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現在英語版で好評の貂蝉の運命、中国版、日本版ですが、三國漫画本編としては残念ながら続きなし(話を急展開させなければならない都合上)だそうですが、郭少さんは折を見て番外編にSANスタッフ製作のオリジナルバージョンを載せるとのことです。うまくいけば私のバージョンも掲載されるかもしれません。
http://www.shiji.cc/san/
英語版を見ていない人のために少々解説します。
日本では貂蝉は連環の計のあとに自害するという吉川英治バージョンが広く受け入れられていてどちらかというと演義の呂布の妾になるというバージョンよりは受けがいいようです。
一方中国では三国志演義では採用されていない貂蝉が関羽に殺されるというバージョンが広まっています。内容はは一言で言うと連環の計の二番煎じ。呂布を処刑したあと貂蝉は曹操により許昌に送られますが、曹操は義兄弟の仲を裂こうと今度は貂蝉を劉備と張飛にそれぞれ差し出します。董卓と呂布に対して起こったことが再燃することを恐れた関羽は貂蝉を誘い出すと殺します。
いくら俗説をうまく取り入れた羅貫中でもこの話は受け入れられないでしょう。あまりにも設定に無理がありすぎるからです。(まだ曹操が関羽を引き止めるために貂蝉を差し出す話のほうが現実味があります。そちらのバージョンもありますがやはり美女におぼれ主従の関係にひびが入ることを恐れた関羽により殺されてしまうとか)
これから三国漫画、話が急展開し、諸葛孔明の登場も近いとか。。。お楽しみください。
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