『週刊 マンガ世界の偉人』で諸葛孔明(2012年5月1日)

おそらく創刊号の2日後に日本テレビのCMで知ったと思う。

・朝日新聞出版 最新刊行物 週刊 マンガ世界の偉人
http://publications.asahi.com/ijin/

何かというと上記ページにあるように、2012年1月17日に朝日新聞出版より分冊百科『週刊 マンガ世界の偉人』が創刊されたことだ。創刊号は2週にわたり販売し、同年1月31日に2号を販売し、それ以降、週一のペースで一人の人物(つまり偉人)をメインに据えた分冊百科を各490円で販売するという。全50冊予定。朝日新聞出版は以前も下記関連記事にあるように、『週刊マンガ日本史』を発売しているので、それと同じビジネスモデル(ターゲットや戦略が同じ)なんだろう。

※関連記事 週刊マンガ日本史(2009年10月6日創刊)

それでなぜそれを三国志ニュースで取り上げるかというと、前述の分冊百科公式ページの「50号ラインナップ」を見ると15号に「諸葛孔明/神の頭脳を持った天才軍略家」と見える。姓字表記で判りにくいが、これは『三国志』巻三十五蜀書諸葛亮伝に立伝される諸葛亮のことだ。順調に行けば2012年5月1日がその号となる(誰がマンガを描くか未確認→※追記。「沢田 一」さんとのこと。また公式サイトの更新時期を見て、店頭で未確認ながら5月8日発売の可能性が高い)。

それにしても軍師中郎將や軍師將軍としてではなく「天才軍略家」として諸葛亮が主役のマンガだなんて、教育的配慮の欠けた、歴史事実を無視した内容になるんじゃないかと思うのは多分、私の穿ちすぎなんだろう。ちなみにその描像はCMで少し見られ、羽扇で葛巾だけど、オールバックな…もとい前髪を一房だけ下げる以外髪を上げる姿だ(※追記。公式サイトが更新され、それの実際に出版された分の表紙だと、ベタに前髪のある、言ってみれば異族のように被髪(ザンバラ髪)になっていて残念だ)。

※関連記事 三国志学会 第四回大会ノート3

※追記 諸葛孔明(2010年3月5日 学習漫画 世界の伝記NEXT)

『週刊マンガ日本史』に「日本史人物カード」が毎号9枚付いてきたように、今回も「毎号9枚カードつき!」(※藤原カムイ氏による描き下ろし)とのことだ。その他、上記サイトでは四つの特色を上げている。以下に引用列挙する。

 特色1 偉人の人生がマンガで学べる!
 特色2 詳しい解説で偉人のすべてがわかる!
 特色3 かわいいキャラクターが物語をナビゲート
 特色4 付録のカードで、カードバトルができる!

特色4は教育面で、弊害がより大きいのか、功績がより大きいのか判断付きかねるね。しかし戦いそうにない人物がバトルってのも当然、起こりうるんだよね。それとも何かの優劣を競うのを「バトル」と表現しているとか。もしかしてどんな偉人でも競争社会に居たんだと暗に示しているのかな。何にせよ、世知辛い。

※追記 週刊 そーなんだ!歴史編(2012年9月11日改訂版創刊)

※リンク追記
・呉下の凡愚の住処
http://ameblo.jp/ancyon/
・『週刊 マンガ世界の偉人 諸葛孔明』 (※上記ブログ記事)
http://ameblo.jp/ancyon/entry-11248266243.html

※追記 ドラえもんで関羽(2016年9月9日)

※新規関連記事 三国志と群雄の興亡:三国・魏晋南北朝時代(集英社版・学習漫画 中国の歴史3 2006年10月24日発売)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/2311