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「正史三国志」「三国志正史」
031211
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注意。ここは冗談ページ(試作版)です。本当にあるものだとととらえないでくださいね。(三国志ファンの習性をクールに笑い飛ばそうとページにしたかったんですが、あまりうまくいってません・汗) あと、このページの作者は医学知識がゼロでそもそも用語の使い方や意味の捉え方を間違っている可能性大です。あしからず。

「正史三国志」もしくは「三国志正史」で検索して来られた方へ
   あなたのお求めになるものはここにはないです。多分、以下のリンクが参照になるかと。
         >>三国志とは
         >>サポ板ツリー1481(外部リンク)



「正史」誤用症候群


あなたは発症していませんか?

   「正史」誤用症候群は、ここ数年、三国志ファンで流行している症候群です。自覚症状がなく、他人からも発見されにくいのが特徴です。この症候群の存在は数年前より知られていましたが、日常生活であまり害がないため、それまでくわしく研究されず予防もされていません。ここでは研究により現在、わかっている範囲で確かな情報だけを公開したいと思います。

   症状は様々で多岐にわたっていますが、目安になるようあえて三段階に分類しました。そのうちの代表的な症状を以下にあげます。


重度
ちくま学芸文庫「正史三国志」(以下、「ちくま訳本三国志」と呼ぶ)のことを「正史」や「ちくま正史」と呼ぶ。

発症例
・「正史5巻、ゲットしました」
・「ちくま正史を読んでいると」(※筑摩書房からは「三国志」の訳本だけじゃなく「史記」も訳本が出ています)


中度
十七史、二十四史、二十五史と、数え方はいろいろあるものの、「三国志」だけを「正史」と呼ぶ。

発症例
・「それは正史じゃなく、晋書に載っているよ」
・「正史魏書だと…」(※三国志魏書の他に、正史類に魏書があるので、どちらを指しているかわかりません。)
・「正史董卓伝や正史呂布伝によると…」(※これだと後漢書の董卓伝(呂布伝)か三国志の董卓伝(呂布伝)かわかりません。)


軽度
「三国志」の前もしくは後ろにわざわざ「正史」とつけて呼ぶ
(※但し、それと同じく「正史史記」、「魏書正史」など、他の正史類にも「正史」とつけることに関しては考察の余地があります。

発症例
・「三国志正史の周瑜は…」 (※まるで正史ではない「三国志」があるみたいで紛らわしい)


☆一つでも当てはまるぞというかたは>>こちら

☆大丈夫というかたは>>こちら





一つでも当てはまった方へ

   残念ながら、あなたは「正史」誤用症候群である可能性があります。とは言っても、まだ研究は始まったばかりで治療法が確立されていません。聞くところよると、後漢書や晋書など、三国志とは別の正史があると認識すると治るということがあるらしいのですが、逆効果にならないとも限りません。
   現在では自然治癒に任せるのが一番だと考えられます。




発症していない方へ

   今回、大丈夫だったという方も安心はできません。ただコミュニケーションをとる相手に合わせているだけだったのに、いつのまにやら発症して自覚症状がなくなっていたという事例も耳にします。そうならないためには以下のような予防手段が考えられます。

・いくら相手に話が通じやすいからといって、本来の意味での「三国志」にわざわざ「正史」なんて言葉をつけるのは不要です。あなたの親切心が発症の元になるおそれがあります。

・「三国演義」(もしくは「三国志通俗演義」)を初心者に通じやすいだろうとし、「小説『三国志』」と言い換えるのは控えてください。その一言が発症のはじまりです。

・三国志系の話をするとき、ちくま学芸文庫「正史三国志」のことを「ちくま訳本三国志」など言い換えましょう。三国志が関連する話の中で、そのまま「正史三国志」と呼ぶと、あたかも「正史」以外の「三国志」があるように錯覚されやすいので、話の混乱の元になるおそれがあります。

・「三国志」を題材にした創作物を「三国志系」「三国志もの」「三国志ジャンル」「三国志小説」……など場合場合に応じ呼びましょう。それらを面倒がって「三国志」とよぶと発症の可能性が高くなります。日頃の予防が大切です。

・「三国志」とタイトルが付けられている小説などの創作物に関しては、本来の「三国志」と明確に区別するため、あえてタイトルの前に作者名をつけるなりメディア名をつけるなりしましょう。
例   吉川三国志、北方三国志、光栄三国志、人形劇三国志

・もしコミュニケーションをとっている相手が発症していたとしても、それを自分たちだけで治療しようとすることはしないでください。生兵法は怪我の元。あなたが不利益を被るおそれがあります。


※ちなみにこのページ(http://cte.main.jp/sunshi/w/w031211.html)は他のページと同様、直接、リンクすることに制限は設けてません。リンクの報告も不要です。バナーは下記のものを用意しました。必要であればダウンロードしてご使用ください。
冗談をさらに広げて用意したバナー
(12月17日追記)
←訂正表があったりと(生産的♪)、こちらの会の方がよくできているので、リンク、はっときます。




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