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あと十日
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2003年8月14日木曜日

   いろんなサイトさんの日記をみていると、コンピュータ・ウィルスが流行っているようで大変な模様。と、他人事のように書いているけど、清岡もここ数日、ネットにつなげられなかったのだ。
   いや、流行から外れた住人の清岡のことなので、ウィルスとかじゃなくて、ここ数ヶ月、PCの調子が悪かったので、OSの再インストールをしようとおもったのが運の尽き。なぜか、ネットをつなぐことだけできなかった。なぜか、接続すると、「プーーーーーー」と電子音がなってフリーズ。特殊な方法で起動したら、ネットにつながることはつながるけど、別の機能が犠牲になる。謎現象。でもこのまま当日まで行く予定。大丈夫なんだろうか…

   というように、PCの復活に時間とられていたので、原稿の方はさほど進んでない。
   相変わらず、小説「文台、西へ」の原稿を書いている。それと同時に保険の「権ちゃんが生まれるまで」の編集をのそりのそりと進めているんだけどね
   小説「文台、西へ」はどうやら、読者をおいてけぼりにしてしまいそうな内容になりそう。えーと、読者からみて「何のこと、書いているか、わかんない」って内容(汗)
   なぜかっていうと、まず、下の各シーンごとの登場人物をまとめたやつをみてくだせぇ

シーン1   傅燮、楊贊         京師、パブリックな場(>>参照

シーン2   呉夫人、孫堅         寿春。夜

シーン3   ぜい(>>参照)、陶謙         京師、プライベートな場

シーン4   呉景、徐真、孫堅、兪河、程普、韓當         美陽

(※左にあがっている名前がそのシーンの主人公。シーン4以降はまだ書いてない)

   と、こんな感じ。みてわかるように、連続して登場している人物はいない。だから、読者にシーンが変わるたびに、新しい人物になれてもらわないといけないって構図。おまけに多くの三国志ファンにとって馴染みのない人々ばかり。えーと、極端な話、シーンが移るたびに、孫堅→曹操→董卓って有名な人物が主人公であるリレーが起これば、読みやすいと思うんだけど、この小説は傅燮→呉夫人→ぜい祉→呉景って流れ。読者の側にたつと、「誰? あ、ちょっと知ってる。全然、知らない。あー、もう読むのやめよ…」ってなりかねないラインナップ(汗)

   これは失礼だけど、マジな話、有名な三国志人物が小説中に出ていると、読者は感情移入とまでいかないまでも、馴染みがあるもんだから、その人物に対し勝手にイメージを膨らませてくれてあまり印象づける描写や説明が不要になってくると思う。だから、導入部分なしでも、十分、読むに耐えうるものになっているだろうな、って(ここらへん、作者側読者側ともに、二次創作の利点につながっているんだろうな、って思っている)
   ところが、私の書いている小説は有名な人物があまり出ていない割に、そういった必要な描写や説明がごそっと抜けている感がある。いや、手を抜いているわけじゃなくて、そういった描写や説明を入れるとどうしても不自然な感じが出ているみたいで、あえて避けてる。「話のテンポを殺してしまう説明書き」とかいう以前に、作中の人物とは無関係に、ポッとでる地の文の説明は、読者にはありがたいかもしれないけど、なんだかその小説を書いている作者が前面に出ていて不自然なようで、私は避けてしまう。
   と、わけのわかんないこと、書いているかもしれないけど、どうやら、「文台、西へ」はそういった「読者おいてけぼり小説」になりそうな予感。まぁ、機会があれば、立ち読みでもいいので、どうなのか高見の見物してください。

   「確信犯です」と、にこやかに言えるぐらい突き抜けた小説を書けたらいいなぁ。










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