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「しらないひと」/「水華庵」
020628
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   小説「しらないひと」は他サイト「水天宮」に掲載されています。サイト内の掲載場所などの小説情報は、「●掲載小説」をご覧ください。

●サイト紹介
サイト名水華庵
バナー 水華庵
管理人しまみお様
URLhttp://www2.ucatv.ne.jp/~shimamio.moon/
分類三国志/小説/呉中心(魏や西涼が少々)
発足2001年6月16日(水天宮)
→小説関連で独立
2003年12月1日(水華庵)
(※2004年2月24日追記。元々、「水天宮」というサイトで「書見の間」と 「『三国志ファンに100の質問』の間」などがあったが、「水天宮」に後者が残り、前者など小説関連のサイトとして新たに「水華庵」が発足した(<<参照)。下の紹介文は旧「水天宮」の説明である。)

   サイトのメインはやはり「書見の間」と 「『三国志ファンに100の質問』の間」であろう。
   「書見の間」に管理人様による短めの三国志小説が数作品、展示されている。小説に登場する人物は主に呉の人物で後は魏の人物といった構成。多くの方は三国志というと血なまぐさい戦乱のイメージがあるかもしれないけど、これらの小説は人と人との繋がりを暖かく見守っているようで心地よい。
   「三国志ファンに100の質問」は一時期ブームだった「100の質問」の三国志系。つまり、三国志に関する質問が100個あって、それに回答することで、回答者の三国志観を表現できるという仕組み。サイトではそれら100の質問を提供していて、回答集まである。

小説名しらないひと
作中年月光和七年(西暦一八四年)三月〜
作中場所徐州、下ひ國下ひ
主な登場人物孫権、孫芳、孫策、呉江姫、孫文台
主人公孫権(主観描写)
本編紹介にいちゃん、ねえちゃん、かあちゃん、それにとうちゃん。いつものかぞくのところへ、とつぜん、あらわれたしらないひと。どうする、権ちゃん?
執筆年月2001年8月
Web公開年月2001年8月
掲載場所上記サイトの→「Presents」→「しらないひと」or「設定集」
主要題材三國志卷四十六呉書一(孫破虜討虜伝)と卷四十七呉書二(呉主伝)
●作品についてのコメント
   2001年7月に「守りぬいて」という兪伯海主役の小説(後日、この小説を紹介する予定)を仕上げたんだけど、そのワンシーンを切り出して、再び書き表せないかという考えを持っていた。これを音楽CDに例えると、「守りぬいて」がいくつものシーン(曲)を持つアルバムだとすると、それを一曲、切り出してアレンジもかえて別のCD、つまりシングルとして出すようなことができないかということ。
   そこで、私のお気に入りのシーンである文台さん家族が登場するシーンをシングルカットすることに決める。で、アレンジをかえることを考える。「守りぬいて」が客観描写だったから、主観描写でいこう……それだったら、呉夫人さん主観?……いやいや、ここは思い切って、三歳児の孫権主観描写にしたら、かなり面白いんじゃない?
   ……というようないきさつで、「本当に書けるの?」という自問自答をしり目に書き始めたのがこの小説「しらないひと」。客観と主観、それに主役自体違うので、地の文はまったくかえるけど、会話文は同じにしようと決める。あと、まったく同じシーンだと、話的に成立しなさそうだったので、そのシーンに至るシーンも新たに付け加える。そして「守りぬいて」で出そう出そうと思っていて出すのを忘れていた孫権姉の孫芳(名前は史書に載ってなかったのでオリジナル)を新たなシーンに登場させる。
   そして勢いで書いたせいか二、三日で「しらないひと」は仕上がる。「水天宮」に掲載後、かなり反響があって、私もホクホク顔だった。それに六花さん(<<サイト「笑鯱亭」参照)からはなんと、可愛いらしい権ちゃんのイラストを描いてくださる。


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