パリピ孔明 14巻(2023年7月6日)

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 2023年7月8日土曜日、2日前に表題の単行本を購入し、阪急の四条烏丸駅から9時22分発ので出発。十三駅で乗換えて10時45分着で西台駅へ。天気は下り坂予報ながら降雨はなく、そこから15分ほど歩き、11時過ぎに神戸のブックカフェCha-ngokushi(ちゃんごくし)に到着。

・Cha-ngokushi (Changokushi) on Twitter
https://twitter.com/Changokushi

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 2023年7月6日に講談社から『パリピ孔明』14巻(ヤンマガKCスペシャル、ISBN978-4-06-532251-2)が690円(税別)で発売された。週刊『ヤングマガジン』連載中で、四葉夕卜/原作、小川亮/作画。初出は「『ヤングマガジン』2023年第13号、第14号、第16号、第17号、第19号、第20号、第23号、第24号」とのこと。

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https://kc.kodansha.co.jp/

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・『パリピ孔明(14)』(四葉 夕卜,小川 亮)
https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000378027

※前巻記事 パリピ孔明 13巻(2023年4月6日)

※関連記事 異なる世界を繋ぐものとしての標準化(2023年6月6日)

※次巻記事 パリピ孔明 15巻(2023年10月5日)

・パリピ孔明
https://magazine.yanmaga.jp/c/paripi/

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 気づけばバッテリーが切れていたので、カメラをお借りて、その単行本14巻を撮影。前巻と同じく、孔明由来のメニューでもある普洱茶ミルクティーを注文し、さらに定番の劉備の耳付蜀パン四川風ホットサンドを注文し、勝手にシン・水魚セットと呼んでいた分だけど、右から水魚の構図だよね、ちょうど表紙が作中での現代シン・水魚といったところだろうか。やはり帯は2023年秋ドラマの分で、裏側には英子役に上白石萌歌さんがえらばれたとある…「いだてん」の前畑選手のイメージからアップデートされてない清岡。

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 それで以下、いつものネタバレ前提のメモ。


・pp.12-13見開き p.12 k.2 小林オーナー「荊州譲渡を断った劉備みたいで良かったぞ!」を始めとする5人のコメントをうけてのp.13 k.1の英子の「いじるのをやめてくれ~」 和気あいあいとして楽しい。
・pp.14-15 手前の孔明がレーベルのみんなに語るシーンがカバーをとった単行本の絵に使われている。
・p.20 k.2 p.12 k.2と同じ構図で小林オーナー「領地を持たなかった劉備が蜀をゲットしたようにするってことだな!」 ブレないね!そして東海林「なるほど!」英子「なおさらわかんない」 ・pp.28-29の見開き四コマ。前園の記者会見。次のページで英子が突っ込んでいるけど「鋼の精神だな おい」
・p.35→p.36のめくりで孔明「私はすでに“踊ってみた”済みです」 フリも含めおもしろい あとから振り返るとTikTokもどきのDiKDokについてのイントロだったんだね。
・めくりでp.44 k.1で孔明の回想、というか想像で徐庶登場! 「贋書の計」って行っているあたりやはり三国時代からのトリップじゃなくて物語世界のトリップ説が強化されるね。
・p.45 k.4「現代の問題がそろそろ起きる頃ですよ」が重要なフリ。
・p.50でその「現代の問題」SNSで集まった客層のリアクションなんだけど、こういった批評性風刺性がある「パリピ孔明」は興味深い、というか震えた。サビが終わると、ステージを見ずに一斉に手元のスマホをいじりだすこと。
・p.52からはその現象について孔明の解説 p.55 孔明の計略、始動。
・p.59の次の話(第110話)では解決編。クラブミュージックの特長まで描かれていて震えるわ。p.63 k.1 孔明「客層に刺さる曲に変えその日の雰囲気を作っていく」「決まったセットリストがない機動力がクラブ最大のメリット」
・p.64 そして、めくり前に「ダメ押しです」として出てきた見開きコマのKABE!いいね!pp.66-67で見開き全開で観客の熱狂を描く!
・pp.71-72の英子と客の触れ合いもいいね(いや一回目でこの2ページ、気づかずまるっと見逃していた、それでも偶然話がつながるもんだね)。
・そして作戦会議 p.97小林オーナー「単独ライブを練兵に使うってことか」わかりやすい!
・160ページ中p.113からは競馬の話!大きな流れから自然に入ってきた。ギゴショクライダー、サクユウフレンツェ テイブクルーガー そしてライバルのテキロサンライズ。ゼツエイじゃなくて?
・p.131 まさかの孔明の調教話
・p.134 前世では孔明は赤兎馬と会ったことがあったのか。
・p.142 オシカルかわいい!
・p.146 唐澤再登場!

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・pp.149-157 書き下ろし小説「孔明、ネオ居酒屋に行く」、小林オーナーと孔明との三国志談義が出てきて面白かった。夷陵の戦いね。
・次巻はいつものスパンで2023年10月とのこと。

 15時半には退出。

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