<<
>>
サイトとサークル
040217
<<「まじめな草むしり」&「答える相手・考える自分」/「カシオペア座の隣人」


   前々回、サイト「東呉華亭020709-05)のことを書いたんだけど、初書き込み以来(2001年6月下旬)、相変わらず、私はそこの掲示板に入り浸っていた。そこにはいろんな常連さんがいて、いろんな人がレスを返してくれるにぎやかな掲示板なのだ。
   いろんな人がいるんだから、その中には自らサイトを持っている人も持っていない人もいる。
   そして時には、「サイトを持っていない人」から「サイトを持っている人」になる途中も目の当たりにできるのだ。

   つまり、掲示板に「サイトを立ち上げました」という書き込みで、自らのサイトを作ったと知らせること。

   2001年7月23日に見かけたのは、常連さんの御桜真さんが自らのサイト「桜月亭0)を立ち上げたという書き込みだった(開設:2001年7月20日)
   早速、そのサイトへ言って「桜茶屋」と銘打たれた掲示板にお祝いの言葉とともに書き込んでみる。


[2] とりあえず書き込み〜♪ :清岡美津夫2001/07/23(月)22:37 [メール]
ホームページ、開設、おめでとうございまーす。
真っ先にBBSにきたので、まだ中身みてないです(←失礼、、、)
今からゆっくり見させていただきますー1)

   書き込み番号が2番。管理人さんのテスト書き込みをのぞけばなんと一番乗りだった。それからもちろん後で「東呉華亭」の掲示板でも返信する。

清岡 > こちらに書き込まず、真っ先に見に行ってしまいました(汗)(2001/07/24(Tue) 06:45:29)

清岡 > 小説ページのジャンル分けを見るとこれからのアップが楽しみです(2001/07/24(Tue) 06:46:50)2)

   で、サイト「桜月亭」の方だけど、やはりできたばかりなので、「充実している」というより「初々しい」という言葉の方が似合う感じだった(今は前者の言葉が似合うんだけど)。
   コンテンツはできたばかりなので、「日記」「小説掲載」「歴史サークル支援企画『時の通い路』」「掲示板」「チャット」 あと、リンクは張られていないものの、プロフィールと「同人活動」のコンテンツがリストにあった。

   「小説掲載」。私にとってすでにサイト「東呉華亭」の「頂きモノ小説」のコーナーで御桜さんの三国志小説になじみがあったんだけど、まずアップされたのは、三国志ものじゃなくオリジナルの小説(「帰り道」)だったんで、新鮮な感じがしていた。

   「チャット」。実のところ、私はそれまで2、3のサイトで掲示板にちょくちょく書き込んでいたものの、チャットというものをやったことがなく、興味はあるものの、なかなか参加するきっかけがつかめずにいた。
   そんなおり、「桜月亭」の掲示板にて、「東呉華亭」の掲示板の常連さんである叔嗣さんが、土曜日午後10時からチャットをやりましょうと、呼びかけていた。その呼びかけに応じる形で、初チャットをすることになる。2001年8月4日土曜日午後10時のこと。
   メンバーは、管理人の御桜さん、言いだしの叔嗣さん、「東呉華亭」の掲示板の常連さんだった、フーさん、そして私、清岡。遅れて御桜さんのお知り合いの佐伯天さんの計五人。
   そのときのチャットがよほど面白かったのか、以後、2ヶ月前後、私はいろんなサイトのチャット大会に参加していた。

   あと、「同人活動」のコンテンツ。
   それまで「同人活動」というのは単語を知っているぐらいで、具体的にどういうのか、はかりかねていた。イベント、個人サークル030627-0)、サークル参加030627-2)、一般参加、オフ本、コピー本などなどの意味も知らないぐらいで。
   管理人の御桜さんがその月に清岡の地元である同人誌展示即売会(イベント)0212101124-2)にサークル参加されることを知り(個人サークル名「桜月亭」)、良い機会だと思い、すこし同人活動について調べてみる(主に調べたサイトは「同人用語の基礎知識0212101124-2)ってところなんだけど)
   そうしたら大体、意味がつかめてくる(これを読んでいる人でつかめない人は上の脚注を参考にしてください)。
   つまり、それぞれ割り振られたスペースで自作の同人誌を売るフリーマーケットみたいなもの。但し、その同人誌の内容たるや、多くはある創作物に準拠したもの(二次創作?)。真っ先に頭に思い浮かぶのは「オイオイ、著作権や版権の類はどうなっているんだ?」ってこと。
   いろんなサイトを見て回るに、そこらへんはグレーゾーンになっている(というより、グレーゾーンを決め込んでいる?)みたいだ。結構、規模の大きな産業だけに、そういうところがあるだなんて不思議に思ってしまう。
   ところが、「歴史」に準拠したものは、原則的にそういったグレーゾーンに足を突っ込まなくて良い。私は歴史系の同人にそういった魅力を感じていた。ただ、歴史小説に準拠した同人誌や歴史ゲームに準拠した同人誌だと、その他大勢の同人誌と同じように上記のグレーゾーンにどっぷり浸からないとダメなんだけど。

   というわけで、これを期にイベントの会場を訪れることにする。
   それは2001年8月25日の「SuperComicCity in関西7」(2日あるうちの初日)だった。
   本来の目的は(現在の)同人というものがどういったものか、直に感じることだったけど、会場では多くの三国志サイトの管理人さんやネット上の知り合いと出会うことになる。思わぬ邂逅♪(結局、前述のチャットの参加者のほとんどに出会うことができたし)

   そうやってサイトとサークル両方の「桜月亭」をみたわけだけど、「サイト上の同人サークル」と「同人サークルにおけるサイト」の可能性をひしひしと感じつつ、その会場を後にした……あ、もちろん「桜月亭」の同人誌をゲットしました♪



0)   御桜真さんのサイト「桜月亭」。当時とURLも内容も変わっている(内容はもちろん充実の方向に)。まぁ、見に行ってくだされ。
1)   「桜茶屋」での清岡の書き込み。実は2001年7月31日に掲示板が変わったので、結構、短命掲示板なのだ。ところが、現在、変わる前の掲示板がネット上に残っていたりする(清岡の書き込みも。書き込みの日付は移転によって変わっているが)。ただ、そのURLを書くと墓荒しみたいになるので、やめておく。
2)   サイト「東呉華亭020709-05)の三国志掲示板での書き込み。こっちは過去ログで前後の書き込みを確認できる。
<<
>>