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レポ:鎌田ひろゆきwith G.円山天使 ゲスト/さねよしいさ子
2017.07.22

<<レポ:さねよしいさ子ライブ


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   このページはレポート・コンテンツです。本サイトでは全然、ジャンル違いなので注意です。


   2017年7月22日土曜日19時には阿佐ヶ谷のスポーツバー「ミラニスタ」にいて、ACミラン×バイエルン・ミュンヘン戦を見ていたんだけど、残念ながら次の予定のために前半が終わり次第、そこを発たないといけなかった。

>>東京のスポーツバー ミラニスタ

   「ミラニスタ」は駅の南西にあるんだけど、目的地は駅の南東にある。19時20分には「ミラニスタ」を出発。一応、予定では19時30分に開演なんで(いや経験上、大体は遅れる)、ダッシュで向かう。そしてついた「Acoustic Live Bar harness」。ここで今回、「鎌田ひろゆきwith G.円山天使   ゲスト/さねよしいさ子」のライブが開催される。ゲスト目当て。そのため、いつもの“isako”Tシャツは着ておらず、「ミラニスタ」での赤黒縦縞のACミランのレプリカユニフォームのTシャツのまま着ていた…まぁメインではなくゲスト参加なんで“isako”Tシャツは逆に失礼だろうし。

>>Acoustic Live Bar harness

<<レポ:さねよしいさ子with 山際英樹+鎌田ひろゆき

<<レポ:ムジカの幸福再び~さねよしいさ子ライブ

店の看板   店の前には何度も通っていたけど、だからこそ表の看板(右の写真)がなくなったんで、失礼ながら、てっきり閉店したと思い込んでいた。そんな中、送られてきた『★☆★さねよしいさ子メールマガジン★☆★』第047号(はちみつレーベル2017年7月13日発行)でのゲスト出演のライブ情報だったから想定外の嬉しさだった(というか10日後の情報だったんだね)。時間帯的にはかぶっていたけど、折角、近くでの開催なので、冒頭にあるように半分で切り上げて、ライブにきた。

>>はちみつレーベル

   それに前回のゲスト参加が2017年1月20日金曜日APIA40での「シンフォニー宙   セカンドアルバム「そらめぐり」発売記念ライブ」で、さすがに平日都内での開催には参加できなかったんで、参加できる時に参加しておきたいというのもあった(このライブ情報も同じメルマガ『★☆★さねよしいさ子メールマガジン★☆★』第046号(はちみつレーベル2016年12月12日発行)で知った)。ゲスト参加でメモ少なめなんで、今回は軽めのレポートで。

   会場に入ると、上記のリンク先の雑記のときと違って、ステージが北側にあるんじゃなくて、南側に移っていたのにまずおどろいた。さすがに開演直前だから良い席はないか、と思っていたら、遠慮の塊なのか最前列のソファー席が空いていて、そこに飛び込んでみた。そこで気づいたんだけど、前述の看板は店内で飾ってあった。
   待っていると、鎌田ひろゆきさんと円山天使さんがいらっしゃっる。さらに、さねよしいさ子さんもいらっしゃるのだけど、西側にあるカウンターに入って、隠れるようにしゃがんでいらっしゃった。どうやら自分の出番が来るまで幕の向こうで待機しているという意思表示らしい。

   ステージの向かって左には円山天使さん。座ってギターを弾く。スパッタリングのTシャツに半ズボン。後でわかるのだけど曲に応じてエレキギターにかえたりする。背後に店唯一の空調がある。
   中央、鎌田さん。立ってジーパンにシャツをラフに着こなすかっこいい人。

   はじめの曲の前に挨拶的なトークにはさすがに、さねよしさんのことには言及し、そのたびにカウンターの向こうからさねよしさんが顔を出し、とてもかわいらしい。
   まずお二人で鎌田さんの曲を7曲、上演。いや、詳しくないんで下手に書くと逆に失礼なので、ここらへんは割愛。
   ライブ開始1時間経過ぐらいで、それまでカウンターに隠れるようにしゃがんでいた、さねよしさんが登場しようと、カウンターの南端の隙間をとおりぬけショートカットしよとする。かわいい。ステージ部分で出ると、置いてあった爪切りを発見したようでそれに言及されていた。
   待機中に羽織っていたものを脱いでステージ衣装となる。七分丈のワンピース。ベージュ地に緑とオレンジと臙脂の八角形の模様が入ってる。いつものパーマにヘアバンド。向って右にポジショニングされる。まとめると下のようになる(ただし観客席を数えたわけではないので、不正確だという自信はある・笑)。


店内



   冗談めかしく、さねよしさんのことを「ライブ嫌い」とレッテルをはる鎌田さん。それで今回のは「鎌ちゃんに誘われると気が楽」とのことで。そこから今回のゲスト出演に至った経緯を鎌田さんが話される。4月ぐらいに鎌田さんらとさねよしさんがレコーディングをしていて、その帰りにライブに誘ったら、さねよしさんからOKが返ってきて、そこから一ヵ月半で音信不通だったそうな(笑)
   『★☆★さねよしいさ子メールマガジン★☆★』でライブ告知をしたことが話題に上がり、その本文を思い出しながら話すさねよしさん。つまりは「鎌ちゃんからコーラスを頼まれるのが一番気が楽」とのことだ。その流れで12月にさねよしさんがライブをすることを鎌田さんが漏らしていたけど、詳細は後で、だそうな。
   それで8曲目にあたる次の曲は2005年のアルバム『空っぽの空に何を映そう』(ゲストサポートに、さねよしさんの名が挙がる。)に収録されたものと紹介の導入。

8. 雨#1

   口笛で入るさねよしさん。しっとりした入り方の歌。口笛を入れるさねよしさん。ちなみに自分の歌ではないんで、左手に黒地に白十字の模様の入ったブックカバーの歌詞カードをもって、右手にマイクのスタンスだ。さびの部分でさねよしさんは歌を入れる。間奏では口笛。だんだんとテンションがあがっていき終了。

   口笛であそぶ、さねよしさん。物販の話で、さねよしさんが以前のライブでharnessで持ってきたCDで1000円のが1種類(多分『鳩の太陽、まぶたのうてな』(はちみつレーベル   HLSI-1301))、2000円ぐらいのが2種類(たぶんライブCD)あるそうで。

   次の曲の導入で、鎌田さんが作曲も宮沢賢治?と。そう、さねよしさんのライブの定番の歌。つまりはさねよしさんがメインで歌うパートということだ。

9. 星めぐりの歌

   歌詞の内容は星座をめぐるもの。最後の少し前の「上は~   上は~」と歌い天を仰いで遠くを見るのが印象的。そこでは右手は下におろし握りこぶし。ちなみにさねよしさんの自作の歌や定番歌は左にマイクで、右手はフリーなスタンス、つまりいつものライブと同じ。アルバムCD「夜光杯」(2003年12月10日、ミディ、MDCL-1454)とライブCD、ライブレコーディングvol.3『アイス!』(2009年12月12日   はちみつレーベル   HLSI-0901)収録曲。

   曲が終わると「鎌ちゃんの曲に比べたら短いね」とさねよしさんがさりげなくトークパートへ誘う。
   今日から小学生は夏休みだそうで、、鎌田さんが自らの娘の話を展開。カラオケに行っているそうな。そういう入りから次の曲へ。

10. 夏休みだ、夏休み

   さねよしさん口笛を入れる。ロックな曲にロックな歌。途中でさねよしさんが歌に加わる。「君に会いに行こうぅー」やシャウトを明るく元気に入れる。持ち歌ではシャウト悲壮感が出ることが多いけど、こんなにポジティブなシャウトは私的には新機軸に思えてなんだか満足してうれしかった…いや、私が知らないだけでもしや定番曲なのかもしれないけどね。

   曲が終わると、さねよしさん楽しそうに「こうやってさゲストにださせてもらうってことはさ責任がなくて、いいよね」とおっしゃっていて、直後に「責任がないってことはないけど」とか「楽だよね」とかおっしゃっていた。
   それを受けて鎌田さんが先にちらりとおっしゃられたことを持ち出し、今年12月にAPIA40にて、さねよしさんがライブ予定とのこと。すると、さねよしさんは「なんでそう責任のかかることをいうの」と冗談めかしく返す。リラックスした様子で「しあわせだとふざけちゃってちゃらんぽらんになっちゃう」とおっしゃって次の曲へ。

<<レポ:さねよしいさ子ライブ

   聞き覚えのあるイントロ。すぐわかるね。

11. まぶた

   「えとせとらと」のところで必ず微笑みを浮かべ、そして「ドとレとミとファとソと」のところで天を仰ぎ(地下室だというのに)遠くを見る。個人的に甘くて神秘的に思えて好きな曲。それにアコースティックギターとあわせるのはめずらしく感じてしまう。前述の『鳩の太陽、まぶたのうてな』収録。

   曲終了後、「ぼんのくぼってどこ?」って急に切り出す、さねよしさん。なんで唐突にそんなことを口にしたかは、曲のタイトルが「まぶた」だったからそうで。
   同じように「こまたのきれあがった良い女の「こまた」ってどこ?」と素朴な疑問を口に出す。結局、決めセリフ的に

円山さん「あとで調べておきます」

とおっしゃっていた。この後、何度も使われる(笑)。
   次の曲はさねよしさんの助言でタイトルが「空の~」から「朝の~」に変わったそうで。

12. 朝の手のひら

   おだやかな曲調で入る。さねよしさんが鎌田さんの歌についていくよう、しっかりとした言葉でのびやかなコーラスを入れる。2回目はふんわりとした言葉でのコーラス。

   曲が終わりトークへ。次はさねよしさんの曲のようでそれについて、「歌詞の中に「夜の手のひら」というのがでてきます」という紹介。「うてなのありか」だそうな。4thアルバムCD『うてな』(1993年2月19日、フォーライフレコード、FLCF-30200)収録曲だけど、『鳩の太陽、まぶたのうてな』(2013年5月25日、はちみつレーベル   HLSI-1301)で曲の終わりに歌詞が足され、また現状CD媒体では最新の曲となる。
   ここで、さねよしさんによる「うてな」という言葉の説明。漢字で「台」とかく。「花のうてなは花のがくのことを指します」と。さらにトークを広げるのだけど、「これ以上のことは調べてきます」と〆、円山さんも「調べてきます」とおっしゃり会場の笑いを誘う。

13. うてなのありか

   エレキギターのはねる音でのイントロは新鮮。しっとりと歌う。間奏で口笛。追加歌詞までのギターがピアノとは違った良い雰囲気。旧版の歌詞の最後って悲しい終わり方と思い込んでいたけど、さねよしさん、その部分で笑顔だったのでそうでもないんだと思い直した。追加の歌詞の部分は右手は下におろし握りこぶし。口笛でエンド。

   次の曲は   2008年、割礼のメンバーで作ったアルバムの曲(※後日、検索かけたら曲と同名のアルバム名だった)だそうな。
   ここで、さねよしさん「円ちゃんはなんで天使って名前なの?」と問いかける。円山さんが説明するんだけど、それを最後まで待てないとばかりに、とにかくふざけたい感じのさねよしさんからは「じゃ本名なの?」と相手の声にかぶぜるように何度かおっしゃっていた。そしていつもの決めセリフ、円山さん「あとで調べておきます。」で〆。

14. 虹の雨が…

   かみ締めるようなイントロ。テンションがあがっていき、鎌田さんの声にぴったりつこうとする、さねよしさんの歌声が入り、盛り上げていく。

   曲が終わるとアンコールの拍手。一度引っ込むも、すぐに出てくる。
   
さねよしさん「こうしている間もトイレに行きたい人もいることだしね」
   (※ライブ中で鎌田さんがこういう言い回しをよくされていたので)
鎌田さん「またこの3人でやりたいなと思いました。」
円山さん「寒いときですかね、今度」

   そういった話の流れで決めておかないと、ってことになり、円山さんの言葉で「2月の良き日」ってことになってた。

   アンコールは「ラフな感じで」と鎌田さん。続けてその理由を「リハーサルでやっただけ」とおっしゃっていた。練習なしだそうで。別に曲名にかけたわけではないそうで。

encore 1. ラフスケッチ

   さねよしさんのコーラスと楽器の前奏。鎌田さんのここちよい歌が来る。さねよしさんの口笛。途中、歌が寄り添う。またコーラス。そうやってさねよしさんのコーラスと歌声が鎌田さんの歌に絡む。曲終了。

「ありがとうございました」

   2度目のアンコールはなくて、もう終わりだとわかりやすく、テープのBGMが入る。そして3人は外へはけていった。


※続き・>>劉備関羽張飛はりぼて(神戸市六間道五丁目商店街2017年7月22日-)
 (※音楽と無関係な記事)




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