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僕は孔明をあまり高く評価しません。
政治的には高い評価を僕は与えます。
しかし軍事的才能はあまり高く評価できません。
赤壁の戦いでは、演義では十万本の矢を集めたのは孔明ですが、正史では、10万本の矢を集めたのは周愉です。
それに、北伐では、(第一次北伐〜第六次北伐)は全て失敗に終わっています。
第一次北伐は、馬しょくが街亭で大敗北をしました。
これは先帝(劉備)の遺言「馬しょくを重く用いるな」と言う遺言に背いたからと思います。
これは明らかに人を見る目が無いと思います。
第二次北伐では陳そう攻略に失敗しました。
その攻撃時に、大規模な攻城兵器を使いましたが、何とその兵器をもって帰ろうとしたのです。
後の第三〜第五次北伐は全く話になりません。
それに最後の第六次北伐も全く駄目ですね。
軍師は天文観測にも優れているはずですから、孔明は自分の寿命を痛感しているはずです。
だからやはり孔明は軍事才能は高く評価できません。
実際演義は、正史を一般化し、庶民に読みやすくしたものですので、孔明や劉備の人間像が、豊かに美化されたものと僕は思います。
ちなみに僕が高く評価しているのは趙雲です。
文武両道で優れた武将と思います。
しかしその趙雲も歳を取ると、猪武者っぽくなっていきます。
やはりどの人間も歳を取ると能力は小さくなっていくものです。
だから孔明はやはり一介の政治家タイプと思います。
長すぎてすいません。
ではまた会えたら何処かで会いましょう。
さようなら〜。
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