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▼USHISUKEさん:
>▼清岡美津夫さん:
>>
>>3 孔明が気球を使って脱出する(問1正解説明)
>>※これはツリー元の記事[#2664]と同じです
>>
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USHISUKEさん、情報ありがとうございます!
これでかなりすっきりして少々興奮気味です。
>こんにちは、USHISUKEと申します。
>最も気になっている「気球」に関して、出典未詳の途中段階ながら何らかの手がかりになればと思い、書かせていただきます。
>諸葛亮が発明したと伝えられる気球は、「孔明灯」「天灯」「諸葛灯」などと呼ばれるものだそうです。
>手持ちの書籍やインターネットであたったところ、以下のような内容を確認できました。
>1.『歴史群像【中国戦史】シリーズ 真三國志三』学研刊より
>「“発明家”諸葛孔明」という1コーナーで「孔明灯」の解説があります。以下抜粋です。
>「雲南地方の少数民族は、毎年正月になると『孔明灯』と呼ぶ熱気球を作って飛ばしている。…彼らの言い伝えによれば、遠い昔、孔明が南征した際に教えられたものだという。…孔明はこの『空飛ぶ異形の物体』を雲南の人々に見せ、彼らを畏怖させようとしたのではないか。…」
>また、関連する内容として、明代の劉文■(←文字を打つと文字化けするため…)が編纂した『テン志』という書物に以下のような記述があるようです。
>「諸葛灯,出諸葛井中。土人于星夜常見,火光如灯。」
>http://www.shandong.gov.cn/art/2005/12/24/art_6399_165813.html
学研の『真・三国志』って結構、有名な本だから、番組のリサーチの人はこれを参照にしているかもしれないですね。
それから上のページも面白いですね。
諸葛燈
明・劉文徴
諸葛燈、出諸葛井中。土人于星夜常見、火光如燈。
(《[シ眞]志》卷三《古跡》)
↑とりあえず諸葛燈のところの抜粋です。やっぱり文献となると明代ぐらいまで時代が下っちゃうんですかね(でもこれって巫俊(ふしゅん)さんがおっしゃっているように[#2683]、気球っぽくないですね)
他にも諸葛亮由来があって、掲示板の他のツリーにも波及しそうです(諸葛菜とかありますし)
餡さんのおしゃっていた饅頭の記載がある『事物起源』[#2674]も引用がありますね
饅頭
宋・高承
諸葛公之征孟獲、人曰:「蠻地多邪術、須[示壽]于神、假陰兵以助之、然其俗必殺人以其首祭、則神享為出兵。」公不從、因雑用羊豕肉、而包之以面、象人頭以祀、神亦享焉、而為出兵。后人由此為饅頭。
(《四庫全書》本《事物紀原》卷二)
>2.中国語版ウィキペディアより
>http://www.wikilib.com/wiki/%E5%A4%A9%E7%87%88
>「天灯」の解説として、よりTV番組で紹介されたものに近い内容が掲載されています。
>以下抜粋です。
>「相伝孔明灯是諸葛孔明為了伝達軍情,所以発明了用紙括的大型空漂紙灯籠。諸葛亮当時被司馬懿困于平陽,以当時的科技水準,無法与外界連絡,只好制作大型灯籠,空漂后当成求救信。」
>中国語はわからないのですが…ザックリと
>「司馬懿によって平陽で包囲され、外部との連絡が途絶えた諸葛亮が、紙で作った大型の灯籠を飛ばして救いを求めた」
>と書いてあるような気がします。
>※上記内容に似た文章は中国語検索でかなりの量がHITしますが、散見した感じだといずれも出典が不明です…。
これもすごいです!
上のwikiのページにある写真なんて番組のアニメーションそのままじゃないですか。
(番組のリサーチはwikiを中心に見ていたとか……?)
上のwikiのページが参考資料にしているページが二つあって、そのうち、一つは見れないんですが、もう一つは見れますね。
http://tinyurl.com/dldho
(※ちゃんとクリックしてページへ飛べるか不安ですが)
↑ここの「肆、社會的部[イ分]−天燈的演進與其社會的影響」の「一、天燈的演進」によると
天燈又稱「孔明燈」、傳説為諸葛亮於爭伐南蠻時所發現、供作軍事通信目的使用、[口/力]一種説法則説他的外形像是孔明畫像的帽子而得名。
とここでは伝説が出典になってますね。南蛮平定のときに発明し、軍事通信目的なんですね。
「孔明畫像的帽子」って(笑)
<余談>
このページを見ると小さいのだったら何だか作れそうですね。
三国志城の三顧会でみんなでつくるのもおもしろかもしれないです。
孔明燈におのおの好きな絵を描いたり文字を入れたりして
(企画、提示してみようかな。。。。)
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