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関プチ3レポ「13.中華もいいけど印度もね」
030314
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   さてカラオケルームに入った関プチ3メンバー。

   と、その前にレポート制作裏話。
   実は誰がどの歌をうたったかをあまり覚えていない上に、自分の好きな歌以外はあまり知らない清岡なのだ。
(さすがに自分が歌った歌となると延々と語ってしまうんだけど・汗)
   だけど、耳にした歌詞を一部、検索すると、今や簡単にその歌のタイトルが出てくるご時世。何かと記憶の復元に努めたいと思う。


   で、カラオケルームでの記憶の始まりはというと、さんの歌声。

   歌っていたのは井上大輔さんの「哀 戦士」。
   アニメ映画「機動戦士ガンダムII   哀 戦士篇」のテーマソングだそうな1)
   いや、これは後日、調べたことだけど、そのときにも「ガンダムの歌」ってことは聞かされていた。で、この「ガンダム」というワードが後ほどまた出てくる(プチ伏線)。

   で、次、何、歌おうかってことになっていて、それじゃ、不二子ちゃん>>参照♪)を記念して(?)ルパン2)を歌おうと言うことになる。
   ところがルパンは結構、長いアニメシリーズ。
   だからルパンの歌はいろいろあるのだ。どれを選曲するかわからない。
   適当に入れちゃえって声もあったものの……

亜朗さん「危険なる賭けはやめて普通のに…」

というわけで、亜朗さんの選曲したのは米良美一さんの「もののけ姫」3)
   澄んだ声が部屋全体を包む。

「うまい!   うまい!」

と、思わず声を出す。
   うーん、亜朗さん、うまい!

   一瞬、テープが流れているのかと思ったぐらい。


   そして、歌う以外のことがカラオケルームで始まろうとしている。
   さんが持ってきてくださったノートパソコンを前の机に置く。

   そしてみんなにお披露目となったのは「人形劇三国志4)のCD−ROMのようなもの。
   人形劇三国志とはNHKでやっていた三国志通俗演義を元にした人形劇の番組で、私の記憶ではテレビ向けに勧善懲悪っぽくなっていた。
(後日、ネットでたぐってみたら、このときのやつはこれかなあとおもうやつがでてくる。「人形劇三国志」のDVDにデータとしてついているアート・ギャラリー「三国志・英雄名鑑5)だったのでしょうか??)

   人形と思って侮るなかれ。
   人形師、川本喜八郎先生6)の人形はかなり格好いいのだ!
   その格好いい人形の写真が、さんの持ってきたノートパソコンのモニターに大写しにされるのだ。
   そして、人形劇三国志の人形だから、三国志(演義)の人物ごとに人形がある。

   そんな人形で表現された三国志の人物が次々と映し出されるものだから、、さんのノートパソコンの周りには自然と、関プチ3メンバーが集まってくるのだ。
   そして、口々にある三国志の人物への期待の声と歓声が聞こえてくる。

「甘寧、甘寧」
徐庶、きたーっv
「周倉?」
「陸遜!」

   で、カラオケルームの一角がそんな声であふれるんだから、残りのメンバーがその集まりを気にし始めるってこと。

梅さん「なにですか?   なにですか?   見たい!」
孟宗竹さん「三国志の人形劇の…」
梅「あっ、はいはいはい!」

   そして新たに加わったメンバーで歓声が倍増する。

「周瑜は?」
しろいーっ!
伊籍、キャーvv

   えー、そんな盛り上がっているのに、清岡は見に行かず、何してるのーぉー?   って感じだけど、実は入力した選曲待ちなのだ(ううう、あまり人形劇三国志の写真、見れなかった……) 
   盛り上がっている中、邪魔しちゃ悪いな、と思いつつ、むちゃくちゃ耳に残る歌を選択していた(汗)

   これを読んでいる方のほとんどは知らない歌かと……
   その歌のタイトルは「隣りの印度人7)
   もちろん、カラオケルームでも私以外の誰も知らない様子だったので、

清岡「知らないですか?   知らないですか?……知っているわけないですね」

   なんてことを思わずつぶやく(←予防線?・汗)
   皆が知らないことを承知で、歌いたいから歌う清岡

さん「知っているわけないです」
清岡「80年代の曲なんです」

   曲の説明をしようとしてたら、イントロが終わり、いざ歌曲スタート。
   この「隣りの印度人」は戸川純8)さんの持ち歌なのだ。
(まぁ、歌手の名前を知っているかどうかはおいといて)

   そのオリジナルの歌声は低い声、あっけらかんとした声、可愛い声などなど、声質をその時々の歌詞によって使い分けているんだけど、何を思ったのか、清岡。それを忠実に再現しようと努める。
   そして歌のタイトルから想像できるとおり、歌詞はコミカル路線。
   変なフレーズが飛び出る。

   そんなこんなで、そのカラオケルームは清岡の、うまいんだか、うまくないんだか、にてるんだか、にてないんだか、よくわからない歌声で満たされる。
   初対面の方ばかりこんな変な試みをして、引かれるかなぁ(それに人形劇三国志のお写真を拝見中なのに!)、なんて心配してたけど、取り越し苦労(多分)。

   とりあえず、受けました。一安心。

   そのかわり、歌い終えると

「なんなんですか、一体」
「誰の歌?!」

なんて声が飛び出る。
   どうも、すみません、驚かしたようで。

清岡「いやぁ、あるアーティストの曲でして……戸川純という人のアーティストでして」
「へー」

   三国志といえば中国、中国のとなりはインド(?)ということで歌ったかどうかは今となって記憶にないけど、とにかく、およそ三国志のオフ会には似つかわしくない歌はとりあえず終了。
   自分でやっといて歌い終えると、日本語、変になってたり、清岡はうろたえているよう。

   そしてお次は亜朗さんの番だった。

亜朗さん「三国志に関係あるってことで『さだまさし』…」
(一同笑)
清岡さだまさし三国志!……みたことない」

   そう、歌手のさだまさしさんは「三国志英雄伝9)」という本を出しているのだ。
   それが通称「さだまさし三国志」。
   うーん、いったいどんな本なんだろう……と思っている間に、イントロが始まり、カラオケルームは、切ないメロディーで、どこかしら力強さがある、そんな空間となった。

   曲は、さだまさしさんの「防人の詩10)」。

   清岡は初めて聴くんだけど、さきほどの誰かさん(いや、私の歌のこと・汗)の歌とはうってかわって、心に響く感じ。

   というわけで、微妙に三国志繋がりで時は過ぎゆくのであった。





1)   アニメ映画「機動戦士ガンダムII   哀 戦士篇のテーマソング。「機動戦士ガンダム」はもともとテレビアニメの番組なんだけど、それを再編集したのが、映画版の「機動戦士ガンダム」ってこと。テレビを再編集して映画にすると、編集のひずみが出たり、目新しいことがなくなったりして、大抵、不評って印象が私にはあるけど、この「機動戦士ガンダム」はむしろ好例のような気がする。まぁ、強引に一本の映画にせずに、三本にわけたからなのかな。だから、「II」なんてタイトルについている。リアルタイムで見たわけじゃないけど、ガンダムブームはテレビで起こったというより、この映画がきっかけとも耳にする。ある乗り物のデザインをまるまる変えたり映画オリジナルの部分もある。あと、個人的にうけたのが、テレビ版で、どうみても、おばちゃんの登場人物(脇役)なのに、その声は永井一郎氏(このアニメのナレーターや「サザエさん」の波平役など)が担当していたが、映画版ではちゃんと、女性の声にかわっていたこと。よっぽど、テレビ版では人手がたりなかったのか、おかしいと思いながら、配役の間違いのまま声を当てたか…。そういや、この間、身近な食堂でこの曲が流れてた。全然、アニメの曲って感じじゃないから、自然だった。   <<戻る

2)   ルパン。説明不要かと思うけど、一応。アニメ番組「ルパン三世」のこと。パート3ぐらいまであるし、単発で数年で一回ぐらい(多分)テレビで新作が放送される。不二子ちゃんとはそのレギュラー役。インターネットで、海外のマニアがつくった実写版「ルパン三世」があってビックリしたなぁ。ただ数十秒しかないけど。あ、その五右衛門は欧米人(笑)   <<戻る

3)   もののけ姫。こちらも説明不要かな。宮崎駿監督のアニメ映画「もののけ姫」、その同タイトルのテーマソングのこと。米良美一さんは「カウンターテナー」とのこと(いや、知らない言葉なので、括弧付き)。「もののけ姫」上映時、「あの歌、歌っている人、女性やとおもったわ」って言葉を何度、きいたことやら。それにしても、このアニメと、「ゲゲゲの鬼太郎」、それに「まんが日本昔ばなし」の妖怪「ダイダラボッチ」を比べると、それぞれ全然、違って面白い。   <<戻る

4)   人形劇三国志。テレビ番組「人形劇三国志」のこと。1982年〜84年、にNHKで放映されたらしい(かなり長いなぁ)。細野晴臣さんが音楽を担当しているのが、清岡的にツボ。あ、あと島田紳助竜助さんらが司会をやってて、その分身ともいうべき「紳々」、「竜々」が人形で出ていたこと(笑)   <<戻る

5)   三国志・英雄名鑑。注釈4)で書いた人形劇三国志のDVDに映像特典としてついているらしいアートギャラリーのこと。   <<戻る

6)   川本喜八郎先生。この名前で検索、かけるとオフィシャルサイトがでてくるので、そちらの方を参照にしてください。どんな人形かはそこで見ることができますよ♪   <<戻る

7)   隣りの印度人。歌のタイトル。佐伯健三/作詞、上野耕路/作曲。作詞の佐伯健三さんは、サエキけんぞうさんとしてしられている。この歌、戸川純さんの持ち歌として知られているけど、もともとはハルメンズの歌らしい。戸川純さんが歌うと、歌詞に応じて声の質を変えたりと演劇的要素が加わって面白い歌になっている。   <<戻る

8)   戸川純さん。本職は女優。映画「釣りバカ日誌」の浜ちゃんの同僚役(OL)をやってたりする。   <<戻る

9)   三国志英雄伝。同名のオンラインでダウンロードするソフトがあるけど、それとは違う。正確には「落談まさし版 三国志英雄伝」(多分)。もともと、ラジオ番組の一コーナーだったらしい。復刊ドットコムでこの書物を見かけると言うことは、これって絶版なのかな。あと、さだまさしさんと三国志といえば、   <<戻る

10)   防人の詩。「さきもりのうた」と読む。タイトルを忘れていたんだけど、印象にのこった歌詞をネットで検索すると、すぐにタイトルが見つかる。便利な世の中になったなあ(って歌詞を全部、載せているサイトって著作権、大丈夫なのかな)。   <<戻る

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