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そうですよね、これをそのまま信じると、関羽は劉備が江南を平定した時、
盪寇将軍ですから、五品になってしまって、張飛より2段階も下がってしまいます
もんね。
これは、いくらなんでも関羽がなっとくしないんじゃないかと思うしだいですが、
どういう見方があるんでしょうか、
馬超の平西将軍(三品)は、前歴からすると、そんなもんかなと思いますが。
しかし、これでも劉備よりちょっと格が上のように感じられますが。
関羽を違う見方でとらえて、劉備、関羽、張飛、馬超を三品クラスとみた方が
いいのでしょうか、
知っている方、ご連絡願います。
▼清岡美津夫さん:
>▼こ・さんさん:
>>ちくま学芸文庫の「正史三国志」の張飛伝のところで、
>>「先主は江南を平定し終わると、張飛を宜都の太守、征虜将軍に任命し、云々」と
>>あります。
>>同巻末の三国官職表をみますと、征虜将軍の位階は三品になってます。
>>これですと、劉備の左将軍と同じ位となってしまいますが、他にも同じ官職名が
>>あるのでしょうか?
>>それとも征虜将軍とあるのが誤りなのでしょうか?
>>ご教授願えませんでしょうか、宜しくお願い致します。
>
>どうもこんばんわ。
>九品の制度は確か魏が始まりなんで、蜀漢にはそのまま適合できないと思いますので(もしくは同じ三品でも高低があるんでしょうかね)、前の時代の後漢のことが書かれた、続漢書を参考にします。
>そうすると、続漢書の百官志に
>
>將軍、不常置。本注曰:掌征伐背叛。比公者四:第一大將軍、次驃騎將軍、次車騎將軍、次衛將軍。又有前・後・左・右將軍。
>
>とありました。つまり、将軍の順番としては上から大将軍、驃騎将軍、車騎将軍、衛将軍、前将軍、後将軍、左将軍、右将軍という順みたいですね。多分、この後に雑号将軍(征虜将軍を含む?)が続くと思います。
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