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初めまして、清岡と申します。
創作をされているのでしたら、これから先、調べることが多々出てくると思いますし、調べる方法みたいなのを身に着けて頂く方が良いと思いますので、あれこれ書かずヒントになるように端的に書きますね。
▼灯さん:
>はじめまして。灯と申します。
>三国志について調べていたところ、こちらにたどり着きました。
>最近、創作をしている関係で。この世界についてイロイロ知りたい!と思いましたが、如何せん・・・上手く調べることが出来ず・・・。
>皆様のお力をお借りできれば幸いです。
>
>○ 三国志時代の婚儀について
>この時代の婚儀とは、どういった儀式を行うのでしょうか・・・。
>今の日本式のように、お酒を酌み交わすことなのでしょうか。
>また、誰か(神さまなど)に誓いを立てる、といったことはあったのでしょうか。
>その時に、身につけるのはやっぱり正装、なんですよね、きっと・・・。
それはここの掲示板でも何度か出ている『[#?礼記]』昏義篇が参考になるかと思います。
時代が後漢や三国時代より遡りますが、さほど制度は変わっていないと思いますので。
例えば「共牢而食.合[丞/巳]而酳.」てな感じで、男女が共に牲肉を食い、[丞/巳]杯で酒を飲む様が書かれています。
『礼記』の訳本はあれこれ出ていますので(例えば明治書院の新釈漢文大系シリーズ、それだと下巻に記載あり)、図書館で借りる等して読んでみると良いかもです。
>○ 貞操観念について
>初心者の戯言、なのかもしれませんが、あまり貞操観念が薄いような気がするのですが・・・。戦に勝てば、奥さんだった人も、勝利者のもの、というかその人と結婚するコトだって、出来ちゃう時代なのですよね?
>ですと、やっぱりその日まで貞操を守る、という日本の考え方というのは、そこに存在しないものなのでしょうか・・・。
まず具体例を探すことから始められてはどうでしょうか。もちろんそれだけだと木を見て森を見ず状態に陥りやすいかもしれませんが、少なくとも地に足の着かない議論にはならないかと思います。
[#T2635]
↑話的には近いようで違うのですが、考えの進め方としては参考になるかと思います。
今、そういった関係で思い付くのは『後漢書』列伝七十四列女伝の皇甫規の妻の話でしょうか。皇甫規が亡くなったとき、董卓が娶ろうとし、皇甫規の妻はそれを免れないと知り、董卓を罵って殺されてしまったって話です。
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