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どうもはじめまして、こんばんは。
何気なく見てて気になったので、僭越ながら私もちょっと分かる範囲で意見を。
1.IQ.200について
専門的なことは分からないのですが、私が人間科学系の先生に聞いた話では、IQというのは通常個人で測れるものではないのだそうです。
同年代の人間をある一定の人数集め、同じテストを行い、その統計によって算出するのだとか。だから『この問題ができれば貴方のIQは○○』というのは実際にはありえないらしいです。
なので諸葛孔明がIQ200というのは、やはりただの誇張表現なのかもしれません。
4.十万本の矢
私もこれは演義の創作だと聞いています。
ただ、『演義以前に遡れるか』という質問の意図とは外れるかもなのですが、元はこの十万本の矢の話は孫権が使った手であるという話も聞いたことがあります。
関係あるかどうかは分からないのですが・・・
6.妻のために知恵の輪を発明
色々調べてみましたが、出典といえるものはなさそうです。
チャイニーズリング自体は様々な呼称があるようで、最もポピュラーなのが「九連環」「九子連環」。
そして諸葛亮が発明したというものは恐らく「孔明鎖」と呼ばれているものだと思います。ただし、(混同しているところもありますが)どうも「孔明鎖」はリング状の知恵の輪である「九連環」とは違い、組み木細工状の玩具っぽいです。
ですからチャイニーズリングとは厳密には違うもののようですね。
なんにしても、孔明が発明した云々は民間口承として言われているだけで、特に明確な典拠があるわけではないという感じがします。
実際「孔明鎖」も、元は戦国魯の国の魯班という人物が発明した「魯班鎖」があって、それが天才諸葛孔明の名にあやかって「孔明鎖」となったのでは、と言っている人もみかけました。
あと蛇足ですが、チャイニーズリングに関しては日本のWikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/チャイニーズリング)によると、
⇒『戦国策』には、「秦の昭王が斉国に玉連環を贈った」という記述が出てくる。確証はないがこの「玉連環」が、「九連環」と同種のものであるといわれている。 一方では九連環は、「諸葛亮孔明が、妻の無聊を慰めるために考案した」という伝説もある。
で、中国のWikipedia(http://zh.wikipedia.org/wiki/九連環)によりますと
⇒○戰國時代名家惠施曾著立《連環可解》的立論。
○據説三國時期,諸葛亮常帶兵打仗,為排遣妻子寂寞而發明。
戦国時代の惠施の立てた《連環可解》理論は《荘子.天下篇》に見えるようです。後者が例の諸葛孔明が妻に・・・の話ですね。
私がネット上で調べられたのはとりあえずこれくらいです。
あとは博識の方々にお願い申し上げます・・・
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