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「故郷はここに」/「桜月亭」
040218
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   小説「故郷はここに」は他サイト「桜月亭」に掲載されています。サイト内の掲載場所などの小説情報は、「●掲載小説」をご覧ください。

●お知らせ2005年12月30日

   サイト「桜月亭」が休止状態に入ったため、現在、そのサイトで小説「故郷はここに」を見ることができません。そのため、サイト「孫氏三代」に当サイトを掲載しました。下記のリンクからたどってください。


●サイト紹介
サイト名桜月亭
バナー 『桜月亭』
管理人御桜真様
URLhttp://www3.to/misakura/
分類三国志等歴史系、小説系、オリジナル小説、洋画、書評など
発足2001年7月20日
   上の分類(←サイト「桜月亭」のリンクページにあったコピペ・汗)にあるように、三国志だけじゃなく、オリジナル小説や書評もある。
   コンテンツは大きくわけて、書斎、正殿、脇道の三つ。前から、書評のコーナー、管理人さん自作の小説のコーナー、管理人さん自作の二次創作のコーナーとなる。
   書斎には数多くの小説、マンガ、評論や映画などの様々な創作物について管理人さんのコメントが載せられている。読み手が知っている作品も知らない作品もコメントを読むのはあきない。
   正殿、名前の通りこのサイトのメイン。管理人さん作の小説を読むことができる。ジャンルはオリジナル小説や歴史小説(三国志、幕末)がある。作品が豊富だし、気に入ったのがあれば、一言感想を送信する機能があるので、感想を送るといいかも。

   実は私がひそかに日記がお気に入りだったりする。ここに上記のコンテンツやオフラインでの作品のルーツが潜んでいるように思え、その過程を興味深く拝見していた。


小説名故郷はここに
作中年月中平二年(西暦一八五年)二月〜
作中場所涼州北地郡零州県〜司隷右扶風郡美陽県
主な登場人物祖季盛、傅南容、孫文台
主人公祖季盛(主観描写)
本編紹介祖季盛は、一五年間、故郷の県で真面目に県吏の任務をこなしていた。そんなある日、幼なじみの傅南容が京師(みやこ)から帰ってきた。
執筆年月〜2001年9月
Web公開年月2001年11月
掲載場所上記サイトの→「正殿」→「宝物」
主要題材後漢書卷五十八虞傅蓋臧列傳第四十八、「三國志卷四十六   呉書一   孫破虜討逆傳弟一」の注に引く「山陽公載記」など
●作品についてのコメント
   2001年7月に「守りぬいて」という兪伯海主役の小説(後日、この小説を紹介する予定)を仕上げたんだけど、それを書くにあたり、黄巾賊との戦いについて後漢紀や後漢書を調べていた。朱公偉の部下が孫文台だから、皇甫義真の部下に誰かいた方が納まりがいいなぁと漠然と思い、漠然と前述の史書を眺めていた。そしたら、居た居た。傅南容という人が。
   それで小説上、単なる脇役で終わらせれば良いものの、どうも私はこの傅南容という人に惹かれたみたいで、小説「守りぬいて」で、結構、主要メンバーとして登場させていた。
   それだけでは飽きたらず、いつか傅南容がストーリーの流れで主要なポジションをとる小説を書きたいなぁ、と思っていた。

   そういう思いがだんだんと薄らぎはじめた頃、全然、関係なしに次の小説は孫文台の美陽亭エピソード(<<参照、但しネタバレ)を書こうと思い立つ。仮のタイトルは「美陽」。
   それで、またまた後漢紀や後漢書を調べていたら、唐突に「傅南容」と再会してしまう。
   これは何かの運命と思い、傅南容をこの小説でも登場させようと決意。
   ところが孫文台が戦場で活躍しているのに対し、傅南容は中央政府で活躍しているって状態なので、小説で登場させるのは難しいことになっていた。作中、全然、二人を会わせないで、ストーリーを進行させるってこともできたが、それだと、何かちぐはぐなものになってしまうと、当時の私は感じていた。

   それでどういう考えのいきさつでそうなったかは覚えていないが、三国志で孫文台の親近将である祖茂という人を登場させることになる。史書には字(あざな)がないようなので、設定上、「季盛」とつけ、故郷が傅南容と同じという設定と、まだ孫文台の親近将ではないという設定を与え、その彼を主人公とした小説を書き始めた。

   それがこの「故郷はここに」というわけ。


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