9月7日(火)
創作に向けて論文を読み込みたいとか『礼記』や『論衝』に目を通したいとか劉備関連の漢文を読んでいきたいとかいろいろあって、その準備のため「孫氏からみた三国志」を少し進めようとして、なぜか今、『三国志』魏書呂布伝とか『後漢書』呂布伝を読んでいる。 前者では「允以布為奮武將軍、假節、儀比三司、進封温侯」、後者では「允以布為奮威將軍、假節、儀同三司、封温侯。」。 つまり「儀比三司」や「儀同三司」が気になる。この表現、どこかで聞いたことあると思ったけど、「将軍」→「開府の権限」という連想ですぐ思い出した。 昨年の三国志学会大会だね。 三国志学会 第四回大会ノート3
この微妙な表現の差は「儀同三司」の成語が定型化する過程に関係するのかな、と思った。 しかし漢代の三司の職は未だよく解らないな。
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