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二夜連続ライブ体験1−2 |
030719
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<<二夜連続ライブ体験1−1
このページでの曲目(著者の記憶によるところなので間違っている可能性あり):
1. リデルの散歩 >>here 2. アゼリカアゼリコ >>here 3. かんしゃく姫(朗読) >>here 4. Voo−Dooチャイルド >>here 5. ナナ(日本語タイトル不明。スペインの子守歌) >>here ![]() 舞台の左奥の椅子に、さねよしいさ子さん、右奥の椅子に良原リエさん、左手前のパーカッションのところに誰か、メンバーの人(誰だろ??)、右の手前に、宍戸孝司さんが陣取る。 実はこの舞台、壁に大きな鏡が立てかけられていて、「舞台からみた風景」が垣間見えるのだ。 その場にたった、さねよしさんは、ちらちらと鏡を見ている(これが後の伏線となるj) さねよしさんの格好はというと、Tシャツ、パンツ、スニーカーという格好。髪型はいつものショート。Tシャツは紺の地にスプーン曲げのコミカルな絵が描かれている。多分、前と後で、2コマ・マンガになっていると思うんだけど。 しばらくすると、 さねよしさん「ちょっと待っている間、暇なので、いきなりメンバー紹介させていただきます。今日はありがとうございます」 と、切り出した。 あー、そういや、いつも最後にメンバー紹介、やりますね。 「待っている」っていうのは宍戸さんがギターのチューニングをしていることかな、きっと。 というわけで、アコーディオン&鍵盤ハーモニカ担当の、良原リエさん、ギター担当の宍戸孝司さんと紹介されていく。二人でかっぱ隊だそうな。 で、注目のパーカッションの人は、ゲストの田中良太さんだそうな。 今回、かっぱ隊ツアーってことで各地をまわっているんだけど、この田中さんはここだけのご登場とのこと。 さねよしさん「私の初対面の人です」 とのこと。思わずツッコミを入れたくなる発言(笑) さらにツッコミを入れたくなる発言が!? さねよしさん「えーと、マスターさんの…フクモリさん、ですよね? フクモリさん!」 と、お店の人まで紹介してる。その気配り、頭が下がりますー。 さねよしさん曰く、ここに入ってきて、バーだったので驚いたとのこと。自分で書いたのを確かめてみたらホントにバーだったとのこと(笑) (良原さんも驚いた……と良原さんのオフィシャルサイトの日記にも書いてました。) さねよしさん「それで一曲目は多分…この雰囲気に……ま、いいや、何でもない。しゃべりすぎは愚か者だから…」 何とも、さねよしらしいセリフとともに、ギターが「ウォーン」となる。 な、何の曲?って思っていると、「ズンタッタ、ズンタッタ」という聞き慣れたリズムが流れてくる。 そう、一曲目は「リデルの散歩」 アルバムCD「手足」0208142104-05)に収録されている曲だ。 うん、この唄の、唄われる世界ってのは「アルプスの少女ハイジ」みたいな感じです。のどかでノビノビしてる。 印象に残ったところは、唄(問いかけ)→それぞれ楽器によるソロ(答え)。 あと、例によって、さねよしさんの言葉にならない声。これもサビの部分が終わったぐらいのとこ。 最後は口笛でしめ。 場内、拍手。 さねよしさん「この場の雰囲気に全然、似合ってない曲だったでしょ?」 と、お茶目なコメント。 いえいえ、唄われている内容はバーって雰囲気じゃないけど、唄っているところ、そのものは何だかバーの雰囲気にあってます♪ その後、うろ覚えだけど、こんなやりとりが。 さねよしさん「譜面台を宍戸君がとっちゃったんですか?」 良原さん「まぁ、そうともいう」 さねよしさん「(宍戸さんの方をみて)そうやってあなたは……人、それぞれですね」 場内、笑。 何だか、掛け合い漫才トリオみたいで面白い!(笑) ところでさねよしさん、宍戸さんのことを「宍戸君」と呼んだり「宍戸氏」と呼んだりするのは、何か気持ちとか場の雰囲気とか関係するのかな。個人的には後者の方が言葉遊びっぽくて好きなんだけど。 それから今日、いつもの唄の他、朗読やアカペラをやると告知した後、「アゼリカアゼリコ」とタイトルコール。 マキシシングル「とても正確なことが」0208142104-03)に収録されている曲。 「ドゥドゥッ……トトトトト、ドゥドゥッ……トトトトト、ドゥドゥッ……トトトトト」って感じ(←全然、伝わらないでしょうけど)で明るい雰囲気のリズムが流れ始める。それにメロディーと歌詞が乗ってくる。サビの部分ではシンバルがジャーンとなる。 CDではテクノなアレンジだったんだけど、それよりポップな仕上がり。こちらの方が楽しそうな印象(CDバージョンも好き)。間奏ではご機嫌な口笛も出る。 言葉遊びも交えた歌詞に、私は不思議なものにふれたときの高揚感が織り込まれている感じがして、それが曲調と合わさって、自らの胸に湧く高揚感が心地よいのだ。 そういえば、話ががらりとかわるけど、さねよしさんのライブでのファンは私の中では直立不動で聴いてて、結局、半径5メートル以内は私だけしか曲に合わせて体を動かしてないってイメージがあるんだけど、今回の席の前に座る人は結構、ノリノリで体、動かしてたんで、視覚的にも曲にのりやすかった。感謝感謝なのです♪ 唄は「アゼリカアゼリコ」と声を小さくしながら自己フェードアウト。 (なんか、一番小さい声で、とちったのか、微妙に照れ笑いしてました) 最後に大きな声で「ア・ゼ・リ・カ」と、しめ。 そのまま朗読「かんしゃく姫」とタイトルコール。 「アゼリカアゼリコ」の伴奏のまま、朗読開始♪ ちなみに私の知る限り、メディアにはない。収録されたCD、発売されないかなぁ。 書くとネタバレになってしまいそうなので説明は割愛ね。 簡単に感想書くと、開眼の瞬間とその後が好き! 曲もそれにあわてるし。そのときの優しい曲調が素敵。それに合わせた、さねよしさんの唄も素敵! さねよしさん「おしまい」 場内拍手。 そのままメロディーが流れる。 そう、これは「Voo−Dooチャイルド」♪ マキシシングル「Voo−Dooチャイルド」01)に収録されている曲だ。 あー、なんか、鍵盤ハーモニカ(だっけ?)での懐かしいって感覚を呼び起こすようなメロディーが唄にあってとても良い♪(これを書いている今でも気付いたらそのメロディーを口笛ふいてる・笑) その感覚を引きずったまま、サビへサビへと高揚していくのがよいです。 やはり、こういったCDに収録されているのとは別バージョンが聴けるのはライブの魅力! CDでは、元気さが印象的だったけど、なんだかこのアレンジ(特に楽器の音質やメロディー)は私にとって「懐かしい」「ほろにが」とかの感覚に近いところを刺激しているみたい。 サビの「なーにー、なーにー」と後につづく言葉じゃない唄い声が胸の奥の「懐かしさ」とか「ちょっぴり切なさ」とかをさらに鷲掴みにされる。 さねよしさんの口笛もちょっと哀愁ただよっているんですよ! 唄が終わり、場内拍手! あー、ノリノリでとても良かったなぁ、なんて思っていると、 さねよしさん「あー、楽しかったな、今ね」 と唐突に発言。場内、思わず笑い。続けて、その理由に触れて曰く、 さねよしさん「神経質なもんですから、自分が楽しくなると、心配になるんですよ、それは、あたしだけが楽しいんじゃないかっていう…」 さねよしさんらしい発言にまたまた場内笑。 いやいや、そんなことないですよ。みんなこんなに楽しんでるじゃないですか! それに「神経質」って言葉の持つイメージが揺らぎました(笑) 良いイメージへ。 と、ここで、CD情報。 なんでも11月の終わり頃にカバー曲のアルバムCDが発売とのこと。 おぉ、ついに新盤! 内容は子守歌などが入っているとのこと。今から楽しみ♪ そういう耳寄りな情報を話している、さねよしさん。 急にゴホンと咳。それから、マスターにお水を求める。ついでに他のメンバーにもお水。 それから和やかな雰囲気になって、さねよしさんのトーク。 それはこの会場のこと。上の見取り図を参照してほしい。 さねよしさん曰く「こんなスペースとってもうしわけないぐらい」とのこと。それはまんざら悪い気持ちじゃなくて、「気取った気持ち」になるそうな。 それにアーティストと観客の距離が短いことについても…… さねよしさん「いいんじゃないですかね、『よぉ!』みたいな感じで。世間話、はじめちゃっていい距離ですね」 うーん、確かに。多分、ここの会場のライブに行ったことない人にはわかりづらいけど、そんな距離。広いワンルームマンションの一戸に大人数で詰めかけた感じ(ホントにやると近所迷惑だけど・笑) いやはや貴重な体験♪ あと、また神経質ネタ、おっしゃってました。 飲み水の入れ物を置くのにも、神経質だから、落としてこぼしてしまいそうでドキドキしてしまうとのことです。 うーん、こういわれると、神経質だってのは納得してしまう…… それで新盤の流れで、それに収録される予定の曲が次の曲とのこと。 スペインの子守歌で、原題は「ナナ」。 (「スペインの子守歌」「ナナ」で検索すると、でてくる) アカペラでさねよしさんが歌い出す。 重厚でしっとりとした良い感じ。 唄う前にまだスペインの発音はわからないとのことで、日本語だった(多分)。 CDで聴くのが楽しみ♪ 場内、拍手! さて次はどんな唄? |
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