メモ:「全相平話」と繪解き藝能(日本中國學會報 第69集 2017年10月7日)

※前の記事 リンク:「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む(2005年11月9日-)

 2019年2月23日土曜日1時36分、都内、某マンガ喫茶へ到着。金曜夜なんで心配したけど、禁煙席に空席があった。2月8日までレディースルームだった席で、なるほど店だけでなくその区画のパーティションにもオートロックがあってんね。ミラン戦まで一眠りするか百均で買ってきたカップ麺を食べながらNetflixで『スタートレック;ディスカバリー』の新エピソードを見るかは自由だ!(後者の最中)

・Netflix (ネットフリックス) 日本 - 大好きな映画やドラマを楽しもう!
https://www.netflix.com/

・スター・トレック: ディスカバリー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
https://www.netflix.com/title/80126024

※関連記事 第5回古書会館de古本まつり(京都古書研究会2019年2月8日-10日)

※新規関連記事 鄭問之三國誌 1(1999年10月30日)


 2時17分、気付いたけど壁に女性向け(?)の広告が残されたままだ。「フロアレディ体験入店/時給8,000円全額日払い!」だって。2時20分『スタートレック;ディスカバリー』 #2-6「雷鳴」を見終えた。サルー、かっこええ!他のエピからの伏線を消化するように(むしろ昇華!)畳み掛けるような展開!というか昔みたいな一話完結じゃないけど、“停滞”を突破した感があるね。『アメリカンミーム』をみていたけど、思い出したように3時15分、ラジオ番組「上坂すみれの♡をつければかわいかろう」にシフト、radikoでね。

・radiko.jp
http://radiko.jp/

※関連記事 メモ:寺島優/原作・李志清/作画 三国志(MFコミックス文庫2006年1月31日発行)

※新規関連記事 メモ:日本の三国志マンガにおける表象考察(上) 横山光輝の『三国志』(2018年8月30日)

 結局、眠らず。阿佐ヶ谷のスポーツバー「ミラニスタ」に向かい、ミラン×エンポリ観戦。その前に、相手はアウェイユニフォームでどうせ白だろってことで、アマレッド・ミルクを飲み干す!…と思ったら青のホームユニだったよ、相手。br>
・Sport&darts BAR Milanista
https://www.facebook.com/Sportdarts-BAR-Milanista-546483738707456/

※関連記事 リンク:局アナが語る「三国志の日本史」(2019年2月14日-)

 y ukiさんやアバオさんら9名の観戦会。常連勢はおくれてきたタヤマさんのみという珍しい組み合わせ。前三人で話していた。そして今日のミラン観戦会の方々はpow powやったり、ゴール・セレブレーションをマネしたり、たのしー。うわぁ、ミランの11番だ!ファビオがゴールで印象的なセレブレーション!…と書いている間にVARで取り消し。。。。そして「ミラニスタ」3節連続観戦で3連勝!この調子でデルビーあわせて6連勝だ!うち5連勝までは「ミラニスタ」で見るよ!  そして6時58分、元居たマンガ喫茶到着。1時のときは7番だったが隣の6番。アニメ『盾の勇者の成り上がり』をみながら味噌ラーメン1.5倍をたべて徐々に眠る。コメディ路線もいれつつ面白いね。

・TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』
http://shieldhero-anime.jp/

※関連記事 焼酎ボンボン味わい三撰(モントワール2015年12月17日?)

※新規関連記事 メモ:臥龍梅(2019年3月2日清見寺参拝)

 8時58分に目が覚める。百均によって500円マイナス60円プラス税の買い物。9時44分の丸の内線で国会図書館へ。新宿で座れてシーチキンコッペパンを食べる。

・東京本館|国立国会図書館―National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/

※関連記事 メモ:寛政度御所造営における賢聖障子の製作過程について(2006年)

 それでようやく本題。10時54分、閲覧申請した廣澤裕介「「全相平話」と繪解き藝能」(日本中國學會(日本中国学会)2017年10月7日『日本中國學會報』第69集pp.109-124)が届く。下記関連記事の続きでもあるかな? とタイトルだけだとさっぱり何が三国かわかりにくいが、下記の関連記事(2番目)にある同著者の論文と同じく『全相平話三国志』が論考の俎上にあがっている。

※関連記事 蜀漢・諸葛亮の北伐戦略と隴西・河西回廊の非漢族について(2017年12月22日発行)

・「全相平話」と繪解き藝能掲載誌
http://id.ndl.go.jp/bib/029402356

※関連記事 中国古典文学と挿画文化(2014年2月)

・日本中国学会
http://nippon-chugoku-gakkai.org/
※アクセスしてみると件の論文がPDFで公開されていた。

※関連記事 曹操と呂布の外見について(火輪 第33号 2013年3月)

 まずは例によって目次から(実際は旧字)

110 一 図像の特徴と類似資料との比較
110 一-一 「全相平話」図像の四つの特徴
111 一-二 同時代の上図下文資料との比較
111 (ア)元刊『新刊全相成斉孝経直解』
111 (イ)『新刊大字魁本全相参増奇妙註釈西廂記』
112 (ウ)『仏説目連救母経』
113 二 図像の特徴①②と鑑賞法について
113 二-一 横長画面の左行性とその逆行の効果
113 二-二 異時同図の図像と文字テキスト
113  a 『武王』「七尾狐換妲己神魂」
115  b 『三国』「赤壁鏖兵」
115 二-三 絵解きにおける「赤壁鏖兵」の操作
117 三 図像のキャプションと文字テキストの陰刻表示
117 三-一 文字テキストの陰刻表示
118 三-二 図像のキャプションと図像系陰刻
119 三-三 陰刻表示の役割と絵解き台本
120 おわりに
122 注

 それで論文の第一印象というか一番印象に残った箇所は、中国・元代の印刷物について、次に引用するようにマンガ研究で見かけるような切り口があってとても興味深かった、というか愉しい。

p.113(実際は旧字)
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 図像の中の人物等が右から左に移行する絵柄は、横長画面を持つ「全相平話」の最も数の多い、基本的な描き方となっている。
 縦書きの文字テキストテキストを読む際の視線の動きが右端の行から左端へと向かっていくように、図像の中の人物など全体の動きも右から左へ向かうことで、絵の中の物語がスムーズに進んでいる印象をもたらす。日本の絵巻研究では「絵巻の左行性」と説明され、絵巻の横長画面の最も基本的な特徴とされる。
 その基本的な特徴を逆手にとるのが、人物等が左から右に向かう右向の絵柄である。これは鑑賞者の視線の動きに対向・逆行する形になり、突進・急迫などの印象を付加し、『三国』では張飛や関羽の猛烈な突進を表現する際に使われる。その代表例「関羽斬蔡陽」(図版2)を見る前に、絵巻の基本的な鑑賞法を確認しておきたい。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※次の記事 表と裏の三国志(中国近世文学と中国文化 2012年3月)

※新規関連記事 中国×日本『三国志』版画の中の風と霧の表現(立命館孔子学院2019年5月30日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/4875