会話に活かす三国志語録(2009年6月5日)

※関連記事 三国志 登場人物で学ぶ中国語 はじめて会話集(2012年3月26日)

※追記 中国語で聴く三国志(2004年1月25日)

上記記事を書く際に知ったこと。

下記出版社サイトの下記ページによると2009年6月5日に日中通信社より『会話に活かす三国志語録』が1580円で発売したという。下記ページを見ると「雑誌コード」となっているので、雑誌扱いなのだろう。また下記ページの目次を見ると、「5つの関門を突破し、6人の将を斬る」とあり、『三国演義』(毛本)の「第二十七回:美髯公千里走單騎、漢壽侯五關斬六將」を連想させ、ベタなことに、「三国志」というより「三国演義」か「三国故事」とする方が近いのだろう。

・ホーム - 「龍ねっと」 - 日中通信社
http://long-net.com/

・出版物(紙) - (62)会話に活かす三国志語録 - 「龍ねっと」 - 日中通信社
http://long-net.com/index.php?document_srl=2109

※関連記事 故事成語・ことわざで読む中国史(2012年1月13日-3月9日)


冒頭にリンクした関連記事でも触れたように、下記ページにあるように、「三国志セット」としてこの雑誌と2012年3月26日発売の『三国志 登場人物で学ぶ中国語 はじめて会話集』1580円とセット販売もされている。3160円のところ2800円とのこと。

・出版物(紙) - 三国志セット - 「龍ねっと」 - 日中通信社
http://long-net.com/index.php?document_srl=32375

話を戻し、前述の『会話に活かす三国志語録』のウェブページより下記に目次を引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
会話に生かす

三国志語録


<第一部分 三国志から生まれたことわざ>

 

 うわさをすれば影がさす

 3人寄れば文殊の知恵

 すべての準備が整ったのに、(最も必要な)東風だけを欠いている

 釈迦に説法

 5つの関門を突破し、6人の将を斬る

 張飛が計略をめぐらす――大まかなようで細かいところがある

 泣きっ面に蜂

 周瑜が黄蓋を打つ――どちらも納得ずく

 司馬昭の野心は、誰もがお見通し

 救いようのない阿斗

 

<第二部分 三国志から生まれた成語>

 

 不遜なことを言う

 三顧の礼

 初めて世に出る

 水を得た魚

 風前のともしび

 認識を改める

 現実を空想で補う

 超一流の人物

 事実と合わない誇大な表現

 私心を挟まず、誠意をもって人と接する

 

<クラム 三国志文化をひもとく>

 

 1大白臉と曹操

 2蜀相、諸葛亮

 3「赤壁の戦い」諸葛亮は神だった?

 4中国の関羽信仰

 5三国第一の名将・関羽

 6無骨者、張飛の繊細な一面

 7周瑜の度量

 8赤壁の戦いの原因は一人の女性だった?

 9三国後期の魏

 10三国後期の蜀

 11官渡の戦い

 12諸葛亮の服装

 13諸葛亮の羽毛扇

 14泣きの劉備

 15人心買収の後遺症

 16人材登用に優れた孫権

 17曹操、才能を愛でた武将

 18曹植と「七歩詩」

 19諸葛亮の故事1―瓜を食し種を残す

  諸葛亮の故事2―諸葛亮の遺言

 20劉備、白帝城で後事を託す
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「うわさをすれば影がさす」は「説着曹操、曹操就到」のことでその他もワンクッション含むものがありそうだね。

※参照リンク
・遼来々の出典 (※「三国志ファンのためのサポート掲示板」内ツリー)
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1617

※追記 故事成語で学ぶ 三国志(2013年10月22日-11月26日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/2366