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2010年9月の雑記
2010.09.04.
<<2010年8月の雑記


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   このページは日記コンテンツです。本サイトでは全然、ジャンル違いなので注意です。


9/2   言語の歴史は面白い

   NHK番組『みんなでニホンGO!』。そこで出ていたのが、場所を指し示す助詞の「に」の生まれは筑紫、「へ」は京都、板東は「さ」だそうな。使い分けじゃなくて方言由来だったんだね。

>>みんなでニホンGO!


9/4   懐かしの曲

   『SmaSTATION!!』で「愛すべき洋楽一発屋30!」。何度目かの80年代ブームの時に何回も聴いた曲がいっぱい出てきてた。懐かしい。

>>テレビ朝日 | smaSTATION!!


9/8   ある日のアクセスログ実況。

   別にこのケースに限らず特に情報を精査した形跡がみられず、検索結果のURLをそのままchatなりtwitterなり某巨大掲示板なりにコピペするような動物的反応のケースが散見されげんなりする訳だけど。生産的に何か研究材料に使えれば良いのだけど。

09/08 (水) 02:03:11 googleで「三国志 掲示板」
09/08 (水) 02:03:29 cte.main.jp内部で「下着」検索
09/08 (水) 02:03:39 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one;no=2981到達。
09/08 (水) 02:05:02 http://twitter.com/からアクセス
09/08 (水) 02:05:11 http://twitter.com/からアクセス
09/08 (水) 02:05:15 http://twitter.com/からアクセス
09/08 (水) 02:05:45 http://twitter.com/koumi_cからアクセス
09/08 (水) 02:09:16 googleで「犢(コウシ)の鼻」


9/10   久しぶりの鉄道での読書
松本駅どこかの車窓


   青春18きっぷを利用して中央本線を通じ、東京への移動中、滝田誠一郎『ビッグコミック創刊物語──ナマズの意地』(プレジデント社2008年12月16日)を読む。内田勝『「奇」の発想』(三五館1998年6月1日)と相互補完的に見れる。団塊の世代における少年マンガ史に対し、こちらは青年コミック史。そもそも「漫画」と書くとナンセンスな大人漫画をイメージされるので、青年向けのストーリィ漫画をイメージ付けるために造語的に「コミック」を使ったそうな。「第1章 ビッグな5大作家」にある、創刊時の五人の作家はP.42によると「さいとう・たかをに80ページ、石森章太郎に48ページ、水木しげるに32ページ、手塚治虫に“描かせるだけ”(実際は31ページ)、そして白土三平に32ページ」だという。あと各青年コミック誌の掲載漫画のタイトルがリストアップされており、どういった雑誌のコンセプトの下でそれが載せられているか知って面白い。こちらが掲載誌を意識しない有名漫画も含まれていて、その漫画の創作された時代背景というか別の一面を見た気がして発見と似た喜びがある。『ルパン三世』とか『めぞん一刻』とか。


9/11   『デイ・アフター・トゥモロー』

   映画『デイ・アフター・トゥモロー』を見た。初めてテレビで見る前はパニック映画ということで対して期待していなかったが、何か映像にまた見たいという魅力があったので見てみるとやはりそれなりに面白い。パニック映画の正しい見方だね。導入部分で日本のハズだが、香港みたいな町中に、おじいちゃんと孫のいるところに警視庁パトカーが通るのが妙に可笑しかった。


9/13   ゲゲゲレレレららら

   水木悦子赤塚りえ子手塚るみ子『ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘』(文藝春秋2010年2月10日)。各漫画家の創作姿勢というのが垣間見れて面白い!


9/16   インパクに填る。

   ふと「インターネット博覧会」、通称、「インパク」のダメダメさを思い出して、ネットで探してみると、Internet Archive内で「http://homepage3.nifty.com/tatsushi/inpaku/」のサイトが見つかる。読み込んでしまうね。


9/17   図書館での本

   図書館から小田切 博『戦争はいかに「マンガ」を変えるか──アメリカンコミックスの変貌』(NTT出版2007年3月20日)を借りてきた。どこかへ向けられた矛先の文が魅力的だね。まぁ、矛先が読み手としての私に向いてないからってのが対岸の火事的に読めるからなんだろうけど。
   アメリカンコミックスを読んだことがないが、この書籍を楽しめるんだろうか、と思っていたが、少なくとも今のところ楽しめている。「第一章 見えないアメリカンコミックス」では、日本の安定した大手書籍取り次ぎ業者がないアメリカでは、ニューススタンドなど一般的なチャネル以外にもコミックブック専用のチャネル「ダイレクトマーケット」があるとかで、それらの仕組み自体がコミック売上の盛衰と絡んでいて面白い。それから中野晴行/著『マンガ産業論』(筑摩書房2004年7月)に触れ、日本と違い、中間層への浸透がなく二極化したという話(コミックブックとアンダーグラウンドコミック)が印象的だった。あと、それから現在の趣味としてのコレクションはアメリカの大衆文化が発端だそうな。また全部読んでから追って記する。


9/18   ゲゲゲ

   連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の劇中で『ゲゲゲの鬼太郎』三期アニメが始まる。その際、テレビ欄が移るシーンがあって、『ゲゲゲの鬼太郎』は新聞覧では「未来放送」の18:30より放送。よく新聞覧を見ると同じ放送局で19:30から『ハイスクール奇人組』ってタイトルが見える。それから20時からは『オレはひょうきん者』、「毎東放送」で18時から『マンガ日本のはなし』って(笑)。いやぁ芸が細かい! 一応、書いておくが前から順にフジテレビのアニメ『ハイスクール奇面組』、お笑い番組『オレたちひょうきん族』、TBSのアニメ『まんが日本昔ばなし』。うちはアナログ放送なのではっきり見えなかったが他にもガンダムとか戦隊ものとかネタが組み込まれているそうな。

>>連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」


9/21   折り畳み自転車とオリカ

>>松浦晋也の「モビリティ・ビジョン」 | WIRED VISION

   以前から上記リンク先のブログを読んでおり、折り畳み自転車がその強度と持ち運び易さ(≒軽さ)が二律背反になる問題があると知っていたが、そのブログの下記の記事を読んで、二律背反にならない解が提示されていた。

>>5LINKS──どこにでも持っていってパッと乗れる折り畳み自転車を目指して

   それは折り畳んだ時、キャスター付きのバックのように転がし運べるといったもの。なによりこの製品はその変形の様子が面白い。

   それで話が変わるんだけど、下記のリンク先に少し書いたが、以前から「違法オリカ」なる問題が気になっていた。つまり「オリカ」とはオリジナルカードの意味で、何が違法かというと主に著作権や版権に抵触するという意味。つまりはその絵に著作者以外の人が無断で使用したオリジナルカードというわけだ。

>>城門突破~これが私の奥義です~(2008年9月15日東京)

   「オリカ」にはそれなりの魅力がありそうなんだけど、そういう違法性を除いた商品(逆手にとったというか)を下記のリンク先で見かけた。それが『オリカギア』。

>>ORICAGEAR オリカギア

   やはり制作側もそういった違法性を認知しているようで上記サイトには下記に引用する注意書が書かれている。やはりそうだよな。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪注意事項≫
本製品は、あくまで個人で楽しむ製品です。
漫画・アニメのキャラクターや他人の顔写真などを用いて作成したカードを、権利者や本人の許諾なく第三者に譲渡・貸与し、公に展示、又はホームページやブログ等に掲載したりすることは、著作権法等関係諸法規に抵触し、民事上・刑事上の責任を追及されるおそれがありますので、絶対におやめください。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


9/22   デッドゾーン シーズン2

   KBS京都でTVドラマ『デッドゾーン』のシーズン2放送開始。これって本家はシーズン6までなんだね。未完とかで。

>>Dead Zone / デッド・ゾーン


9/26   竹内論文

   図書館から借りてきた伊藤剛『マンガは変わる “マンガ語り”から“マンガ論”へ』(青土社2007年12月28日)を読んでいて、そこで名指しで批判されている論文について気になったんで、検索に掛けてみると、下記ページに行き当たった。

>>恍惚都市 2006-11-09

   そこから辿った下記ページも判りやすい。

>>竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉 >>「宮本大人のミヤモメモ」

>>竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉・承前 >>「宮本大人のミヤモメモ」

   議論の俎上にある論文を読まず批評だけを読むのはフェアじゃないけど、読む気を起こさせない理由が充分、批評に込められている。個人的には、これで論文を読めというならお金貰わないと無理なレベルだね。


9/27   GALAPAGOS(ガラパゴス)

   「シャープ 6753.T 、電子書籍サービスを12月から開始」ということで、その電子書籍端末は「GALAPAGOS(ガラパゴス)」の愛称。(※以下、後日追記)これはよく日本のグローバルでない製品発展について揶揄される際、使われる言葉なので、一瞬、自虐ネタかと思ったが、独自進化という前向きな意味を込めているらしい。

>>GALAPAGOS(ガラパゴス) : シャープ


9/28   TOKYO EYE

   TV program『TOKYO EYE』中野前編。喜屋武ちあきさんが中野腐女シスターズで出演されている貴重な番組だった。

>>NHK WORLD TV | TOKYO EYE




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