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関プチ第II章・会場見聞録(2) |
020612
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<<関プチ第II章・会場見聞録(1) そんなわけで「喫茶屋Arsene Lupin」が閉まっていて、しばらくバスの中で呆然としていた。予定では昼食もそこですまそうとしていたので余計、そう思う まずはご飯を食べて落ち着いて考えようと思い、とりあえず四条で下車。 休日のお昼時なので、四条界隈は人混みばかり。 そこから避難するように、私は日本系ハンバーガーチェーン店「山洋陽(仮名)」1)に入り、新作バーガーをほおばる。 そこで落ち着いて考える。 元々、「喫茶屋Arsene Lupin」に行こうと思ったのは、ネット上で見かけたから。その他のケーキバイキングやらは実施期間が終わっていたので選ばなかったんだけど。 そう考えると、こういう情報に関して、まだまだネットの情報って遅いんだろうなと実感していた。 それじゃ、情報がそれより早いメディアは何? って考えていると、昼食を終えた私の足は自然と大型書店へと向いていた。 本屋に入るといきなり京都コーナーを見かける。 京都に関する雑誌やガイドブックが置かれたコーナーだ。 どれを買おうと吟味していると、私のお眼鏡にかなう店を見つける。 一つはランチバイキングのお店。千円以下のお値段だし、店内の写真を見る限り、十人ぐらい一度に座れるテーブルがありそう。但し、関プチをやる日はバイキングの期間中なのか不明だし、居たいときまで入れるのかどうか不明。 もう一つは古くからある喫茶店。写真には十人ぐらいで囲めそうな大きなテーブルがあった。先ほどの店とは違い、時間を気にすることなさそうなので、こちらも覚えておき、そのコーナーを後にする(本を買う買わないは明記していない・汗)。 早速、今日の目的、関プチII会場見物♪ ……といけばいいのに、そこは本屋の魔力。三国志コーナーに引き寄せられる。 定石どおり(?)歴史→中国史のコーナーに行くが、三国志関連はそれほどみかけない。せいぜい歴代皇帝の本に孫権の勇姿をみかけるだけ。うーん、世間一般で三国志は、ほのかなブームと思っていたのにそうでもないのかな…… ふと思い直し、まさか、と思いながら、私は別コーナーに足を向けていた。 やっぱり、ここか。私はたくさんの三国志本を見ていた。 そこは文学→中国古典のコーナー。でも手に取る本は文学が出てこないのが多い。 そう三国志を多少、知っている人ならば、お察しの通り、そこでは三国志という歴史は三国志通俗演義という文学に吸収合併されていた。 まあ、三国志ファンの根底にふれる問題提起もできそうなんだけど、私はそんなこと気にせず、多くの三国志本を見つけ素直に喜ぶ。 もちろん、手に取る本、手に取る本、容赦なく突っ込むことを忘れずに…(あ、もちろん心の中で・笑) 中でも唖然としたのが「孫権は15歳で家督を継いだ」という記述。そんなに若くないでしょ?(というか、孫策さん、さらに早死に?!) 他には前々から気になっていた、文台さんのお父さんの孫鍾さんのことをみかけたこと。 それは「蒙求」という本の日本語訳。まったくWebで見かけたとおり2)だったんだけど、実存していることをこの目で確かめるとかなり興奮するものがあった。 |
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