ニセ横山光輝「三国志」での孔融(2004年12月)

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 2017年5月3日。兵庫県神戸市新長田地区の六間道五丁目商店街でのCha-ngokushiでまったりしていたら、店長さんからあることを教えてくださる。それは、全面的に横山光輝「三国志」(マンガ)の人物絵が使われる、三国志占い編集委員会編/著『三国志占い―徹底プロファイリング 三国志三十六武将』(ぴあ2004年12月)について、その「三十六武将」の中に横山「三国志」の人物でないのが含まれているという。それは孔融、横山「三国志」には未登場。その本のpp.116-119の「9月3日~9月11日生まれ」のところだ。横山先生のデザインに寄せているのだけど、あからさまに横山先生の「うまい記号性」みたいのがなく引き算のできないデザインで、よく見るとかなり「こわい」仕上がりとなってある。
おまけに誰がそれを描いたのかはっきりせず、あたかも横山「三国志」に出てきたようにミスリードしてしまう。なんかゴテゴテ感がある。どこかの国のぱちもんみたい。ハイ・コンテクストなセリフで締めると「36人いる!」って言いたくなるね。
 あと100年たったら「連載に登場したけど単行本で削られたキャラ」とか都市伝説になるんやろか、とか申し上げてた。

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