|
▼ポコさん:
>ひとつ質問があるんですけど、アンチ演義って具体的にどの作品ですか?
それは、言わない方がいいと思いますので…(^^;
>アンチ演義って事は、僕のやつに似ているのかなぁ。
そういう訳ではありません。ただ正史にこだわる人って、曹操ファンの人が多いので
どうしても「アンチ演義」になるみたいです。
つまり「曹操はただの悪者じゃない!曹操が悪役の演義なんて認めないざます!ムキー!」という訳です。
「正史に忠実な三国志モノ」というスタイルの作品があってもいいと思いますが、
「忠実」にこだわりすぎるのは、あまり意味がないと思います。
正史と言っても、主に「事件」についてしか書かれていません。
その時、その人物がどういう気持ちだったか、どういう思いで
そのような行動をしたのか?という事は書かれていませんし、
第一そんな事は本人じゃないとわかりません。
同じ事件でも、読み手の価値観や想像によって捉え方も違ってきます。
たとえば劉備を、負けてばっかりの情けないヤツと思うか、
どんなに負けても挫けない、根性のあるヤツと思うかによって違ってきます。
そういう意味では、絶対に書き手の想像(創作)が入る訳ですから、
「100%完全な正史モノ」というのは100%ありえません。
つまり「正史に『出来るだけ』忠実な」作品しか出来ない訳ですし、
別にそれでいいと思います。
肝心なのは、おっしゃるとおり「おもしろいかどうか」ですね。
|
|