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ウムラウト
 清岡美津夫 E-MAILWEB  - 03/3/28(金) 17:56 -

引用なし
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   ▼介子嘉さん:
> 奈良時代の発音を再現するというテーマの物をNHKで見たような記憶があります。確かそれで持統天皇の歌を詠んでみようというようなエンディングだったと思いますが。古代日本語にはウムラルトがあったとかなかったとか。

おぉ、古代日本にウムラウト!
ホントだったら、面白いですね。
なにか、SF小説(タイムトラベルもの)の題材につかえそうです。

> 蘇州人(元呉県呉)と丹陽人(今でも丹陽)は、方言で話し始めると話が通じません。南京語に慣れてしまうと、蘇州語、丹陽語、上海語は意味がわかりません。江蘇省の中だけでも方言は通じないです。多分茨城県民と千葉県民が両方とも方言でまくし立てている状態です。←これも通じないし。韓当県内…素晴らしい誤変換だ!失礼、関東圏内でも通じないですもんね、よく考えたら(^^;)

現代の中国ではそんなにちがうのですね。
後漢・三国時代より、多民族な分(+民衆の移動・流入&流出)、言語が多様化しているのでしょうか。それか、元からかも。

あと、昔、古本市で立ち読みした微妙な記憶で、漢音系、呉音系みたいなことを思い出しました。
それは大きく分けるとその二つって感じでしょうかね。


> ちなみに南京語で「伯符」は「パクフ」という発音になるらしいです。
>(…間抜けチック。)でもカタツムリ現象が起きているということからすると、元は(ひょっとしたら)「パクフ」に近かったのだろうとも思われます。
> 中央に出仕するような孝廉もいたのですから、標準語は多分あったんですよね、きっと。謎。

ふふふ、私は「パクフ」でも良いかな、なんて思いました、一瞬(笑)
まあ、後漢朝の地方政治が何度も中央とやりとりしないといけないシステムなので、
(あと「地方官の本籍任回避」とか)
官吏同士は、自然と言葉の通じる形になってそうですね。

> 昔の発音を探る為に、「反切」というものを使うということもありました。『鏡花縁』の中にも出てくるので、「反切」法は清代の言語学者まではなんとか使えていたということでしょう。七面倒なやりかたです。教授の受け売りですが、今度一度まとめてみます。
>(この中国の音韻学の授業の単位、今年取り直しなんですよ/−−;)
>
>※『鏡花縁』:清代の言語学者であった李汝珍がまとめた小説。別名を『武則外伝』ともいう。邦語訳は絶版。

おぉ、これからお勉強するのですか?!
ひそかにその成果のレポを期待して良いです?
んー、まぁ、気が向いたら、教えて下さいな。
それと、キーワードは「反切」ですね。。。メモメモ。。。
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写真掲載、見ました〜v 介子嘉 03/3/25(火) 14:09 [未読]
呉音といえば 清岡美津夫 03/3/25(火) 23:40 [未読]
Re:呉音といえば 介子嘉 03/3/26(水) 23:58 [未読]
ウムラウト 清岡美津夫 03/3/28(金) 17:56 [未読]

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