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レポ:さねよしいさ子 コンサート@渋谷ラ・ママ |
2013.10.19.
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<<レポ:ムジカの幸福再び~さねよしいさ子ライブ
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Tweetこのページはレポート・コンテンツです。本サイトでは全然、ジャンル違いなので注意です。 ※音楽と無関係な前の雑記・<<日本マンガ学会からの紹介なし 上記の雑記の続き。 18時前に新宿駅に到着し、トイレをすます。下記雑記で書いたようにチケットはこれから行くライブハウスで買ったので、西口から迷わず、暗くなった中、おまけに小雨の中、坂道を上がる。 ・<<メルカートが閉じる前に(※カルチョ関連の雑記) 開催11日前の2013日10月8日発行のメールマガジン『★☆★さねよしいさ子メールマガジン★☆★』第042号を見ると、今回のライブの出演は「さねよしいさ子/島田篤 (ピアノ)/塩谷博之 (サックス / クラリネット)/柴田奈穂 (バイオリン)/岩下達朗 (映像)」とのことで、前回のライブのメンバーに加え映像も入るとのことで、個人的には多分、そういうのは初めてでとても楽しみにしていた。 ・>>はちみつレーベル |
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18時10分に到着した先がLa.mama(ラママ)だ。上の左の(ブレブレの)写真が入口部分になり、そこから地下の会場へと階段が伸びる。でも地上部分でも会計ができるような小さなカウンターがある。フランス国旗を連想させるようなトリコロールが印象的なデザインなんだけど、上の右の写真のように上へ掲げられた看板をよく見ると、「USA」と書かれてあったり、「Full Moon」と書いてあったり、南国をイメージさせるような大きなパラソルで覆われていたり、多国籍な印象があった。 ・渋谷 ライブハウス 渋谷ラママのライブスケジュール 上の写真の真ん中が立て看板で俄然、雰囲気を盛り上げる。一番乗りと思われたが、一人店の回りに待機していた方がいらっしゃって、私を意識したのか、一階の階段前で待機するようになった…と小雨がふって、店の回りだと濡れてしまうってのもあったかもしれないが。そこで私は上を一枚脱いで、緑地に様々な模様の組み合わのクマが左肩で逆さに象られそこに白抜きで“isako”と書かれたTシャツを顕わにする。もちろん寒いので、長袖の赤いアンダーシャツを着ていたので、総じて早いクリスマスカラーになっていた。 前回と違って、ほとんどリハーサルの音が聞こえないところで、店員が出入りが結構あった。そのうち店員がチラシを二塊置いていき、それを見ると50部ずつで、つまり100人ぐらいのお客さんなんだと判った。 そのうち人が集まりだしてきて、どういう順序で会場に入れるか判らなかったんで、とにかく並んでいた。後から来たお客さんから「どういう並びですか?」と聞かれたこともあったけど、まだ特に決まった並びではない旨を告げたっけ。 そのうち店員が出てきて、お客の整理をし始める。やはり整理番号順のようで、私は7番だったので悠然と構えていたら、結構、それより早い番号の方が次々と名乗り挙げていて、結局、前二人が居ない5番目となった。その後も店員が欠番を時々呼んでは列を整理されていた。その整理より早くいらっしゃっていたお二人が整理番号8番9番だったようで、並ぶときの確認がきっかけでちょっとした話をしていた。並び順は店によって異なり、最近、当日の来店順だったと申し上げていたっけ。そのお二人にとって整理番号順のライブの方が多い様子だった。 それで19時きっかりで開店時間となり店員が番号を一人一人呼んで、導くとおり、何人かずつ階段を降りる。南に出入口があって、会場は南北に長く、東側にステージがあって、それに対して4行15列ぐらいの南北に長く観客席があり、それを中心に右後ろにも左後ろにも席が詰められている状況だった ワンドリンク制だけど、まず600円のワンドリンクチケットを買うという方式で、私は席を確保してから500円のジンジャエールを注文したのだけど、その券から500円分差し引かれ、残りは次回以降、使用できるという、リピーター狙いな方式だった。まぁ、さねよしさんのライブがあったらまた来るけど、それまで持っているかどうか不明だと思いながら。まぁ、アルコールで高くなった分がワンドリンクチケットで消滅するよりは公平感がでて良いのだけど。 ステージ上は向かって左にグランドピアノがでんとあって、真ん中から手前右に伸びる壁がスクリーンになっている。真ん中右寄り奥にバイオリンがあって、手前右がどうやらサックスとクラリネットの場所らしい。それを考慮して、ステージの真ん中前の最前列の席に座る。 観客がどんどん入ってきてあっという間に最前列は埋まり、ワンドリンク制だからみんなドリンクを持っていて、自然とステージの上にグラスを置いてしまうんだけど、あとから店員の注意を受けて引っ込めていた。 18時40分ごろにさねよしさんらがステージに現れて、暖かい拍手に包まれる。さねよしさんの髪形は、依然パーマなんだけど、ツインテールに括っていて、おでこが見えるようになっていて、服装は白シャツに紺ベースの赤緑白模様の蝶ネクタイ、薄い茶色の膝上スカート、白ソックスに黒の靴、総じて女子生徒を連想させるような清楚な感じだった(女子生徒は必ずしも清楚じゃないとツッコミが入りそうだが)。柴田さんはいつもの膝下長袖のペイズリー柄のワンピースに黒タイツ茶ブーツ。島田さんはアロハにジーパン。各自楽器の音を確かめ出す。 ピアノの音が鳴り始め、それにクラリネットの音が乗って、聞き覚えのある曲調。 1. まぶた 前回と同じく一曲目に選ばれたようだね。左手にマイクをもったさねよしさんの声が入る。やはり右寄りのスクリーンに映し出された映像に注目してしまう。オーロラのような映像で、幻想的だ。さねよしさんの右手の人差し指が「∞」を描き、例の言葉遊びのような歌詞から徐々に上昇していく感じがあり、声が伸びる。ここ数回に比べあからさまにさねよしさんの調子が良い! 島田さんのコーラスが乗ってきて場を盛り上げる。途中で終わったと思って曲の途中で拍手しちゃうお客さんがいらっしゃったが、そこは新規なファンがが入ってきたと解釈し、むしろポジティブ要因だね。さねよしさんが静かに歌を置き、場内拍手。『鳩の太陽、まぶたのうてな』(2013年5月25日、はちみつレーベル HLSI-1301)収録。いやぁ、期待を持たせる一曲目だ。 ここで次の曲に行かずMC。「緊張さえなければねー」としみじみとおっしゃり場を和ませていた。さらにこの近所はさねよしさんが子どもの頃、渋谷のおばあちゃんが住んでいた所で、慣れ親しんだ土地だそうで、丸の模様のある滑り止めのある坂の話をされる。昔からあるらしい。 それと緊張しているとと自らおっしゃって自ら「大丈夫大丈夫」とおっしゃって、メンバー紹介をされる。一人一人紹介し、その都度、拍手で迎える観客。 それと今日は二部構成だそうで、ライブ会場でのアンケートでのリクエストに今日、応えて行くそうだ。楽しみ。 2. いとことふたりで 特徴的なピアノの音がリズムを刻み、すぐに何の曲かわかる。それにヴァイオリンとクラリネットの音が乗っかり、作品世界へと導く。映像はセピア色の子どもの写真。つまりいとこ。そして歌詞に合わせたのかセピア色の竹林。でさねよしさんの声に合いの手を入れるように、指で弾くヴァイオリンの音が入る。感想はピアノのミニマルな音に、ヴァイオリンが前面に出た音、そしてさねよしさんの口笛にステップ。調子よい。そして「音交換」をしていき、突如としてとサイケデリックな音の場になり、さねよしさんの歌声で落ち着く。「ホイホイ」との声で遠ざかりフェードアウト。場内拍手。 4thアルバムCD『うてな』(1993年2月19日、フォーライフレコード、FLCF-30200)とライブアルバムCD、ライブレコーディングvol.1『チェリー!』(2006年2月、はちみつレーベル、HLSI-0601)に収録。 3. 君に寄り添う サックスの伸びやかな音が鳴る。何の曲か判らなかったが、だんだんと聞き覚えのある曲調になってきて、それが表題の曲だと判る。なんとも懐かしい曲で、私はライブで聴くのは初めてじゃないか、と。もしかしてこれがさっきおっしゃっていたリクエスト曲か? さねよしさんはさすがに歌詞を覚えていらっしゃらないのか右手に例の紺地に白十字の歌詞ブックをもっていらした。第一声から郷愁を誘う曲調と懐かしさと相俟って心を揺さぶられるような気がしていた。それにCDで聴いていた頃と比べて、すごく情感が込められているような気がしていた。ピアノの音色、さらにヴァイオリンの音、サックスの音がとがそれに加わり、音の世界を作る。のびやかな歌の所では右手を広げていた。 ちなみに3rdアルバムCD『手足』(1991年11月21日、フォーライフレコード、FLCF-30119)収録。曲が終わって拍手。 やはりこれはリクエスト曲とのこと。この貴重な創作話になり、「君に寄り添う」の歌詞「灯りを点そう」という所が、昔、ライブで照明をしてくれた方が結婚したときのお祝いだそうで。「無駄なかけっこでしたね」とおっしゃり笑いを誘っていた。そして準備が整ったとかで唐突にタイトルコールと共に次の曲へ。 4. プランテロンの結婚 すぐにソプラノサックスとヴァイオリンの楽しげな曲が入る。ピアノのミニマルな音にさねよしさんの口笛が追う。楽しげにステップを前後に踏み、さらに右手で指差ししたり体全体で楽しい雰囲気を出す。今回の映像は幾何学模様。総じてさねよしさんが幾何学模様と戯れているように見える。 途中、さねよしさんの歌詞と楽器の音が一斉に出て勢いを取り戻す部分があるんだけど、誰かがミスったみたいで中断。いつもはさねよしさんがミスするので、それが自他共に認識されているのかすかさずさねよしさん曰く「わたしのせいじゃないわよ」と。場内の笑いを誘う。 そして「二人、幸せになるはず」と歌詞で再開。相変わらず安定して愉快な曲。曲が終わって拍手。 ライブアルバムCD、ライブレコーディングvol.2『カナリア!』(2006年7月7日、はちみつレーベル、HLSI-0602)収録曲。 そしてMC。次の曲もリクエスト曲とのことで、カヴァー曲なんで、まず日本語訳の朗読をされるそうで。その朗読を「へっぽこな」と接頭辞をつけるさねよしさん。 5. My Favorite Things 日本語訳朗読は、例の歌詞ブックを持ったもので、感情の込められたもので、その表情も惹き付けられる。ちなみに島田さんがウケていらしたのを見逃さなかった。 それを終えると、まずさねよしさんの歌声が飛び出すように先行し、一瞬アカペラかと思ったら、ピアノの音が追う、映像は歌詞にある「お気に入り」が出ていた。 というかこの歌を生で聴けるとは思えなかった。そしてサビの部分の表情の変化をばっちりみた。そして近くで仰ぎ見る良さに気付いた。サビの声の表情も耳で捉えた。悲壮な感じから、ピアノの音と共に、ハッピーエンドに着地するさまも! 1stアルバムCD『風や空のことばかり』(1990年4月21日、フォーライフレコード、FLCW-31061)収録 物販コーナーのアピールをした後にステージから捌けていくさねよしさんたち。第1部が終わって休憩だそうな。時計を見ると20時15分ぐらいだった。 20時33分ぐらいに再登場され、第2部のはじまり。というより、私はトイレに行っていたので、会場の空気が変わったのを感じ慌てて出てきていた。そうするとさねよしさんのスカートがチェックのものに変わっていて驚いた。お色直しなんて初めて見たよ。 6. 塵の記憶 島田さんの曲で弾き語り…というかメイン・ヴォーカル。さねよしさんが歌詞ブックを持ってコーラス参加の形。クラリネット。初めて聴いたので、何か浮游するような歌曲、と表現すべきか。 曲が終わり拍手が起こり、聞き覚えのある伴奏が入る。 7. Gold ピアノの音にソプラノサックスの音が乗って情感を出し、メインのさねよしさんの歌声が入ってくる。相変わらず私の耳にこの歌は「切実」に響き、そのまま胸に来て、涙腺まで響く感じだ。そういう意味では歌詞の「正しい神さま」以降あたりから人前に出れなくなってしまう。 さねよしさんの左手でにぎりこぶしを結び、表現している。もちろん天を仰ぎ見る姿勢。最後は切実な表情とそこから出る言葉にない声と楽器の音が合わさってフェードアウト。 結構、頻繁に歌っているイメージがあったが、自分の記録を見返すと、2007年6月17日の大阪 中崎町 CommonCafe[コモンカフェ]でのさねよしいさ子 2007ツアー 梅雨月[つゆづき]ライブ以来、聴いてなかった。ミニアルバムCD「Gold」(2001年8月10日、ミディクリエイティブ、CXCA-1083)の表題曲でもちろん収録曲。当時ライブでも頻繁に着ていたレザースカートの写真が印象的。 ・<<さねよしいさ子 2007ツアー 梅雨月[つゆづき]ライブ 曲が終わり拍手。島田さんの曲の解説。「Gold」はLa.mama(ラママ)のマネージャーさんのリクエストだそうな。 ここでMC。さねよしさんの幼稚園に入る手前の頃の話だそうで、都心から離れた緑の多い所に住んでいたそうな。妹のみつよんよんと緩い坂の一本道で遊んでいたとのこと。坂の上から青いボールが転がってきて、それにはしゃいでいたが、その持ち主が現れなかったそうな。そのため、引っ越してきたばかりともあって友達ができるのでないかと期待しつつ、ボールを持ち主の所へ届けに行くことになったが、坂の上には誰も居ないとのこと。結局、見つからずその後も青いボールで遊んでいたそうで。そんな日々の中、近所の男の子が江戸時代ぐらいの古銭を拾ったことがあって、そこで初めてそれまで物語上の人物と思っていた、昔の人が身近に感じて興奮されたそうで。あと防空壕に行った話等。そこの水たまりにみつよんよんがあの青いボールを見付けたそうで、不思議な感覚になり、どこかにお友達がいた感覚にさえなったそうな。 8. あの町この町 童謡。ただし、アルバムCD「夜光杯」(2003年12月10日、ミディ、MDCL-1454)収録曲でもある。個人的にはライブで初めて聴く曲だ。さねよしさんは歌詞ブックを持っている。冒頭のソプラノソックスとの掛け合いが面白い。間奏から俄然もりあがっていく。映像は夕焼けの町並みのアニメーション。子どもの頃に見た日暮れの町の光景が蘇ってきて懐かしい感じ。そしてCDでのカヴァーと同じく神秘的な繰り返しで、ループというより螺旋階段を降りていく感じ。別のピアノの曲調が入り、シームレスに次の曲へ。 9. 赤とんぼ そして情感たっぷりに歌う。アルバム未収録曲。映像は赤トンボ、落ち葉、松ぼっくりのパターン・アニメーション。歌詞ブックを持っていらっしゃる。ヴァイオリンとクラリネットの音が情感を盛り上げる。三ヶ月前よりも胸にぐっとくる感じがした。そしてピアノの繰り返しの音が入り、やはりシームレスに次の曲へ <<レポ:ムジカの幸福再び~さねよしいさ子ライブ 10. 仔馬 ヴァイオリンの音が入ると聞き覚えのある音像となる。さねよしさんの情感豊かな声が入ってくる。ピアノの音が力強さを支えている気がして、それで自由にヴァイオリンとクラリネットの音が深みを演出している感じがする。さねよしさんは左手でまるで仔馬をなでるしぐさで表現されていた。ライブCD『チェリー!』(~さねよしいさ子ライブVol.1~、2006年2月、はちみつレーベル、HLSI-0601)、CD-R『宙から妹の仔馬に乗った神さまが』(はちみつレーベル HLSI-1101)収録曲。曲が終わり拍手。自分の記録を見返すと、2009年5月23日の大阪 中崎町 CommonCafe[コモンカフェ]での「さねよしいさ子 LIVE 2009 ルナルナの色」以来、生で聴いてなかったか。 ・<<メモ:「さねよしいさ子 LIVE 2009 ルナルナの色」 ここでMC。曲の紹介。先ほどもおっしゃっていた渋谷のおばあちゃんがさねよしさんに「周りの人に感謝しなければダメよ」とおっしゃっていたそうで、そのため、もう一度メンバー紹介をされていた。そして次の曲を「最後の曲」とし、タイトルコールと共に楽器から音が奏でられる。 11. 手足 今日の「手足」も前回同様、かなり集中して聴いていた。歌声と言葉でない声だけじゃなく顔と手の表情の移り変わりもばっちり見ていた。ピアノ、ヴァイオリン、クラリネットの音もしっかり聴いていたつもり。だからか全く映像について覚えていない。その分、しっかり涙を溜めて心も体も浄化した感じ。 3rdアルバムCD『手足』(1991年11月21日、フォーライフレコード、FLCF-30119)、アルバムCD『夜光杯』(2003年12月10日、ミディ、MDCL-1454)、ライブレコーディングvol.2『カナリア!』(2006年7月7日、はちみつレーベル、HLSI-0602)収録曲。曲が終わり拍手。 お礼を言ってステージから捌けるさねよしさんら。もちろん観客の拍手は止まず、だんだんと同じ調子となっていくいつもの通過儀礼。 わりかし早く帰ってきて、アンコールの時間。 そして溜に溜めてさねよしさん曰く「曲のご用意があります!」とおっしゃって会場を沸かせる。アンコール曲もリクエストに応じた曲らしく、おっしゃるに「えみちゃんの脱出」と。一部の観客から(私からもだ!)、「おー」と、どよめきがわく。そしてさねよしさんはその曲名を見て驚いて、そして曰く「わたしはそんな曲があったのを忘れていた」とおっしゃり会場を笑わせる。そんな紹介だったんで、さすがに左手には歌詞ブックがあった。 encore 1. えみちゃんの脱出 「ワンツー」とタイミングを合わせ、唐突に始まり、ピアノ、ヴァイオリン、ソプラノソックスとかなり愉快な仕上がりになっていた。シングルCD『えみちゃんの脱出』(1993年10月21日、フォーライフレコード、FLDF-10259)収録曲ね。さねよしさんもノリノリでステップを踏む。声も弾む。途中のノイズの中断で、一転し少しシリアスになりのびやかになり、またまた愉快な感じで盛り上がっていく。「バイバーイ」の後の「ピュー!」で曲終了。満場拍手! しかし、まさかこの曲を生で聴けるとは思いも寄らなかった。懐かしいより先に「フワフワフワ…」を生で聴ける感動が先に来た。 拍手が止むとさねよしさんは島田さんのCD紹介と、それとデビューのときにお世話になった人ともう一度、録音したかった、という紹介で、CD-R『宙から妹の仔馬に乗った神さまが』(はちみつレーベル HLSI-1101)のPRをされていた。 そしてお礼を言って、捌けるさねよしさんたち……すぐに、「と見せかけて~」とおっしゃり次の曲に移る。会場拍手。やはりお客さんのリクエストの曲だそうな。 曲を作ったときに自らを「謙虚さのない、生意気なヤツ」と思っていたそうで、謙虚な人を思って作った曲だそうで、ノリコさんという主人公だそうな。何の曲かと思ったら「日なたぼっこ」だ。「ペクレナトルホポワ」(フォーライフレコード FLCW-30084)収録曲。長年慣れ親しんで好きな曲の主人公に名前があっただなんて衝撃!と思っているとお馴染みの伴奏が入る。 encore 2. 日なたぼっこ メロディーを懐かしがって、そしてそれをライブで聴ける感動。さねよしさんの良い感じでリラックスした声が心地よい。タイトル通り、日なたぼっこしている感覚。それにこの日常感が心地よすぎ。曲終わりの言葉でない声も再現されていた。 曲が終わると満場拍手。 さねよしさんたちが捌けて、もう宴は終わりだとばかりに会場にはBGMが流れる。思い返すと今回、ステージが広く奥行きがあって、さねよしさんが活き活き動けていて、かなり楽しめていた。 そういった感想も含め、一曲一曲の感想をアンケートに込めようとしていたら、周りのお客さんがどんどん居なくなって、そのうち店員が周りのイスを片付けだして、そのプレッシャーに耐えきれなくなり、中途半端に書き終え、アンケートをカウンターに渡し、地上に出た。時計を見ると21時半を過ぎていた。 まぁ、今回はより満足感の高いライブで、移動の夜道はやっぱり幸せな気分だった。 ※音楽と無関係な次の雑記・>>ティフォージの後押しOK |
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