三国志ニュース6周年(10月22日)

 下記、関連記事の日付にあるように、サイト「三国志ニュース」は2004年10月22日に開設されたわけで、2010年10月22日で開設六周年を迎えた。

※関連記事 三国志ニュース、オープン

 下記のリストアップしたように、大体、一周年を迎えるたびに記念記事を作成している。

※一周年記事(2005年) 三国志ニュース1周年(+1ヶ月)
※二周年記事(2006年) 2006年10月22日 三国志ニュース2周年
※三周年記事(2007年) 三国志ニュース3周年(10月22日)
※四周年記事(2008年) 三国志関連で自分史作りのスゝメ2008年追加分
※五周年記事(2009年) サイト「真・無双検索」の開設日っていつ?

※16周年記事(2020年) 三国志ニュース16周年(2020年10月22日)


 とは言っても、昨年や一昨年と同様、今回も何らかの企画を思い付かないでいる。

 最近、ネット関連で気になっているのは、下記のブログ記事での「ストリーム型とボックス型」という項目のところ。

・night and sundial
http://d.hatena.ne.jp/mohri/

・Facebookのなにがすごいかを「G P S」からかんがえる(位置情報じゃないよ) (※上記ブログ記事)
http://d.hatena.ne.jp/mohri/20101007/1286418688

 そこの項目自体は、SNSにおいて、ストリーム型のFacebookのインターフェイスとボックス型のmixiのとの比較が書かれてあって興味深い。ここで特に気になったのが情報へのアクセスの流れ。ボックス型はポータルサイト由来で1つのページで情報の種類ごとにいくつも区切られており、リンクを辿っては戻る必要があるが、ストリーム型はいろんな種類の情報を一つのストリームへ流し込んでいるため、そのストリームさえ見ていればOKという状況だそうな。もちろん後者はそれを快適にするために様々な工夫があるという。
 これはSNSの話なので、ユーザーそれぞれにページ(マイページとか呼ばれる)がある前提の話なんだけど、ワールドワイドウェブ全般に話を拡大しても当てはまる部分があって面白い。今はRSS等便利なものがあるが、基本的にワールドワイドウェブはいろんなサイトへアクセスする構造なので、ボックス型に似ていてよくよく考えたら使い勝手が悪い。リンクを辿っていくのが楽しいという点(そういえば昔、「ネットサーフィン」なんて言葉があった。個人的には当時から使用を拒否していたが)を除けば、普段の使用では予め登録しておいた様々なRSS等を一つに纏めて時系列に並べるストリーム型をブラウザのホームページ(本来的な用語の使い方)に設定した方が便利なんだろうね。そうなれば、「三国志ニュース」は一つのRSS源として機能し、他のRSSからや情報を探している際にアクセスして「三国志ニュース」を認知して貰えば良いかな。ただ一般的な話でこれだと果たして情報の送り手のモチベーションを維持できる構造かどうかだね。デザインによるだろうけど、原理的には、一つのストリーム上では他の情報と同じでフラットな訳だし。
 こういった流す情報として、「三国志ニュース」では記事やカレンダだけでなく記事のコメントや掲示板など閲覧者が参加可能な部分がある。記事やカレンダの情報は単体で扱える場合が多いだろうが、コメントや掲示板は前後関係の流れを読まなければ判らない場合が多く、ストリーム上でここらへんの情報の見せ方が一つのネックになりそうだね(…と前述のFacebookを一目も見たことないがそこらへんうまくしているんだろうが)。

 「三国志ニュース」において記事やカレンダに比べ、記事のコメントや掲示板の書き込みの数は少ないが、「三国志ニュース」開設当初はコメント数も今より多く、また清岡が書く分の記事の様式みたいなのが確立していないせいか、情報不足な所が多々あって、それをコメントが補足する場合も少なくなかった。下記関連記事にあるように、数日前に記事のカテゴリ分けを変更し、さらに「三国志ニュース」開設当初のコメントを復活作業を始めたせいか、そういうコメントによる貴重な情報を目にしていた。

※関連記事 管理系:話題(記事のカテゴリ)を変更

 今までコメントの復活作業を終えた中では以下のような事例がある。

 まず下記記事のようにコミュニケーションツールとしてコメント覧が使われているのはもちろんのこと。

※記事
 第二回三顧会ダイジェスト移植版
 History Baton
 2005年9月3日「三国志納涼オフ会in東京」三次会報告

 時にはコメント覧で指摘を受けたり貴重な情報を頂いたりする。

※記事
 8月5日は司馬懿の命日
 2005年7月「歴史パズル三国志演義」発刊

 下記記事のコメント覧では『三国志大戦』の正式稼働する前のロケテスト段階の様子が書かれている。

※記事 「三国志大戦」の情報

 また、下記記事では、追記である程度、解決しているものの、それはコメント覧での数々の情報があって成り立っている。

※記事 前漢に鐙はあった?!

 下記記事のコメント覧みたく専門性の高いやり取りの中で(清岡のところはオタク性というべきか)さらに貴重な情報を頂く例もある。

※記事 1976年 林 巳奈夫/編「漢代の文物」

※追記 三国志ニュース10周年(2014年10月22日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/1826