コミックに広がる中国的世界(2019年3月16日)

※関連記事 Fate/Grand Order Lostbelt No.3 人智統合真国 シン 紅の月下美人(2018年11月27日-)

 URLにしか現れないので、「三国志ニュース」の閲覧者にはさっぱり伝わらないだろうけど、上記の関連記事の番号は4800で、次のきりの良い記念の番号は今回の記事番号4900で、今回はマンガを軸に。

※前の記事 ニュースな史点の三国志ネタ(2019年3月15日)

 2019年3月16日土曜日4時半に目覚し時計アプリケーションで目覚める。あれこれ準備のため結局、何もメディアをみなんだ。5時48分、セブンイレブンで芳醇なソースのコロッケパン128円、コクと旨みのカレーパン138円、ツナオニオン&コーン120円、結局、パンを食べつつ、ノートPCを開いたらブルー画面だったんで、足立加勇さんの博論を読んでいた。

・JAIRO | 日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象
http://jairo.nii.ac.jp/0205/00003534/

※関連記事 メモ:横山光輝 三国志 扇情的表現

※新規関連記事 三国志への道標(2019年2月)

 7時51分辻堂駅、三国志ニュースの記事「大学入試センター試験で三国志関連2019(2019年1月19日)」を書き上げる。9時45分、明治大学中野キャンパス到着。低棟、だけ覚えていたけど、何とかたどりつけるもんだ、5Fホールね。なんかレジュメおいたりまだあわただしい。何かというと、下記リンク先にある、科研費シンポジウム「MANGA<スタイル>の海外への伝播と変容 最終報告会」。一般でも事前予約なしに参加できる。10時開始で。

・科研費シンポジウム「MANGA<スタイル>の海外への伝播と変容 最終報告会」を実施します | 明治大学
http://www.meiji.ac.jp/nippon/info/2018/6t5h7p00000u2hkl.html

 三国と無関係なんで詳しく書くつもりはないのだけど、
ひとまず上記ページから下記にプログラムを引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<プログラム>
10:00‐ はじめに:“MANGAスタイル”概観(研究代表者:藤本由香里)
10:20‐ 翻訳日本マンガの読み方向とその影響(藤本由香里)
11:20‐ “視線誘導”から考えるマンガと日本スタイル(伊藤剛)
        
12:10‐        昼休憩(1時間)

13:10‐ 図像アンケートによる「マンガ・スタイル」の比較検討
        ~中国・タイ・インドネシア・イタリア・日本(夏目房之介)
14:10‐ アニメ輸入が海外の「マンガ・スタイル」に与えた影響
                    (レナト・リベラ・ルスカ)
            ——休憩20分——
15:30‐ 「マンガ・スタイル」の概念的・表現的範囲  
         ~欧州のgaijin mangaka にとっての『マンガ』を例に
                    (ジャクリーヌ・ベルント)
16:30‐ 日本国内におけるマンガ観の変遷とその国際性(椎名ゆかり)

17:30‐ 全体討議・質疑応答
18:30   閉会

入場無料
一般の方の来聴歓迎。


*このシンポジウムは、科学研究費補助金・基盤研究B「MANGA<スタイル>の海外への伝播と変容」(課題番号:15H03178 研究代表者:藤本由香里)の助成を受けています。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 9時52分、マンガ研究関係者しかきてない感じがあるね、やはり。そうか永山薫さんのいらっしゃるところは『マンガ論争』の記事になる可能性が高い。夏コミが楽しみだ

※関連記事 2018年の台湾&香港 マンガと御宅族の現場を振り返る 台湾編(マンガ論争 20号 2018年12月29日)

 10時4分スタート。三国志ニュースの記事「善書-華僑・華人の人生訓(2011年9月2日)」書きと足立博論(p.140ぐらいのプリキュアの受容)、その前に池上賢『“彼ら”がマンガを語るとき、─メディア経験とアイデンティティの社会学』。なので自分的に受容がテーマっぽくなってる。発表では海外でのマンガ受容やってるし。
 それは藤本由香里「はじめに:“MANGAスタイル”概観」「翻訳日本マンガの読み方向とその影響」。例えば、フランスでの日本マンガ翻訳最大手が裏焼きで左開きにしてたのに、右開きにした切欠が「るろうに剣心」の頬傷がアニメと違う!ってエピソードとか。それは夢があっていいね。そしてやっぱり引用されてた『ブラック・ジャック創作秘話』での中国の海賊版に対する怒りの手塚治虫先生。怒りの矛先は海賊版に対してじゃなくて絵の下手さという二段オチ。

※関連記事 連環画研究 第5号(2016年2月28日印刷)

 そして伊藤剛「“視線誘導”から考えるマンガと日本スタイル」。端的に掻い摘んで記述すると、視線誘導は文字も重要とか、読者の視線とキャラクターの視線誘導がなぜか混同されて論じられていたとか。
 その流れで知ったのだけど、中国では法律で横書き左開きが決められていて、だからこそネットで見るのがメジャーになる前は、マンガの文法がガラパゴス的進化を見せていたそうで。それはページを四分割にして1ページに4ページ分、詰め込む方式。
 一番印象に残ったこと。ネームの視線誘導の例で「キャプテン翼」の見開きページが出てきてたけど、ちゃんど絵(ボールとかディフェンダーとか)も連動していて改めてみるとすげー迫力。新版アニメで見た気になっていたけど反省材料だな、と。
 それで昼休みに入って、馴染みのところなもんだし、後述する用事があったんで、12時21分には100円ショップにいた。ここ一ヶ月毎週近くを通る明治大学中野学舎がシンポ会場だからってんで。まぁ、まとめると、昼休みに百均でカップ麺と鯖缶を買ってマンガ喫茶でNETFLIXで転スラを見つつ食してSNSに写真をあげ、さねよしいさ子さんの目黒ライブをメール予約するというどこの地元民だよ!かと。

・Netflix (ネットフリックス) 日本 - 大好きな映画やドラマを楽しもう!
https://www.netflix.com/

・TVアニメ「転生したらスライムだった件」公式サイト
http://www.ten-sura.com/

※関連記事 メモ:臥龍梅(2019年3月2日清見寺参拝)

・はちみつレーベル
http://hachimitsu-label.com/

※関連記事 焼酎ボンボン味わい三撰(モントワール2015年12月17日?)

 そういった用事を済まして、13時37分、明治大学中野キャンパスの会場へ戻ってきたら、夏目房之介「図像アンケートによる「マンガ・スタイル」の比較検討 ~中国・タイ・インドネシア・イタリア・日本」で、アンケート集計結果や分析結果を如何に表現するかへの苦心の様が印象に残った。
 レナトさんの話が終わりのほうでおもしろくなってきたが、15時10分の休憩に入る前に移動。次の目的地へ移動、東京メトロ東西線を使って。

・中国古典小説研究会
http://zgxy.main.jp/

・中国古典小説研究会2018年度関東例会関東例会
http://zgxy.main.jp/taikai/2018.html#kanto

※関連記事 中国古典小説研究会2018年度関東例会(2019年3月16日)

 目的は上記リンク先のページや上記関連記事に書いてある早稲田大学が会場の中国古典小説研究会2018年度関東例会関東例会。三国志学会大会でお馴染みの会場なもんだから、早稲田駅で降りて悠々と向かったものの、キャンパス内ではいろんな学術大会があって、どこにいけばいいのかよくわからない。

※関連記事 三國志研究第十三号(2018年9月15日)

 うろちょろしてようやく見つけたのが右の写真の会場変更の張り紙。それに気づいてすぐさま向かうも、会場の教室の中は満席で、やはり想定の範囲内でスケジュールがおしていた。立っていると係りの人が説明してくださって、やはり時間がおしていると。前述の例会ページから下記へプログラムを引用するのだけど、実は今回、一番、聴きたかったのは廣澤裕介「日中近世版画における「三国志」物語「借箭」「祭風」の図像化」なんだけど、午前中のは一般には公開してなかったので、前述のシンポジウムに行ったという流れだ。それで一般公開されるシンポジウム「中国古典白話文芸の再生 ~翻訳・翻案の歴史・現状・展望~」からの参加なのだけど、トークセッション1「新しい日本語翻訳がもたらす中国白話小説受容の新時代」は三国に関係ないと思って、中野の方を優先したものの、配布の事前アンケートの回答に目を通すと、『三国志演義』の翻訳は関係ないものの、他の白話小説の翻訳に際して、かなり(人気の)『三国志演義』が意識されていることがわかって、参加すればよかったと思っていた。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■2018年度関東例会■

プログラム

【午前】研究発表

【午後】シンポジウム「中国古典白話文芸の再生 ~翻訳・翻案の歴史・現状・展望~」(会員外参加可)

近年、中国古典白話文芸の翻訳があいついで刊行された。こうした動きは、中国古典文芸の受容・展開にどのような意味をもちうるのか。今回のシンポジウムでは、中国古典白話文芸を翻訳した研究者各位に加え、現代中国小説の翻訳家・泉京鹿氏や中国ものコミック作家・青木朋氏、滝口琳々氏らも迎え、「中国文芸」と「翻訳」、そしてそれらを踏まえた「翻案」「創作」などの視点から、日本における中国古典白話文芸の受容・展開について考えていく予定である。

http://cte.main.jp/newsch/article.php/4900