2007年6月の日記:[以前の日記]
 
 
6月30日(土)
 
 
必要な原稿用紙の枚数 : 59 枚
59 枚目の使用行数 : 6 行

文台小説
今、胡玉を追っ払う下りを書いている。
南容小説は字数制限がきつきつで、創作を入れる隙がなくて、史書に忠実にするぐらいしか力の入れようがなく、逆に作業スピードは早かった。
まぁ、創作をちょこちょこ入れつつ、史書に忠実にする喜びみたいなはあったんだけどね。
逆に文台小説は創作ばかりで、一見、調べることは少なそうだけど、返っていろんな描写の基礎となる制度とか風俗とか調べないといけない。
さてチェックは後にしてさっさと書いていかないと。
line
6月25日(月)
 
 
まだ南容小説の話。

念のために各人物の字(あざな)を軽く検索かけたら、崔烈に字が残って居るんだね
別にそのままでも良いんだけど、南容が崔烈と姓名で呼ぶところがあってそれを引き立てるために地の文では字(あざな)で書いてみた。
実際のところ、御前では姓名呼びなのかね? 数当たらないとわかんないね。

世説新語箋疏
文 學 第 四

服 虔 既 善 春 秋 , 將 為 注 , 欲 參 考 同 異 ; 聞
崔 烈 集 門 生 講 傳 , (摯 虞 文 章 志 曰 : 「 烈
字 威 考 , 高 陽 安 平 人 ,[ 馬因] 之 孫 , [王爰] 之 兄 子 也 。 靈 帝 時 ,
官 至 司 徒 、 太 尉 , 封 陽 平 亭 侯 。 」 )遂 匿 姓 名 , 為 烈
門 人 賃 作 食 。
line
6月22日(金)
 
 
必要な原稿用紙の枚数 : 57 枚
57 枚目の使用行数 : 5 行

つーわけで、まだプリントアウトしてないけど、以前の書きかけ途中の文台小説をぼちぼちと再開しよう。
上のが現在の枚数。前に書いたと同じぐらい。200枚以上。

しかし、南容小説を書き上げた経験(←後に残る財産はこれしかないので)を文台小説に繋げていきたいなぁ。
例えば歴史学ファンタジーに則った数々の技法(見る人をタイムスリップさせた気にする雰囲気作り)とかね。
まずは57枚、見直し、培った技法寄りに添削だ!

といいつつ、まだ南容小説も手を加えたいところ

漢人の「礼」を貫く決意

↑今、思い付いた作中のキーワード。これね。
line
6月21日(木)
 
 
必要な原稿用紙の枚数 : 98 枚
98 枚目の使用行数 : 14 行

作業としてはまずEmEditorを用いてテキストでつらつらと書いてから、Adobe InDesignにページとして貼り付けプリントアウトして原稿という形にしている。
今まではテキストに書いている段階で、昨日辺りから、Adobe InDesignに貼り付けている。
それでテキストの段階では日本語コードにない漢字を例えば[業β]とか合成文字で書いていたり、例えば「本気」と書いて「マジ」と読ますようなのには(※こんなこと書いてません・笑)、括弧付きでルビ指定があったりする。
そのため、ページに貼り付ける段階で、それらを中国語コード&フォントに置き換えたりルビを入れたり、また文章を添削したりして、カウントし直すと100枚が98枚になる。
これで最後の方の駆け足具合を緩和する文を入れられるようになる。

しかし、一度書いてしまったのを少し足したり削ったりするのは難しいなぁ。書き直すとオーバーするレベルだし(汗)
まだ時間があるんで、今週は余裕を持ってそこらへん考えておこうかな。
line
6月18日(月)
 
 
必要な原稿用紙の枚数 : 100 枚
100 枚目の使用行数 : 5 行

一通り書き上げる。ここから増減はあるだろうけど一安心。
しかし枚数ギリギリだった(汗)
後半は駆け足な描写だからバランスがすごく悪い(汗)

粗筋書きながらぼちぼち手直ししていくか。



しかし「為A」って漢文があったら、今まで、「Aに為る」と訳してばっかりだったのが、読み返してみて判明し冷や汗もの。
「Aの為」って訳もあるって!>過去の自分
line
6月14日(木)
 
 
必要な原稿用紙の枚数 : 87 枚
87 枚目の使用行数 : 16 行

叛羌と南容の邂逅。いよいよ物語は佳境へ。
しかし、エピソードとしては、韓遂の侵攻、別成との対話、降伏勧告、最期の突撃とまだあるんだけど(汗)

一応、冗長と思えるセリフを一つ短くし残り枚数を稼いだんだけど、まだまだ足りない感じ。
(もっとどこか削るか)

物語と同じく、残り枚数との戦いも佳境に入ってきたなぁ
line
6月8日(金)
 
 
必要な原稿用紙の枚数 : 76 枚
76 枚目の使用行数 : 9 行

斬司徒の下り
後漢書準拠で行くつもりだったけど、後漢紀の方がかっこよかったので後者を参照。
後漢紀の方が長いんだけどね(汗)

しかし、どうやって収拾つけるんだろ。
line
6月6日(水)
 
 
必要な原稿用紙の枚数 : 72 枚
72 枚目の使用行数 : 14 行

結局、劉公の死→喪礼により安定都尉辞職という筋道にしてみた。
今は斬司徒の下り。
書き出してみると、そういや朝議ってどんなもんかイメージできていないことに気付く。
ここらへん『漢代の文物』準拠。「朝」というのは宮殿の門の外のところらしい。天子は門内にいて臣下は「朝」という場に立っているとのことで(出典探せず)、そういう感じにしてみた。
規定枚数は50枚以上100枚以内。納まるのか(汗)
漢陽太守になるまでまだまだ道のりは遠い。

5月26日27日は三国志関連で上京。その余波と風邪ひいたので、27日の週は一週間まるまる潰れてしまう(汗)
さて残り一ヶ月を切っているので、がんばり時でもあり、集中するしかないので楽しみでもあり…

あ、5月26日27日の関連リンク以下にあげとく。

春期特別展 三国志をいろどる馬たち

横浜中華街/関帝廟

横浜大世界

神保町

「三国志の宴2」が始まるまで

2007年5月27日 赤兎馬Presents「三国志の宴2」第1部

赤兎馬Presents「三国志の宴2」第2部

赤兎馬Presents「三国志の宴2」第3部
line