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【2664】諸葛亮と気球 2007/1/5(金) 23:40 教えて
┣ 【2665】4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」 清岡美津夫 2007/1/6(土) 0:02 追記
┃┣ 【2667】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」 2007/1/6(土) 2:25 追記
┃┃┣ 【2668】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」 2007/1/6(土) 2:34 追記
┃┃┗ 【2671】戰國策 齊閔王之遇殺 清岡美津夫 2007/1/6(土) 12:25 感謝♪
┃┣ 【2672】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」 孫ぽこ 2007/1/6(土) 13:26
┃┃┗ 【2696】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」 清岡美津夫 2007/1/13(土) 15:02
┃┣ 【2674】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」 2007/1/6(土) 14:49
┃┣ 【2676】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」 2007/1/6(土) 20:11
┃┣ 【2679】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」 USHISUKE 2007/1/7(日) 1:57
┃┃┗ 【2680】三才圖會 清岡美津夫 2007/1/7(日) 2:12 ひと言
┃┃┗ 【2682】Re:三才圖會 USHISUKE 2007/1/7(日) 4:30
┃┣ 【2681】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」 USHISUKE 2007/1/7(日) 4:28
┃┃┣ 【2683】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」 巫俊(ふしゅん) 2007/1/7(日) 5:58
┃┃┗ 【2684】孔明燈 清岡美津夫 2007/1/7(日) 10:32 感謝♪
┃┃┣ 【2685】Re:孔明燈 黒耀竜 2007/1/7(日) 15:45 感想
┃┃┗ 【2718】平溪天燈節 清岡美津夫 2007/1/23(火) 18:41 追記
┃┃┗ 【3051】上桧木内の紙風船上げ 清岡美津夫 2008/2/8(金) 12:13 追記
┃┗ 【2690】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」 KJ 2007/1/9(火) 0:18
┣ 【2687】Re:諸葛亮と気球 ペテン師 2007/1/7(日) 22:31 ひと言
┣ 【2692】Re:諸葛亮と気球 2007/1/10(水) 1:33 感謝♪
┗ 【2768】「孔明灯」 の伝承・逸話 Su 2007/3/6(火) 0:14
┗ 【2769】Re:「孔明灯」 の伝承・逸話 清岡美津夫 2007/3/8(木) 21:09 感謝♪
┗ 【3402】Re:「孔明灯」 の伝承・逸話 孔明灯マニア 2009/4/20(月) 12:07

【2664】諸葛亮と気球
教えて    - 2007/1/5(金) 23:40 -

引用なし
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   どうも。餡と申します。
本日、日本人が選ぶ100人の偉人とかいう番組で諸葛亮が取り上げられたのですが、そこで
「孔明が気球を使って脱出する」というエピソードが語られました。

質問なのですが、このエピソードはどこから取ったものなのでしょうか?
調べてみたところ、南征のおりに諸葛亮が南蛮人を驚かせるために気球をつかったという話はあったのですが、上記のような話は見当たりませんでした。
ご存知の方がいたら、教えてください。

【2665】4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編」
追記  清岡美津夫 E-MAILWEB  - 2007/1/6(土) 0:02 -

引用なし
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   どうもこんばんわ。
先ほどまでその番組のブログ記事を書いておりました。
いや〜、あのコントはいろんな意味ですごく楽しめました。

・2007年1月5日 100人の偉人 天才編(日本テレビ系列の番組)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/477

こちらでツリーを立てようと思ったんですが、先を越されてしまったので、さらに追記という形で出典に関する質問事項をまとめてみますね。
(※余力があればこちらも教えてください)
以下に関する事項の出典を教えて欲しいです。かなり私の能力を超えてます。。。

○ナレーション部

1 「蜀の王である劉備に仕えたIQ.200の天才」のIQ.200
※ってこれは箔をつけるために「IQ.200」って言っているだけで出典はなさそうですね。

2 「10万の軍よりも孔明1人が必要 といわれた」

○コント「パネルクイズ アタック孔明25」内

3 孔明が気球を使って脱出する(問1正解説明)
※これはツリー元の記事[#2664]と同じです

4 十万本の矢(問2正解説明)
※これって三国演義より以前にたどれましたっけ?

5 饅頭を発明(問3正解説明)

○終わりのVTR

6 妻のために知恵の輪を発明

7 そもそも番組で使われている諸葛亮の肖像

どれも難問なため、今回は完全解決することはないのでしょうか(汗)
番組のリサーチの人に質問した方が早いかもしれませんね。

【2667】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編...
追記    - 2007/1/6(土) 2:25 -

引用なし
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   清岡さん、どうもありがとうございます。

取り合えず、知恵の輪については普通にインターネットのほうに載っていたのでそちらのほうを転載します。

 チャイニーズリングは、もっとも古い種類の知恵の輪と考えられている。

 『戦国策』には、「秦の昭王が斉国に玉連環を贈った」という記述が出てくる。
 確証はないがこの「玉連環」が、「九連環」と同種のものであるといわれてい 
 る。

 一方では九連環は、「諸葛亮孔明が、妻の無聊を慰めるために考案した」という 伝説もある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0(Wikipedia「チャイニーズリング」より)

また何か分かったことであれば書き込みします。

【2668】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編...
追記    - 2007/1/6(土) 2:34 -

引用なし
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   度々の書き込みすみません。書き忘れてたことがありました。
十万本の矢については、過去に諸葛亮の軍事能力について話し合ったさいに元のエピソードが出ていましたね。
↓のやつです。

http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one;no=2141;id=

【2671】戰國策 齊閔王之遇殺
感謝♪  清岡美津夫 E-MAILWEB  - 2007/1/6(土) 12:25 -

引用なし
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   どうも調べてくださってありがとうございます。

個人的な話なんですが、知恵の輪、『戦国策』起源の話を見たとき、どこかで見たことがある、と思って、最近、読んだ本(十八史略の訳本とか)をあたっていたんですが、見つからずモヤモヤしております(笑)
とりあえず、手元にあった電子テキストの『戦国策』のその原文をおいておきます。


戰國策 齊閔王之遇殺

秦始皇〔一〕嘗使〔二〕使者遺君王后玉連環〔三〕、曰:「齊多知、而〔四〕解此環不?」君王后以示群臣、群臣不知解。君王后引椎〔五〕椎破之、謝秦使曰:「謹以解矣。」

〔一〕鮑本「始皇」作「昭王」。按后卒於莊襄之元、不逮始皇也。補曰:字誤。
〔二〕鮑本「使」作「遣」。
〔三〕鮑本兩環相貫。
〔四〕姚本別本作「能」。
〔五〕鮑本「椎」作「錐」。

【2672】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編...
 孫ぽこ WEB  - 2007/1/6(土) 13:26 -

引用なし
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   私も偶然見てました。

IQ200の天才というナレーションが入った所で、嫁は「そうなんだぁ。」と感心しておりましたが、その横で私はコケておりましたw

気球に乗って脱出のくだりは、顔を引きつらせつつ「原本があるから後で確認してみるよ」と言いつつなんとかやり過ごしましたが、十万本の矢のくだりの所で「これ嘘だから。」とキレとりました。

まず確認できるのは十万本の矢は演義以前にはたどれないと思います。

気球と饅頭は本当にそういうエピソードだったのか要確認かな?

IQ200はどこから来たんでしょうねぇ?
後は知恵の輪ですね。原典はどこなんでしょう?

【2674】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編...
   - 2007/1/6(土) 14:49 -

引用なし
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   自分の調べた内容と、私見を述べさせてもらうと以下のようなものでしょうか。


1.IQ200
知能指数という概念の存在していない時代の人物について、その人物のエピソードなどを参考にしてIQを算定するという測定方法があるそうです(かなり適当なものらしいですが)。
もしかしたら、偉人たちのIQというのを紹介している書物やサイトやらがあって、そこから取ってきたのかもしれませんね。

2.十万の軍
演義だかで、姜維を得た諸葛亮が「千兵は求め易く、一将は求め難し」と称していましたが、何か関係があるのでしょうか?
十万ということは、単純に考えれば姜維の百倍ですねw

3.気球
最初に書いたとおり、気球に関してのエピソードは見つかったのですが、「諸葛亮が捕えられた」というのはどこから来たものなのでしょうか?
見つけた方がいましたら、お願いします。

5.饅頭を発明
高承という人物が宋代に書いた『事物起源』に、饅頭のエピソードが登場するそうです。
原文らしきものを載せていたサイトもあったのですが、転載の是非については書かれていなかったので、ここには載せませんでした。
内容は演義と同様のものでした。


ところで、観客席にいた劉備の奥さんって穆皇后ですかね?
どうでもいい話ですが。

【2676】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編...
   - 2007/1/6(土) 20:11 -

引用なし
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   どうもはじめまして、こんばんは。
何気なく見てて気になったので、僭越ながら私もちょっと分かる範囲で意見を。


1.IQ.200について

専門的なことは分からないのですが、私が人間科学系の先生に聞いた話では、IQというのは通常個人で測れるものではないのだそうです。
同年代の人間をある一定の人数集め、同じテストを行い、その統計によって算出するのだとか。だから『この問題ができれば貴方のIQは○○』というのは実際にはありえないらしいです。
なので諸葛孔明がIQ200というのは、やはりただの誇張表現なのかもしれません。


4.十万本の矢

私もこれは演義の創作だと聞いています。
ただ、『演義以前に遡れるか』という質問の意図とは外れるかもなのですが、元はこの十万本の矢の話は孫権が使った手であるという話も聞いたことがあります。
関係あるかどうかは分からないのですが・・・


6.妻のために知恵の輪を発明

色々調べてみましたが、出典といえるものはなさそうです。
チャイニーズリング自体は様々な呼称があるようで、最もポピュラーなのが「九連環」「九子連環」。

そして諸葛亮が発明したというものは恐らく「孔明鎖」と呼ばれているものだと思います。ただし、(混同しているところもありますが)どうも「孔明鎖」はリング状の知恵の輪である「九連環」とは違い、組み木細工状の玩具っぽいです。
ですからチャイニーズリングとは厳密には違うもののようですね。

なんにしても、孔明が発明した云々は民間口承として言われているだけで、特に明確な典拠があるわけではないという感じがします。
実際「孔明鎖」も、元は戦国魯の国の魯班という人物が発明した「魯班鎖」があって、それが天才諸葛孔明の名にあやかって「孔明鎖」となったのでは、と言っている人もみかけました。

あと蛇足ですが、チャイニーズリングに関しては日本のWikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/チャイニーズリング)によると、

⇒『戦国策』には、「秦の昭王が斉国に玉連環を贈った」という記述が出てくる。確証はないがこの「玉連環」が、「九連環」と同種のものであるといわれている。 一方では九連環は、「諸葛亮孔明が、妻の無聊を慰めるために考案した」という伝説もある。

で、中国のWikipedia(http://zh.wikipedia.org/wiki/九連環)によりますと

⇒○戰國時代名家惠施曾著立《連環可解》的立論。
 ○據説三國時期,諸葛亮常帶兵打仗,為排遣妻子寂寞而發明。

戦国時代の惠施の立てた《連環可解》理論は《荘子.天下篇》に見えるようです。後者が例の諸葛孔明が妻に・・・の話ですね。


私がネット上で調べられたのはとりあえずこれくらいです。
あとは博識の方々にお願い申し上げます・・・

【2679】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編...
 USHISUKE  - 2007/1/7(日) 1:57 -

引用なし
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   ▼清岡美津夫さん:
>
>7 そもそも番組で使われている諸葛亮の肖像
>

こんにちは、USHISUKEと申します。
謎の多い内容の番組でしたが、とりあえず上記に関してあたってみました。
明代に王圻により編纂された書物『三才図会』が引用元でないか?と思います。
※『三才図会』について
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%89%8D%E5%9B%B3%E4%BC%9A
『三才図会』自体は所有していないのですが
『グラフィック戦史シリーズ 戦略戦術兵器事典1【中国古代編】』学研刊
の諸葛亮を紹介するページに引用されている肖像画の引用元として明記されています。
著作権とか危なそうで画像をUPできないので…よろしければご確認ください。

【2680】三才圖會
ひと言  清岡美津夫 E-MAILWEB  - 2007/1/7(日) 2:12 -

引用なし
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   ▼USHISUKEさん:
>▼清岡美津夫さん:
>>
>>7 そもそも番組で使われている諸葛亮の肖像
>>
>
>こんにちは、USHISUKEと申します。
>謎の多い内容の番組でしたが、とりあえず上記に関してあたってみました。
>明代に王圻により編纂された書物『三才図会』が引用元でないか?と思います。
>※『三才図会』について
>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%89%8D%E5%9B%B3%E4%BC%9A
>『三才図会』自体は所有していないのですが
>『グラフィック戦史シリーズ 戦略戦術兵器事典1【中国古代編】』学研刊
>の諸葛亮を紹介するページに引用されている肖像画の引用元として明記されています。
>著作権とか危なそうで画像をUPできないので…よろしければご確認ください。

どうも情報ありがとうございます。
実はハードカバー版の三国志訳本には明・王圻/編『三才圖會』の諸葛孔明像が載っているんですが、それと見比べてみると微妙に違うんですよね。
(一つの例として番組の方の像は服に色が付いてました。)
今、確認とると『戦略戦術兵器事典1』と同じでした。おそらく同じ国立公文書館蔵のやつですかね。
もしかして単なる版本の違いかもしれないですが。

http://cte.main.jp/newsch/article.php/355
↑ちなみに番組の前々回では曹操は手元の『三才圖會』そのままで、諸葛亮は今回と同じく違ってました。

【2681】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編...
 USHISUKE  - 2007/1/7(日) 4:28 -

引用なし
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   ▼清岡美津夫さん:
>
>3 孔明が気球を使って脱出する(問1正解説明)
>※これはツリー元の記事[#2664]と同じです
>

こんにちは、USHISUKEと申します。
最も気になっている「気球」に関して、出典未詳の途中段階ながら何らかの手がかりになればと思い、書かせていただきます。
諸葛亮が発明したと伝えられる気球は、「孔明灯」「天灯」「諸葛灯」などと呼ばれるものだそうです。
手持ちの書籍やインターネットであたったところ、以下のような内容を確認できました。
1.『歴史群像【中国戦史】シリーズ 真三國志三』学研刊より
「“発明家”諸葛孔明」という1コーナーで「孔明灯」の解説があります。以下抜粋です。
「雲南地方の少数民族は、毎年正月になると『孔明灯』と呼ぶ熱気球を作って飛ばしている。…彼らの言い伝えによれば、遠い昔、孔明が南征した際に教えられたものだという。…孔明はこの『空飛ぶ異形の物体』を雲南の人々に見せ、彼らを畏怖させようとしたのではないか。…」
また、関連する内容として、明代の劉文■(←文字を打つと文字化けするため…)が編纂した『テン志』という書物に以下のような記述があるようです。
「諸葛灯,出諸葛井中。土人于星夜常見,火光如灯。」
http://www.shandong.gov.cn/art/2005/12/24/art_6399_165813.html

2.中国語版ウィキペディアより
http://www.wikilib.com/wiki/%E5%A4%A9%E7%87%88
「天灯」の解説として、よりTV番組で紹介されたものに近い内容が掲載されています。
以下抜粋です。
「相伝孔明灯是諸葛孔明為了伝達軍情,所以発明了用紙括的大型空漂紙灯籠。諸葛亮当時被司馬懿困于平陽,以当時的科技水準,無法与外界連絡,只好制作大型灯籠,空漂后当成求救信。」
中国語はわからないのですが…ザックリと
「司馬懿によって平陽で包囲され、外部との連絡が途絶えた諸葛亮が、紙で作った大型の灯籠を飛ばして救いを求めた」
と書いてあるような気がします。
※上記内容に似た文章は中国語検索でかなりの量がHITしますが、散見した感じだといずれも出典が不明です…。

【2682】Re:三才圖會
 USHISUKE  - 2007/1/7(日) 4:30 -

引用なし
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   ▼清岡美津夫さん:
>実はハードカバー版の三国志訳本には明・王圻/編『三才圖會』の諸葛孔明像が載っているんですが、それと見比べてみると微妙に違うんですよね。
>(一つの例として番組の方の像は服に色が付いてました。)
>今、確認とると『戦略戦術兵器事典1』と同じでした。おそらく同じ国立公文書館蔵のやつですかね。
>もしかして単なる版本の違いかもしれないですが。

なるほど…ご指摘ありがとうございます。
清岡さん、よく番組を観てらっしゃいますね。
服に色が付いているバージョンの肖像画は、手持ちでは見当たりません…。

【2683】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編...
 巫俊(ふしゅん) WEB  - 2007/1/7(日) 5:58 -

引用なし
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   >「雲南地方の少数民族は、毎年正月になると『孔明灯』と呼ぶ熱気球を作って飛ばしている。…彼らの言い伝えによれば、遠い昔、孔明が南征した際に教えられたものだという。…孔明はこの『空飛ぶ異形の物体』を雲南の人々に見せ、彼らを畏怖させようとしたのではないか。…」
>また、関連する内容として、明代の劉文■(←文字を打つと文字化けするため…)が編纂した『テン志』という書物に以下のような記述があるようです。
>「諸葛灯,出諸葛井中。土人于星夜常見,火光如灯。」
>http://www.shandong.gov.cn/art/2005/12/24/art_6399_165813.html

「諸葛の井戸の中から出る」とありますから、西南中国に散在する天然ガスの採取用の井戸ではないですかね?
直感ですが井戸というあたりからしてそう感じます。
中国西南地方では漢代より竹筒を地中に埋めて天然ガスが採取されていまして、

「諸葛灯、諸葛井戸から出る。現地の住民はいつも夜間の星空をここで眺めていて、明るい光は灯のようである。」

とあるわけですから、ガスだと思います。
「明るい光は灯のようである」というところからして、その雲南地方の博物誌の記録はガス灯と解釈するのが穏当だと思います。
そのガス灯が気球を暖める器具として使用されていたかどうかは、もっと詳細な記録にあたってみる必要がありそうですね。

(漢代に天然ガス、という話は『画像が語る中国の古代』が出典です。)

【2684】孔明燈
感謝♪  清岡美津夫 E-MAILWEB  - 2007/1/7(日) 10:32 -

引用なし
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   ▼USHISUKEさん:
>▼清岡美津夫さん:
>>
>>3 孔明が気球を使って脱出する(問1正解説明)
>>※これはツリー元の記事[#2664]と同じです
>>
>

USHISUKEさん、情報ありがとうございます!
これでかなりすっきりして少々興奮気味です。


>こんにちは、USHISUKEと申します。
>最も気になっている「気球」に関して、出典未詳の途中段階ながら何らかの手がかりになればと思い、書かせていただきます。
>諸葛亮が発明したと伝えられる気球は、「孔明灯」「天灯」「諸葛灯」などと呼ばれるものだそうです。
>手持ちの書籍やインターネットであたったところ、以下のような内容を確認できました。
>1.『歴史群像【中国戦史】シリーズ 真三國志三』学研刊より
>「“発明家”諸葛孔明」という1コーナーで「孔明灯」の解説があります。以下抜粋です。
>「雲南地方の少数民族は、毎年正月になると『孔明灯』と呼ぶ熱気球を作って飛ばしている。…彼らの言い伝えによれば、遠い昔、孔明が南征した際に教えられたものだという。…孔明はこの『空飛ぶ異形の物体』を雲南の人々に見せ、彼らを畏怖させようとしたのではないか。…」
>また、関連する内容として、明代の劉文■(←文字を打つと文字化けするため…)が編纂した『テン志』という書物に以下のような記述があるようです。
>「諸葛灯,出諸葛井中。土人于星夜常見,火光如灯。」
>http://www.shandong.gov.cn/art/2005/12/24/art_6399_165813.html


学研の『真・三国志』って結構、有名な本だから、番組のリサーチの人はこれを参照にしているかもしれないですね。
それから上のページも面白いですね。

諸葛燈
明・劉文徴
諸葛燈、出諸葛井中。土人于星夜常見、火光如燈。
(《[シ眞]志》卷三《古跡》)

↑とりあえず諸葛燈のところの抜粋です。やっぱり文献となると明代ぐらいまで時代が下っちゃうんですかね(でもこれって巫俊(ふしゅん)さんがおっしゃっているように[#2683]、気球っぽくないですね)
 他にも諸葛亮由来があって、掲示板の他のツリーにも波及しそうです(諸葛菜とかありますし)

餡さんのおしゃっていた饅頭の記載がある『事物起源』[#2674]も引用がありますね

饅頭
宋・高承
諸葛公之征孟獲、人曰:「蠻地多邪術、須[示壽]于神、假陰兵以助之、然其俗必殺人以其首祭、則神享為出兵。」公不從、因雑用羊豕肉、而包之以面、象人頭以祀、神亦享焉、而為出兵。后人由此為饅頭。
(《四庫全書》本《事物紀原》卷二)


>2.中国語版ウィキペディアより
>http://www.wikilib.com/wiki/%E5%A4%A9%E7%87%88
>「天灯」の解説として、よりTV番組で紹介されたものに近い内容が掲載されています。
>以下抜粋です。
>「相伝孔明灯是諸葛孔明為了伝達軍情,所以発明了用紙括的大型空漂紙灯籠。諸葛亮当時被司馬懿困于平陽,以当時的科技水準,無法与外界連絡,只好制作大型灯籠,空漂后当成求救信。」
>中国語はわからないのですが…ザックリと
>「司馬懿によって平陽で包囲され、外部との連絡が途絶えた諸葛亮が、紙で作った大型の灯籠を飛ばして救いを求めた」
>と書いてあるような気がします。
>※上記内容に似た文章は中国語検索でかなりの量がHITしますが、散見した感じだといずれも出典が不明です…。

これもすごいです!
上のwikiのページにある写真なんて番組のアニメーションそのままじゃないですか。
(番組のリサーチはwikiを中心に見ていたとか……?)

上のwikiのページが参考資料にしているページが二つあって、そのうち、一つは見れないんですが、もう一つは見れますね。
http://tinyurl.com/dldho
(※ちゃんとクリックしてページへ飛べるか不安ですが)
↑ここの「肆、社會的部[イ分]−天燈的演進與其社會的影響」の「一、天燈的演進」によると

天燈又稱「孔明燈」、傳説為諸葛亮於爭伐南蠻時所發現、供作軍事通信目的使用、[口/力]一種説法則説他的外形像是孔明畫像的帽子而得名。

とここでは伝説が出典になってますね。南蛮平定のときに発明し、軍事通信目的なんですね。
「孔明畫像的帽子」って(笑)

<余談>
このページを見ると小さいのだったら何だか作れそうですね。
三国志城の三顧会でみんなでつくるのもおもしろかもしれないです。
孔明燈におのおの好きな絵を描いたり文字を入れたりして
(企画、提示してみようかな。。。。)

【2685】Re:孔明燈
感想  黒耀竜 WEB  - 2007/1/7(日) 15:45 -

引用なし
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    皆さまのご意見、興味深く拝読しております。
 恥ずかしながら、話題元となった番組を見ておりませんのであまり偉そうなことは言えませんが、思いついたことを書かせていただこうと思います。

 すでに取り上げられている学研『真 三國志三』P.122の記述では、蜀には“火井”があるのでそこから石油を採取して熱源とした、蜀には石綿の産地があるのでそれでゴンドラ部分を作ったかもしれない、などとあります。
 また、『図説 中国の科学と文明』(河出書房新社)P.314には、『淮南万畢術』なる書物を引用して、BC2世紀には“卵の殻”を使った熱気球のおもちゃが作られていたことが書かれています。同書には、古代の紙はかなり強靭な繊維で作られていたことも触れてあります。

 こういった断片的な情報を都合良く組み合わせれば、そして「原料はあるのだから、作ることは不可能ではない」と言えば、三國志の時代に熱気球があったとしても不思議ではないのかもしれません。
 ・・・マジに技術的要素をひとつずつ検討していけば、伝承にあるような気球は「当時では100%あり得ない」と断言できますが。
 現実には無理でも、小説などの創作では面白いネタになるかもしれません。話題元の番組でも、その辺わかっててあえてオーバーに話を作ったのではないでしょうか。

 わたし自身は「発明家 諸葛亮」には否定的で、自サイトもその方向でやっておりますが、饅頭にせよ気球にせよこういったエピソードを思いつく人たちには素直に感心します。リアリティはともかく、発想力は素晴らしいなぁと。
 それから、知恵の輪の話は初耳でした。古代中国の玩具や娯楽もいずれ調べてみたいと思います。

 まとまらない文章で、なにが書きたかったのか自分でもわからなくなりましたが、皆さまのお話が面白そうだったので書き込みさせていただきました。

【2687】Re:諸葛亮と気球
ひと言  ペテン師  - 2007/1/7(日) 22:31 -

引用なし
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   ▼餡さん:
>どうも。餡と申します。
>本日、日本人が選ぶ100人の偉人とかいう番組で諸葛亮が取り上げられたのですが、そこで
>「孔明が気球を使って脱出する」というエピソードが語られました。
>
>質問なのですが、このエピソードはどこから取ったものなのでしょうか?
>調べてみたところ、南征のおりに諸葛亮が南蛮人を驚かせるために気球をつかったという話はあったのですが、上記のような話は見当たりませんでした。
>ご存知の方がいたら、教えてください。

気球だと明言は出来ませんが、諸葛伝の中で一つ気になるのがあります。
諸葛が死ぬ時の記事で『晋陽秋』の中で、赤くてとがった星が東北より西南に流れて、諸葛の陣営に落ち、三度落ちて二度は空に戻った。落ちたときは大きく戻る時は小さくなっていた。
…という記事があります。
赤くとがった星というのを気球だとすると、昇って燃料切れて下降し、再三補給して飛ばしていたとも思えます。星が小さくなっているのは気圧の変化によるモノではないでしょうか。
また陣営に戻っているところを見るとロープで固定し、敵の陣営などを見て情報を得るのに使ったのではないかともとれます。

【2690】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編...
 KJ  - 2007/1/9(火) 0:18 -

引用なし
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   ▼清岡美津夫さん:
>どうもこんばんわ。
>先ほどまでその番組のブログ記事を書いておりました。
>いや〜、あのコントはいろんな意味ですごく楽しめました。
>
>・2007年1月5日 100人の偉人 天才編(日本テレビ系列の番組)
>http://cte.main.jp/newsch/article.php/477

スレの趣旨とは全く関係ありませんが、
ビデオとっておいたので、後から見ました。

>○コント「パネルクイズ アタック孔明25」内

アタック孔明25、ウケました。
面白い発想だと思いました。
こういうゲームというかクイズができたら面白いですね。
<sage>

【2692】Re:諸葛亮と気球
感謝♪    - 2007/1/10(水) 1:33 -

引用なし
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   意見をくださった方、どうもありがとうございます。
ツリーを立てた後に自力で調べては見たんですが、なかなか見つかりませんでした。
中国語が読めないんで、中国語のサイト見ても分かりませんでしたし。

皆さんのご協力に感謝します。

【2696】Re:4位 諸葛亮 「100人の偉人 天才編...
 清岡美津夫 E-MAILWEB  - 2007/1/13(土) 15:02 -

引用なし
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   ▼孫ぽこさん:
>私も偶然見てました。
>
>IQ200の天才というナレーションが入った所で、嫁は「そうなんだぁ。」と感心しておりましたが、その横で私はコケておりましたw
>
>気球に乗って脱出のくだりは、顔を引きつらせつつ「原本があるから後で確認してみるよ」と言いつつなんとかやり過ごしましたが、十万本の矢のくだりの所で「これ嘘だから。」とキレとりました。

なにかここのやりとりでとてもほほえましい気持ちになったのでレスをつけさせていただきました。
そうですよね、予備知識がなくてテレビで言ってたら、普通に信じてしまいますよね。
<sage>

【2718】平溪天燈節
追記  清岡美津夫 E-MAILWEB  - 2007/1/23(火) 18:41 -

引用なし
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   追記というかほぼ雑談です。
台湾の台北県で毎年元宵節(旧暦1月15日)の時期に「平溪天燈節」という催し(?)があるそうです。
孔明燈は天燈とも言うらしいです……とこれはUSHISUKEさんが[#2681]で書かれていますね。

・臺北縣政府文化局
http://www.culture.tpc.gov.tw/index1.asp

上記URLの「台北縣文化暦」の「活動内容」(2006年の「平溪天燈節」や2005年)や「魅力焦點」(ここの平溪天燈節)で写真を見ることができます。
すごく綺麗な光景ですね。あと人の何倍もの大きい天燈もあって興味深いです。

【2768】「孔明灯」 の伝承・逸話
 Su  - 2007/3/6(火) 0:14 -

引用なし
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   Suと申します。
『アタック 孔明25』 の、「孔明が気球を使って脱獄した」 のくだりですが、
どうやらそれの元ネタらしい逸話を見つけたので、紹介させていただきます。

--------------------------------------

諸葛亮はもとの姓を葛といい、山東の諸県の葛家村に住んでいた。
若いときに両親に死なれたので、昼は大工の徒弟になり、夜は勉強していた。
頭がよく手先が器用だったので、徒弟としての修行期間が終わったときは
抜群の腕となり、葛親方といえば県中で知らない者はないばかりとなった。
金の力でやりたい放題をやっていた荘の金持ちがいて、
彼(=孔明)が事ごとに彼ら(=荘の金持ち)の鼻をあかせていたもので、
彼は無実の罪で告発され県の牢獄に捕らえられてしまった。

その年の元宵節(旧暦1月15日の燈籠祭り)のまえ、
県令(知事)は誰にも負けない燈籠を作って自分の威勢を示そうと思い、
葛親方を牢屋から引き出して、燈籠を作るように命じた。
親方はそこで一計を案じ、高さ3丈(約7メートル)、直径1丈(2.3メートル)の燈籠を
一気に作り上げた。この燈籠は大きくて奇麗だったが、
まわりはすべて厚い紙で貼りかためられ、空気のとおる隙間もなかった。

元宵節の当日になると、親方は燈籠の底に穴をあけて潜りこみ、100本の蝋燭をともした。
すると、燈籠はふわりと空中に浮かび、天にのぼっていった。
横で見ていた県令は驚いてまっ青になり、
まわりを取り囲んで見物していた城内の人びとはどっと喊声をあげて、
「亮、亮(明るい、明るい)」と叫んだり、また、「孔明灯だ。孔明灯だ」と
叫ぶ者もあった。「孔明」とは、特別に明るいという意味の言葉だった。

燈籠は空高くのぼると、風のまにまに漂って、いくつかの村のうえを通り過ぎ、
蝋燭が燃え尽きたところで、とある村におりた。
村の人たちは天から天下ってきた神さまだと思い、珍しそうに取り囲んだ。
葛親方は燈籠から這い出して、どこに着いたのか聞き、
はじめて自分が100里あまりも飛んで陽都県の葛家荘まできたことを知った。
村人は彼が諸城県の葛家荘からきたと聞いて、彼を諸葛と呼ぶことにした。
当時、諸葛親方はまだ本名を持っていなかったので、
「自分は非常に亮な(明るい)孔明灯に乗って飛んできたのだから、
これを名前にしよう」と考えた。これから、彼は諸葛を姓とし、名を亮、
字を孔明と名乗るようになったのである。

『三国志演義大事典/編著:沈白俊、譚良ショウ/翻訳:立間祥介、岡崎由美、土屋文子/潮出版社刊』より

--------------------------------------------

・・・ということで、この『三国志演義大事典』という本の中の
「付録1 三国志外伝」というカテゴリにおいて記載されていました。
孫夫人城の話とか、張飛と曹操の無言問答の話とか、その手の逸話の数々と共に。

孔明が投獄された理由を、『アタック孔明25』では
「貧しい村民を助けようと役人に抗議したため」と言っていたようですが、
この 『三国志大事典』 の記述とは異なっていますね。
他にも、似て非なる伝承が存在したりするのでしょうか。
 

【2769】Re:「孔明灯」 の伝承・逸話
感謝♪  清岡美津夫 E-MAILWEB  - 2007/3/8(木) 21:09 -

引用なし
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   ▼Suさん:
>Suと申します。
>『アタック 孔明25』 の、「孔明が気球を使って脱獄した」 のくだりですが、
>どうやらそれの元ネタらしい逸話を見つけたので、紹介させていただきます。

こんばんわー、どうもご紹介、ありがとうございます。

>--------------------------------------
>
>諸葛亮はもとの姓を葛といい、山東の諸県の葛家村に住んでいた。
>若いときに両親に死なれたので、昼は大工の徒弟になり、夜は勉強していた。
>頭がよく手先が器用だったので、徒弟としての修行期間が終わったときは
>抜群の腕となり、葛親方といえば県中で知らない者はないばかりとなった。
>金の力でやりたい放題をやっていた荘の金持ちがいて、
>彼(=孔明)が事ごとに彼ら(=荘の金持ち)の鼻をあかせていたもので、
>彼は無実の罪で告発され県の牢獄に捕らえられてしまった。
>
>その年の元宵節(旧暦1月15日の燈籠祭り)のまえ、
>県令(知事)は誰にも負けない燈籠を作って自分の威勢を示そうと思い、
>葛親方を牢屋から引き出して、燈籠を作るように命じた。
>親方はそこで一計を案じ、高さ3丈(約7メートル)、直径1丈(2.3メートル)の燈籠を
>一気に作り上げた。この燈籠は大きくて奇麗だったが、
>まわりはすべて厚い紙で貼りかためられ、空気のとおる隙間もなかった。
>
>元宵節の当日になると、親方は燈籠の底に穴をあけて潜りこみ、100本の蝋燭をともした。
>すると、燈籠はふわりと空中に浮かび、天にのぼっていった。
>横で見ていた県令は驚いてまっ青になり、
>まわりを取り囲んで見物していた城内の人びとはどっと喊声をあげて、
>「亮、亮(明るい、明るい)」と叫んだり、また、「孔明灯だ。孔明灯だ」と
>叫ぶ者もあった。「孔明」とは、特別に明るいという意味の言葉だった。
(中略)
>
>『三国志演義大事典/編著:沈白俊、譚良ショウ/翻訳:立間祥介、岡崎由美、土屋文子/潮出版社刊』より

このエピソードは諸葛亮の名前の由来のところは聞いたことがあったんですが、それより前はそんな捕まったエピソードがあったんですね。
下記に番組中のナレーションを並べ見比べてみると、まるっきりそっくりですね、ローソクの本数とかも(笑)
番組のリサーチの人はこれを種本にしたかもしれませんね。
(番組でなんで「1800年以上」といっていたのか、それも納得しました)
教えてくださってありがとうございます。


・2007年1月5日パネルクイズ アタック孔明25
http://cte.main.jp/newsch/article.php/528

>「貧しい村民を助けるため、役人に抗議した孔明は牢獄に入れられてしまいます。脱出不可能と言われた高い塀の牢獄から孔明は見事脱獄しました。果たしてその方法とは?」

>「孔明が牢獄に閉じこめられてから数日後、牢の番人が『年に一度の祭で使う大きな灯籠を作ってくれ』と頼んできた。孔明はそれをこころよく引き受け、巨大な灯籠を作り始めた。そして祭りの当日、孔明が100本ものロウソクに火をつけると、何と灯籠が気球のように上昇。あっけにとられる番人を尻目に、孔明はそのまま灯籠に乗って脱獄に成功したのだ」

>ナレーション「今から1800年以上も前に気球の原理を知っていた。まさに天才!」

【3051】上桧木内の紙風船上げ
追記  清岡美津夫 E-MAILWEB  - 2008/2/8(金) 12:13 -

引用なし
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   ▼清岡美津夫さん:
>追記というかほぼ雑談です。
>台湾の台北県で毎年元宵節(旧暦1月15日)の時期に「平溪天燈節」という催し(?)があるそうです。
>孔明燈は天燈とも言うらしいです……とこれはUSHISUKEさんが[#2681]で書かれていますね。
>
>・臺北縣政府文化局
>http://www.culture.tpc.gov.tw/index1.asp
>
>上記URLの「台北縣文化暦」の「活動内容」(2006年の「平溪天燈節」や2005年)や「魅力焦點」(ここの平溪天燈節)で写真を見ることができます。
>すごく綺麗な光景ですね。あと人の何倍もの大きい天燈もあって興味深いです。

sage書き込みでこっそり追記します。

日本でも似たような祭りで上桧木内の紙風船上げというのがあるようですね。

・秋田県仙北市公式ウェブサイト
http://www.city.semboku.akita.jp/
・上桧木内の紙風船上げ2008 西木の冬祭り
http://www.city.semboku.akita.jp/event/event.php?id=104

上記の写真を見る限り、こちらはあまり光らないのですかね?
<sage>

【3402】Re:「孔明灯」 の伝承・逸話
 孔明灯マニア E-MAILWEB  - 2009/4/20(月) 12:07 -

引用なし
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   孔明灯で脱獄できると思います!
実際に孔明灯を飛ばしたのでよくわかります!
おそらく新聞紙を加工したような簡単な素材で!

ユーチューブに動画もいっぱいのってますよ!

ヤフオクでも
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w35451245
ブログはこちら!
http://blogs.yahoo.co.jp/tansi0527/453305.html

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