|
▼みちゅさん:
>初めまして。
>大学の演劇部で脚本担当をしている者です。
>映画レッドクリフのパロディを制作するのですが、三国時代の虎狩のシーンについて、調べても詳しいやり方がわからなかったので、こちらにお邪魔させていただきました。
>
>フビライの時代は、猟犬を二匹使って虎を追い詰めてから射手が仕留めたらしいですが、三国時代は一体どのようにしていたのでしょうか?
>単純に馬に乗って追いかけて射るだけ?
>笛や太鼓など、何か道具を使ったのでしょうか?
>何かの餌を使っておびき寄せたり、罠を張ったりしたのでしょうか?
>
>あと、虎を仕留めるのは一番エライ人に譲らなくてはいけない、とかそういう仕来たりや、装束などに決まりはあったのでしょうか?
>
>まとまらない質問ですみません。
>三国時代の虎狩のやり方に関して出来るだけ多くの情報が欲しいです。
>おススメの史料や映画などあったら教えてください。
>よろしくお願いします。
>
>
あまりたいしたヒントにならないのですが・・・・・・。何かのスレで清岡美津夫さんが紹介されていた 京都大学人文科学研究所所蔵石刻拓本資料 のサイトに漢代畫像石の拓本が紹介されている(http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/db-machine/imgsrv/takuhon/g_menu.html)のですが、嘉祥県・鄭州・南陽などに闘虎図や狩猟図が掲載されています。あまり鮮明ではないし画像も大きくありませんが、時代が近いので参考にはなると思います。
印象としては、武器(道具)は何でもありだけど弓矢が多い、猟犬も使われることがあったが虎狩にいたかどうかは不明、というところです。ヴィジュアル的には漢代の画像石・画像磚・壁画あたりがオススメです。
最後に余計なことなのですが、『レッドクリフ』自体が史実に忠実ではないのですから、そのパロディであればさほど厳密でなくともイメージ重視で良いのではないでしょうか。いかがでしょうか?
|
|