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関プチ3レポ「08.角を曲がると不二子ちゃん」
030125
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店員「ありがとうございましたーまたご利用ください」

   清岡は中華料理店で支払いを済ませて、外へ出る……とはいっても、屋内中華街だから、外じゃなく「中」であることには変わりないんだけど(笑)
(で、ここからさらに私の記憶が曖昧になってますので、誰が何を言ったかあやふやです。訂正希望の方はお気軽に。)

   そうすると、みなさん、街路(というか通路)で待機中。

玲可さん「不二子ちゃんに会いたいそうです」
清岡「あぁ…不二子ちゃん、こっち!」
数人「そっち!」

   と、別に清岡やその他のメンバーが血迷ったわけじゃなくて、関羽のことを「不二子ちゃん」と呼ぶっていうネタなのだ(>>参照

   かくして、関プチ3の一行は千里中華街にあるといわれている「不二子ちゃん」に会いに行くのだった。

   あるくこと、十数メートル。
   角を右に曲がること三回目。そこには何か、祭っているものがある。

   そう、不二子ちゃん……じゃなかった、関帝様が祭られていた。あと、左に周倉さん(色黒)、右に関平さん(色白)がいる。
周倉
関羽
関平


   私は下見でみていたので(>>参照)、あまり感動しなかったんだけど、皆さんは口々に「すごい」と言っていた。

   そして、関帝廟、鑑賞タイムの幕開け♪

   アタツさんはデジタルカメラを手に持つ。

アタツさん「写真、とって、いいんでしょうか?……」
清岡「この前、来たとき、私、写真、撮りまくりましたよ」
翔田さん「どこにも書いてないですよね、撮影禁止なんて」
孟宗竹さん「じゃ、とりましょう♪」

   というわけで、アタツさんと清岡、それとこの日に備えてデジカメを購入していた孟宗竹さんが関帝廟の写真を撮っていた。「不二子ちゃんは?」ってつぶやくように言っていたアタツさんが印象的だった(笑)
(ちなみにこのページの関帝廟の写真はほとんどアタツさんの写真を採用している。アタツさん、ありがとうございます)

   写真を取り終えて関平像を眺めていると……

ガ馬超さん「あれ、関平やろ?」
清岡「そうです」
ガ馬超さん「ミスタービーン1)に似ている…」
清岡「はははは、なんか、小粋なギャグが出そうですね」
ガ馬超さん「ミスタースポック?2)
二人「はははは」
清岡「よく見たら、(関羽か関平の)縮尺、おかしいですね」
二人「あははは」

   なんて、アホな会話をしていたり(笑)
   あと、お三方の像の前には何やら、いろいろ小物が置いてある。

清岡「あ、お賽銭箱?………違うようで。」

   それから鐘のようなものもある。

いな吉さん&ガ馬超さん「鐘ぇー鐘ぇー……鐘、鐘」
いな吉さんが鐘をならす)
カーン
いな吉さん「おぉっ!

   はははは、自分で叩いた鐘の音におどろくなんて、なんて無邪気な人たちなんだ!

   あと、会話の輪には入ってないけど、断片的に面白い言葉が耳に飛び込んでくる。

孟宗竹さん「色白・腹黒」
さん「色白・腹黒?
二人「怖い怖い」

ろくぎさん「周倉がガングロ

孟宗竹さん「関平は劉備にみえなくもない………劉備で張飛

数人「ヤダー」

ろくぎさん「…チャイナ服、きてたらどうしようと思ったけど」
さん「きもい、きもいって、それ、やめてー」4)

   一体、どんなネタが飛び出していたのやら。

   千里中華街は屋内のスペースをうまく使っているので、関帝廟といった独立した建物があるわけじゃなく、通路の脇にあるような感じ。
   なので、我々の姿は、道行く人に丸見えだし、近くの店からのびている行列の衆目にさらされている。
   そんなことを横目にも後目にもせず、関帝様の前で盛り上がる関プチ3メンバー。
   さん&玲可さんはすぐ横にあるおみくじでも、盛り上がってる。

   それで、皆、充分、堪能した後、その場を立ち去ることにする。
   後日、亜朗さんからチャットで指摘され、初めて気付いたんだけど、そういえば、「不二子ちゃん」と呼んだ者は居たけど、誰も関帝様にお参りしてなかったなぁと
   ちなみに千里中華街のパンフレットによると関羽は「そろばんの発明した人としても有名です。」とのこと。結構、長いこと、三国志系に触れてきたけど、そろばんの件は初耳(笑)3)



1)   Mr. Bean。イギリスの俳優ローワン・アトキンソン演じるテレビコメディシリーズのことであり、そのシリーズの主役の名前でもあります………ってさっきネットで調べました(汗)   <<戻る

2)   Mr. Spock。1966年から1969年までアメリカで放送されたScience-FictionのTVシリーズ「Star Trek」の登場人物の名前。レナード・ニモイさんが演じる。その役は父親のヴァルカン人サレックと母親の地球人のアマンダとの息子という設定で、航宙艦エンタープライズの副長役。この異星人のハーフという設定のため、耳がとがっている、眉毛がつり上がっているなどの特殊メークがほどこされている。このTVシリーズはその後、映画シリーズに移り、ミスタースポックの役も少しずつ変わっていく(艦長になったり、死んだり、生まれ変わったり、鯨と一緒に泳いだり)。さらに後ほど、レギュラーメンバーを一新し、「Star Trek:The Next Generation」という新しいTVシリーズが1987年から始まったが、そのシリーズ中、一度だけ、ミスタースポックがゲスト登場している。ちなみに「Dr.スランプ」にアラレちゃんのクラスに都会島から転校してきたのは、このミスタースポックをパロディ化した「スコップくん」……って調べずにここまで書きました(汗) ちなみに関平像も耳がとがりぎみ。    <<戻る

3)   そろばん。この時代の計算用具、算木からいきなりそろばんに進化させたのか、なんて茶々を入れてしまう。あと、関帝廟の脇にあった「関帝廟の由来」という文章に堂々と「関羽(西暦161−219)」と書いてあった。関羽ってこの文によると、劉備と同い年なのね!(←あ、別に私は納得してないです。情報ソースはご明確にー。上の文を見ると、人のことは言えないけど)   <<戻る

4)   (3/8追記)「 チャイナ服、きてたらどうしようと」。いや、関帝廟と関係ないって知ってましたが、妙な連想してもらうと面白いかと。この間、梅さんのサイト(>>サイト♪ というか、こんなリンクなので、お知らせなしです。さん、ごめんなさい)の掲示板で関プチ3の話をふってみたら、このときの話題の真相がわかりました。いわく、ろくぎさんが店に展示しているチャイナ服(スリット付きとのこと)をみて、「司馬懿に着せたらいいねぇ〜v」みたいなことをおっしゃっていたようです。きっと、孔明が贈ったに違いないと(笑)。
   あ、元ネタはもちろん、魏氏春秋の載っている「亮既屡遣使交書、又致巾幗婦人之飾、以怒宣王」。晋書帝紀第一にも似たようなことが載っている。えーと、(諸葛)亮は宣王(司馬懿)と使者を通じてしばしば書を交えていたんだけど、さらに婦女の髪飾りや飾り物を贈って、宣王(司馬懿)が怒ったって故事。三国志ファンの間では有名。   <<戻る

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