTSの番組『 デイリーサッカーニュースFoot!』にて、やはり サン・ゼーロについて言ってた。ミランがそのサン・シーロで勝てない呪いを解いた!
※次節・ 先発はいつ落ち着くのか(2012年9月30日の雑記)
※次記・ 4-2-3-1実戦投入(2012年10月1日の雑記)
※追記・ エル・シャーラウィ特集!(2012年11月19日の雑記)
※追記・ リッカのお誕生日(2013年1月17日の雑記)
※以後の同カード・ リッカが居ないがアンブロジーニ復帰(2013年2月10日の雑記)
※来季の同場所同カード・ メルカートが閉じる前に(2013年9月2日の雑記)
※来季の同カード・ 気付けば結構、メンバーが変わり(2014年1月26日の雑記)
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