上記ページから下記へ講座内容を引用する。
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二千字近い『魏志』倭人伝のうち、「邪馬台国」(原文では「邪馬壹國」)・「卑弥呼」の熟語はそれぞれ一箇所にしか登場しない。もちろん関連する記事はあるが、『魏志』倭人伝が邪馬台国や卑弥呼のことを述べた記録であるかといえば、百パーセント該当するわけではない。『魏志』倭人伝は朝鮮半島北部の帯方郡から倭国に至るまでの里程や魏の推定する倭国の位置に関する記録の第一部、その風俗について述べた第二部、そして魏と倭との交渉について詳述した第三部、との三部構成に分けることができる。本講座ではこの三部について順次解説するが、特に魏と倭との交渉について重点的に述べていきたい。(講師・記)
●各回のテーマ
第1回 里程論と魏の推定した倭国の位置
第2回 倭国の風俗
第3回 魏と倭との交渉
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