関西大学の入試で邪馬台国関連2014

※前記事 立命館大学の入試で三国志関連2014

上記記事の続き。次は関西大学

・大学入試速報2014 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://nyushi.yomiuri.co.jp/14/

※さすがに2年前の速報ページになるとリンク切れなので、アーカイブ内へのリンクをいれておく。
・大学入試速報2014 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
https://web.archive.org/web/20140408083202/http://nyushi.yomiuri.co.jp/14/

そうすると下記関連記事のように、その前年に引き続き今年もこの大学の入試に三国関連というより邪馬台国関連がある。

※関連記事 関西大学の入試で三国志関連2013

・関西大学
http://www.kansai-u.ac.jp/


まず三国と関係ないところから。「社会・政策創造・外国語・人間健康・社会安全(2月6日実施)」の世界史だ。〔IV〕は五つの写真についてそれぞれ問題が出されていて、写真Aに「中国山東省で発見された漢代の画像石」が使われていて、思わず記事に取り上げてしまった。画像石に描かれているのももちろん三国と関係なく、秦王が荊軻に襲われるところ。もちろん問題は画像石が学術的な意味やどのように現在の研究で活用されてきたかという現実に即したものではなく、世界史らしくそこに描かれた場面についてだけどね。

※関連記事 中国における墓主図像の研究(神戸大学2002年9月30日)

次が「全学部(2月7日実施)」の日本史で、〔II〕は長文にある空欄を語群から埋める問題。(A)の文に「墳丘の長さが約280メートルある奈良県桜井市の( 1 )古墳もその一つである。」とある。墳丘の長さまで把握してないが、語群の数が少なく限られてくるので、「箸墓」が入るのだろうね。

※関連記事 リンク:卑弥呼の墓

最後に「全学部(理工系学部を除く)(2月8日実施)」の日本史で、前日と同じく〔II〕は長文にある空欄を語群から埋める問題。(B)の文に「奈良県桜井市の三輪山西麓で,掘立柱建物群跡や大型建物跡が見つかった( 6 )遺跡は,付近に卑弥呼の墓という説がある箸墓古墳や大量の三角縁神獣鏡が出土した黒塚古墳があることから,邪馬台国との関連が指摘されている。」とあり、やはり前日と同じく語群の数が少なく限られてくるので、「纒向」が入るのだろうね。

※関連記事 卑弥呼の宮殿?奈良で3世紀の大型建物跡出土(読売新聞2009年11月10日付)

※次の記事 上智大学の2014年2月6日の入試は三国志祭り?

※追記 関西大学の入試で三国志関連2016
http://cte.main.jp/newsch/article.php/3777