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【970】典韋の曹操救出劇、あれえ??? たいがあ 2004/5/26(水) 20:18 初心者質問

【980】Re:典韋の曹操救出劇、あれえ??? たいがあ 2004/5/30(日) 9:12
┗ 【1234】Re:典韋の曹操救出劇、あれえ??? 岡本 2004/8/26(木) 13:53
┗ 【1235】Re:携行と速射性に優れる投げ斧の方が合って... 隼鶻 2004/8/26(木) 16:26 ひと言

【980】Re:典韋の曹操救出劇、あれえ???
 たいがあ WEB  - 2004/5/30(日) 9:12 -

引用なし
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   ▼ニセクロさん:
>短戟がaxになっているのは、戟をpole-axと訳したからじゃないかなと思います。
>ハルバートなどがそういうポールアックスの類なので、西洋人が戟を見たらポールアックスと訳すんじゃないでしょうか?
>で、一旦そう訳してしまったら短戟→ポールアックスの短いやつ→ポールの取れた…アックス!???となってしまったんだと思います。
>
>敢えて似たような使い勝手の武器に意訳するなら、ジャベリンでしょうか?
>下記urlの説明を見ていると、典韋が短戟でやろうとしたことが良く分かる気がします。
>http://www5f.biglobe.ne.jp/~ssbohe/pole_javelin.htm
>なんでそんなこと(短戟を投げつける)を思いついたのかとかも。
>古代ローマ時代から使われていたこの兵器、射程距離は20ヤード位だったと思います。
>(ほぼ同じかな?)

参考のためテーラー訳を記します

"When the ruffians are at ten paces, call out to me." Then he set off with mighty strides, plunging forward, careless of the flying arrows. Lu Bu's horsemen followed, and when they got near, Dian Wei's followers shouted, "Ten paces!" "Five, then call!" shouted back Dian Wei, and went on. Presently, "Five paces!" Then Dian Wei spun round and flung the battle-axes. With every fling a man fell from the saddle and never a battle-ax missed. .

短戟はjavelinのほうが近い。なるほどいわれてみればそうかも知れません。
この場面に限らずテーラー訳は武器の描写となると結構アバウトです。
ただこれは1927年で資料に乏しかったためといえるかもしれません。
伝説の武器も直訳できるものはなるべく直訳しているようですが
あまりゲームのように個人の武器の特徴を的確にネーミングして
いるとまではいえません。横山光輝氏も「国交正常化前は中国側から
の資料が手に入りにくく戦闘場面の描写が困った」と三国志事典で
書いていたような記憶があります。テーラー氏も同様のジレンマを抱えながら
翻訳していたのでしょう。


>
>あと、典韋と従者のやりとりは次のように理解すると面白いかも。
>
> 典韋「10歩になったら教えろよ?」
> 従者「ら、らじゃー! うわ! 敵いっぱい! オレいっぱいいっぱい!
>    おやびん! 10歩!10歩です! 敵いっぱい! 10歩!」
> 典韋(あー。完全にテンパってんなー。全然遠いじゃねーかよ、使えねぇ)
>   「まだまだ。5歩になったら教えろ」
> 従者「うひーっ! 5歩!5歩5歩5歩! おやびn5h」
> 典韋「うっし! 死にさらせ腐れ呂布軍!」
> (以下演義へ続く)

【1234】Re:典韋の曹操救出劇、あれえ???
 岡本  - 2004/8/26(木) 13:53 -

引用なし
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   初めまして
終了済みかも知れませんが、投稿させていただきます。
三国志連環画などで記述のある武器がどのような形状でどういう用法
だったのか調べていたことがありましたので。

シーンの説明自体と”axe”になった説明に関しては
ほぼニセクロ様が言い尽くされていますが、
短戟に対応する武器としてはジャベリンの他に
hatchet=投げ斧(バイキング等が使用)
tomahawk=ネイティヴアメリカンの投げ斧
が挙げられるのではないかと思います。
ジャベリンは古代西欧で使用された投擲・接近戦両用の兵器ですが、
携帯性と速射性が良くありません。これはオリンピックの槍投げ競技を
見ていただけるとお分かりかと思います。
古代ローマ兵は長短2本のジャベリン(ピロムpilumともいった)を携行し
開戦直後の一斉投擲という使用法をしていました。

典韋が十数本の投擲兵器を携行して数mまで迫った呂布軍騎兵を次々に撃破したというシーンから考えると、携行と速射性に優れる投げ斧の方が合っているのではないかと考えます。戟=halberd,pole-axe=axeの流れにも近いですし。

異文化間で対応する似通った道具を探すのは難しいこともあります。
日本の場合、うまく対応するのがなかったのでもっとも近い”手裏剣”
としたのでしょう。”短剣”も、短剣投げがありますでの、携行と速射に優れたものとして選んだのではないかと考えられます。

また、こういった”軽い”投擲兵器の射程はそんなに長くなく、(せいぜい数〜10m)ニセクロ様演出の”十歩、五歩”の状況説明が着くかと思われます。

【1235】Re:携行と速射性に優れる投げ斧の方が合っ...
ひと言  隼鶻 E-MAIL  - 2004/8/26(木) 16:26 -

引用なし
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   斧…戟…短戟…

劉というのは如何でしょう乎

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