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2010年5月の雑記
2010.05.21.
<<2010年4月の雑記


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   このページは日記コンテンツです。本サイトでは全然、ジャンル違いなので注意です。


5/17   ケータイ文化

NHK番組『COOL JAPAN 発掘!かっこいいニッポン』の「携帯」の回を見て。かつてPHSや携帯電話の普及によりポケベル文化が淘汰されたように、電子書籍端末の登場によりケータイ小説の文化を淘汰するような気がする。

>>NHK | COOL JAPAN 発掘!かっこいいニッポン


5/20   ようやく図書カードつくる

ここの雑記でも時々書いていたように、数年前までは図書館で本を借りまくっていたが、環境の変化で、借りずに居て、思い立ったように、二日前ようやっと図書カードを作った。1年半ぶりぐらいか? 前々から借りたかったが貸し出されていた『高学歴ワーキングプア』を読み切って、今日、その続編的な『アカデミア・サバイバル』と、それから『メディア・イノベーションの衝撃』を借りた。もっと早く図書カード作ればよかった。


5/21   おお振り

おおきく振りかぶって ~夏の大会編~」、前のシリーズから見ていたけど、自分のチームが研究されていることを見破る件とか、そこに至るまでの過剰とも思える心理描写とか、おもしろい!

>>おおきく振りかぶって ~夏の大会編~

>>TBSアニメーション・おおきく振りかぶって 公式ホームページ



5/23   あのラーメン屋?

10年ぐらい前、美味しくなくて評判のラーメン屋があって、実際に食してみると美味しくなくて、世界のラーメンとかいってスープの種類が多いのに麺が一種類だから当然だ、と思った。しかし、今日、美味しいラーメン屋としてテレビ番組で取り上げられていた。あれから進歩があったのか、それとも単なるテレビ的演出なんだろうか。


   下記リンク先の「三国志ニュース 」で書いたように、京都精華大学国際マンガ研究センター 学術シンポジウム「マンガ×ミュージアム脱限界論-マンガ表現規制問題をめぐって-」に行ってきた。当日はにわかに激しい雨が降っており、北大路ビブレの「ITALIAN TOMATO Cafe Jr.」でブランチを食した後、一日券を購入していたので市バスで開催地の京都国際マンガミュージアムに行く。直接行くバスがないので、雨交じりの寒風吹き荒む中で20分ぐらい乗換待ちだった。

>>私的メモ2:三国漫画分析

   上のリンク先で触れたシモンちゃんだけど、オスのチョウチョの羽根が付いているので女装している美少年だとネット上で話題になっていると伊藤剛さんがおっしゃっていて、その数時間後に放送されたNHK-BS2の番組『MAG・ネット』でシモンちゃんのことが取り上げられた上に美少年説も出ていたのには笑った。

>>MAG・ネット

   一番、印象に残ったことについて、竹宮惠子先生が当時、どういった意志を持って『風と木の詩』を描いていたかを伺えて良かった。今、年齢制限かけられるとすると「G14」ってことだそうな。当時、少女たちは肉体的な情報に触れず憧れだけをもったまま、結婚に到るという思いを抱いてらして、そういったギャップを緩和する意図もあったそうな。なるほど。確実なことを確かめようとすると、まだそのシンポジウムの動画が公開されているため、それで確認して下さると幸い。


5/24   孫堅薨去

小説執筆に備え一年振りぐらいの「孫氏からみた三国志」更新。といっても書こうとしている小説は孫堅関係ないんだけどね。

>>孫堅薨去


5/26   ゲゲゲ

   連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』が面白い!   元々、前後の漫画文化に興味があったってのもあるんだろうけど、厳しい業界情勢で基本貧乏だけど理由を付けて前向きにするあたりが共感するんだろうね。「Wikipedia」を参照にすると、歴史通り話が進んでいるようだ。つまり、折角、懇意になった出版社はその社長さん入院により会社が潰れ、そのどさくさで原稿が無くなるという流れ。仕事が無くなったんで飛び込みで仕事をとるも、この日、理由を明かされていないが(※追記。次の日あたりの放送で明らかになったんだけど、ペンネームを変えての少女漫画だった)、恐らく編集者読者ウケしやすいよう作風を変えての原稿書き。そのため喫茶店で婦人雑誌をあさってまでも取材し、地方から東京へでてたまたま訪問した南明奈さん演じる女性新人漫画家を捕まえ、ペンの音を辺りに振りまきつつ自分の漫画を徹夜で手伝わせる。女房は何も理由を言われず、自分のアシスタント席をその新人に取られるわ、良かれと思って体の温まる鍋を晩飯に用意したら、夫に「だら!締切前なのにゆっくり食べてられるか!」と怒鳴られる始末。もうシチュエーションが面白すぎ。

>>連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」


5/29   小説冒頭サンプル

創作三国志同盟」(※改めて説明すると、色を変えているのはその語句で検索すると詳細情報が出るという意味)の設立の動きがあるってことで、現状ではなかなか参加は難しいけど、それに触発されて小説冒頭サンプルを晒そうと思った。多分、あと数ヶ月すればもう一つぐらい晒せると思う。

>>京師奪還   小説冒頭サンプル


5/31   メメックスとユビキュウタス・コンピュータ

歌田明弘/著『本の未来はどうなるか』(中公新書2000年11月)読了。コンピュータの発想の元となった1945年のアイディア「メメックス」(Memex=MEMory EXtender)の説明は存在しない現在を想像できて興味深い。それと「ユビキュウタス・コンピュータ」は名前だけ見ると、一昔前にそういう名前が流行っていたな、という第一印象だったが、その説明を読むと全然、古びていない概念だ。三国志関連にせよ何にせよ、あるジャンルについてネットを通じて何かしようとすると、まず念頭に入れてしまうのが、ネットそのものの障壁だ。つまりネットでアクセスするにはPCなりケータイなりを操作する技術が要るので、障壁になりうる。PCやケータイを使い慣れた人ならば、「そのうち慣れる」という思いがあるだろうし、「障壁」と言われると疑問を呈するだろうが、これは(書籍にも書いていたが)「紙に字を書いたりする」技術と比べるとPCやケータイが以下に情報技術の必要な障壁の高いものだということがよく分かるだろう。また現行のネットはほとんど画面上で処理されていて、つまり仮装空間上で処理されており、その時点で人間とは親和性の低いものだ。この二点を緩和するのが「ユビキュウタス・コンピュータ」であり、つまりコンピュータを実在空間へ自然に埋め込み、必要な情報技術を「紙に字を書いたりする」程度まで下げるという発想だそうな。もちろんこれにより発生するプライバシー問題とかも書かれていた。


   テレビ番組『タイムスクープハンター』の「サバイバル!   戦火の女たち」の回、面白かった。一部マニアに「姫武将」とか言って重宝されそうな映像だけど、そんな冗談はともかく、タイムスリップして記録するという設定だから、カメラワーク自体に演技させることができ、そのため緊迫感のある映像を演出させることに成功している。銃撃戦やサバイバルな感じで惹き付けられた。

>>TSH


   テレビ番組『Bizスポ』のニュースで、電子書籍端末に対抗する書店の取り組みが紹介されていた。それは書店の店頭で携帯を翳すだけで電子書籍を買えるというサービス。普通の書籍の半額で、利益の半分(※多分)は書店に回るそうな。

>>NHK Bizスポ

   ここらへん以前、「<<2010年3月の書き留めて置いたもの」の雑記に書いたアイディアに近くなってきて、やはりそういった前向きな動きはすがすがしく感じてしまう。




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