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▼士王さん:
>はじめまして。
>いつも拝見させていただいてますが、皆さんの博識さに脱帽いたします。
>新参者ですが、質問させてください。
>扈瑁について教えて欲しいのですが、甘寧はこの武将と共に劉璋と戦ったのですか?
>華陽国志の訳サイトも劉備以降のものしか見つけられず、婁発・沈弥・劉闔等の武将は見つけたのですが、彼らと扈瑁はつながりがあるのでしょうか?
>
>又扈瑁以外にも過去スレに紹介されていないマイナーな群雄がいましたら、その配下等とともに教えていただけないでしょうか。
>よろしくお願いします。
はじめましてKJと申します。
これは、194年劉焉が死んで、劉璋が益州を引き継ぐときに、
甘寧の名が出てくる部分ですね。
おそらく、ちくま訳5巻17頁を見ての質問かと思いますが、
甘寧伝では、巴郡臨江の人とあり、
劉璋伝の引く注『英雄記』では、甘寧は劉璋の将軍で、反逆して劉璋と戦ったとあり、
甘寧伝の引く注『呉書』では、蜀郡の丞をやっていたとあるので、
下記のような妄想くらいはできるかと思います。
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甘寧は若かりし頃、劉焉の治める益州にて蜀郡の丞を勤めていた。
劉焉が死に、部下の上申によって勅書が下り、劉璋が後を継いだが、
甘寧はそれに納得していなかった。
そんな折、益州刺史に任命されたという扈瑁がやってきたので、
扈瑁の呼びかけに応じて、甘寧は劉璋と戦った。
しかし勝利を得られず、荊州に逃げた。
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