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▼いな吉さん:
>大変ご無沙汰しております。いな吉です。
>って、知ってる人いるのかな(苦笑)
>
>
>来週公開のようですね、赤壁映画。
>見に行く予定の方、いますか?
>
>私は全然行く気ナシ(爆)
>
>別にあの人が出てこないから見ないってわけじゃなくて、ワイヤーアクションがあると聞いただけでもう拒否反応が(笑)
>先日の『その時歴史が動いた』を見ただけで、もんどりうってしまいましたからね(;゚皿゚)アノ説明ナニ?!
>未だに冷静にこういう番組を見ることができないんだ…と、自分を再認識してしまいました。なので、映画なんて絶対無理!
>見に行く方、もう見た方、いたら感想だけでも聞かせてください。お願いします。
>
>金城さんはスキだけど、孔明役というところが心配です(爆)
>
>
>清岡さん、久々の話題がこんなんですいません(^_^;)
どうもご指名ありがとうございます(違)、清岡です。
映画『レッドクリフ』それ自体にファンがついたり、監督や俳優それぞれのファンが『レッドクリフ』についてあれこれ調べたり、そのうち「三国志はレッドクリフから入りました!」なんていう三国志ファンが出てくるでしょうから、そろそろ迂闊なことをネットに書き込めなくなってきていますね。
だけど、ここはまだ『レッドクリフ』を見ていないという強みを生かして(?)、書き記しておきますね。見たら見たで意見が180°や360°変わるでしょうし。
というのも、後世、日本の三国志ファン史ができるにあたって、何も書き残さなければ、そのまま「『レッドクリフ』は公開後、多くの三国志ファンを開拓し、多くの三国志ファンを魅了した素晴らしい作品だ」だけ書かれる可能性がありそうなので、中には興味の持てない三国志ファンも居るんだ、ということを書き残しておきます。
現時点では、私は『レッドクリフ』が三国志ファン層に与える影響については興味はありますが、『レッドクリフ』自体には、いな吉さんと同じく見に行く気は沸いてこないですかね。未だ、テレビ放映まで待てるレベルです。
理由は何かと聞かれると返答に困ると思うのですが、強いて言えば趣味で小説を書いている手前、イメージで影響を受けたくないからかもしれません。
[#3227]で少し書いたように、『その時歴史が動いた』2008年10月8日放送分(第339回)「三国志クライマックス!〜激動の英雄たち 3つの「その時」〜」を見ました。
2001年8月22日に放送された『その時歴史が動いた』第64回三国志英雄伝[#T1561]の「劉備=善の為政者、曹操=悪の為政者」といった番組コンセプトが念頭にあったので、今回放送された分に関して私はすごく評価高いですよ(ただ蜀のところは相変わらずドリーム入ってましたが・笑 劉備の出身地を史書にない「楼桑村」としていたのはもしかするとその宣言かもしれません)。
見所は中国中央電視台制作『三国演義』からの映像、映画『レッドクリフ』からの映像、「石城の里 三国志城」提供と思わしき、総じて統一感が感じられない肖像画などの映像のチョイスでしょうか。前者二つに関しては画面の前でどっちがどっちか一人つぶやいていました(両方とも本編を見ていないですが)。かなり『レッドクリフ』からの映像が使われていましたね。本質と関係ないのですが、『禮記』内則に「凡男拜.尚左手.」(およそ男が拝するのは左手を尚(うえ)にする)とあるんですが、『レッドクリフ』では右手を上にするパターンもあったので、それが目に付いていました(尤もあのポーズは頭を下げていないので、拝でも何でも無いのかもしれませんが)。まぁ、監督自身が多維新聞社の報道(2002年7月1日)において、いつか『三国演義』を映画にしたい、という旨を言及しており、歴史だけを取り入れた映画ではないことは明白なので、そういうことを書くのは野暮以外の何ものでもないのですが。
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