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▼清岡美津夫さん:
>まぁ、初心者向けでなおかつ従来の吉川三国志ファンなど三国志系ファンにもフォローしたらあんな感じになるのかなぁって気がします、桃園の誓いとか。
>(こっちとしては歴史なんだからそういうのは切り捨てても問題ないと思うんですが)
>まぁ、薄ければ薄いで、三国志ファンになりたての人や三国志のことをまったく知らない人がみたらどう思うんだろう、とあれこれ楽しんでましたよ、私は。
>そうそう、それなんですよ、問題なのは。
>「諸葛亮が総指揮を取っていた」ように見えてしまうってところですね。初心者や三国志をしらない人はそう思いこんでしまいそうです(汗)
>んー、やっぱりそうですよね、あのVTRだと(汗)
はい。三国志を知らない人ならそう思うでしょう。私の父が見てたら間違いなく
勘違いしたでしょう。(汗)
>そ、そういえば第二回は、ど、どうでした?
私は見る気はなかったんですが、父が見てたんで見ました。父はすぐ寝たけど。
>2001年にやったときみたいに、何回も「魏の政治は駄目」というようなナレーションがでてくるようなことは今回、なかったような気がします。
>でも、最後の蜀漢と魏の亡国のダイジェストではきっちり「魏の政治は駄目」ということをだしてましたが(汗)
うーん、第一回では「魏の政治は駄目」という感じがにじみでてましたが(汗)
今回はそういうこと言わないのかなと思ったたら最後のきっちり
決めてくださって(笑)
>そういえば、政治に正義とか悪とか決めつけるナレーションがあまり出てなかったのがかえって、司馬懿が諸葛亮の策略を恐れて、というようなナレーションが際だって、あたかも司馬懿が臆病者(失礼)であるかのような印象をうけかねないですね。
>あの時期を私は全然、詳しくないんですが、遠征で補給が困難な敵軍から守る側の司馬懿にとって別に短期決戦にする必要もないし、攻撃で深追いする必要もなかったんで、戦略としては至極当然のことをしていたような気がします。
そうですね・・・。あの内容だけでは司馬イが臆病者に見えますよ(汗)
司馬イの戦略は正しいんですが。
というより、司馬イは吉川英治とか読んだだけじゃ臆病に見えますよ。
正史に触れないとそのイメージは取れないかと。
>あと、漢晋春秋とか裴松之注に見える下りも、「正史三国志」に書かれているってしているあたりが気になりました。
おそらくその辺細かく言ってたら時間なくなるんで省いたんでしょう(汗)
>そんなVTRの中、金文京先生の孔明の仕官についてのコメントはある意味、痛快でしたね。あれで劉備の理想に共感して……とか言い出したらどうしようかと思いましたが、さすがです。
そうですね。私も劉備の理想に・・・とか言い出さないかとか思ってましたけど、
甘く見すぎましたね。
>と、細かい突っ込みはこのへんにして、良いようにあの番組を解釈すれば、多分、大きなテーマは天下三分の計だと思うんですよ。
>それプラス、多くの人が「三国志」で真っ先に思いつく人物の一人、諸葛亮を主役に持ってこようと思ったんじゃないでしょうか。
>なので第一回目は天下三分の計のきっかけとなった「赤壁の役」
>それから二回目は終焉近く(…と制作者はかんがえたんでしょうか)の「諸葛亮の死」となったのでしょうか。
>
>三国志関連をやるって企画を出して、上層部でゴーサインがでたんで、あれこれ調べていたら、史上、「赤壁の役」にはあまり諸葛亮が活躍してなかったことがわかったんですけど、もう後戻りできなくなって、こうなったら小説を引っぱり出してきてそれっぽく演出してやるかってことになって……すみません。だんだん妄想っぽくなってきました(汗)
>
>ともかく、コンセプトとしてはとてもわかりやすくて良いんですが、あまりにも歴史と番組が伝えようとするメッセージがかけ離れているような気がしました。
ははは、いろいろ想像すると面白いですね。実際はどうかわかりませんが。
あと、思ったことが二つ。
一つは、孔明の子孫の村が紹介されてましたが、孔明の直流って蜀滅んだときに
絶えたんじゃなかったんでしょうか?
もう一つは、諸葛亮のことを諸葛孔明って呼んでたこと。
孔明はそれでも違和感ないですけど、他の人物で言うと、
呂奉先・袁本初・陳広台・曹孟徳・夏候妙才・買文和
ってな感じに(笑)
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