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2010年1月の雑記
2010.1.16.
<<2009年12月の雑記


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   このページは日記コンテンツです。本サイトでは全然、ジャンル違いなので注意です。


1/16   メタフィクション

   メタフィクション。その一例としてはフィクション作品の中の登場人物が作品内の登場人物であると自覚し、そういった動きを見せる作品だ。誘われたこともあってその最先端の一つに挙げられるだろう映画を見に行く。
   それがアニメ『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~』。

>>秘密結社 鷹の爪 テレビシリーズ&THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~

   一応、テレビシリーズのセカンドシーズンは見ていたんだけど、それ以前の私の認識と言えば、TOHOシネマズで上映される映画直前に携帯電話の電源切れとかおしゃべり禁止とか呼び掛けるアニメのオリジナルキャラクターという認識(誤認だが)でしかなかった。
   なので、本編の映画として上映されるのは不思議な感覚があった。それにそんな馴染みのない私が2010年1月16日の公開初日に見に来るのも変な感じがした。
   私が見た回の客層は男二人組や女二人組が多く、年齢層は若年層中心で中には見た目、女子中学生二人組なんかも居た。あと親子連れも居て、アニメということで子供が騙されて連れてこられたのかな、と想像を働かせていた。そういった客層に対して、この作品に馴染みのない私はとても不思議がっていた。やはりキャラから入ったのかな?とか想像してみたんだけど。
   内容は時事ネタ政治ネタを絡ませつつで、前作と同様、冒頭から画面の右端にバジェットケージ、つまりリアルタイムに残り予算を示すメーターを表示させ、それを劇中人物が意識しストーリーに絡んでくるという何ともメタフィクション的構造であった。
   セリフ回しや画面へのネタの入れ込みように、気の抜く暇もなく、始終非常に興味深くとても愉快な時間だった。見る人の知的センスや教養レベルが問われるため、連れてこられていた子供たちはさぞ退屈だっただろうな、とほくそ笑んでいた。もしかすると、それは私の想像力の至らなさであって、実は作画のギャップやメタフィクション的なアニメの見せ方等で映像的に楽しんでいたのかもしれない。


   それから帰りに書店に寄って、須賀原洋行/著『実在ニョーボよしえサン日記』4巻(漫画)を購入。書店で見かけ、2010年9月16日が発売日だったことを思い出した。

>>マンガ家Sのブログ

   この漫画はタイトルからも判るようにエッセイ漫画であり、そのため登場人物は実在の人物である。そのためメタフィクション的要素が発生しやすい漫画ではあるが、とは言っても、例えば、劇中の人物である息子が、その父親である漫画家に対し、自らの髪型デザインについて作中でリアルタイムにクレームをつけるあたり、メタフィクション的構造が出ていて、すごく面白いんだよね。


1/22   1月のネタ放出

12月19日-26日
近くのツタヤが半額だったので、いろいろ借りてくる。

エンタープライズ』「ウエスタン」「ライサリア砂漠幼虫」「デトロイト2004」「選ばれし領域」
セレクションと思ったら単に第3シーズンでの番号が連続する一話完結の話4話分だった。これだけ見ても、『エンタープライズ』見たことない人には意味不明だろうな。私は予備知識があるし面白かったけど。

スターゲイト 真実のアーク
映画版と思って借りたが、Wikipediaで見てみると、どうやら第10シーズンで契約打ち切りになったため、第11シーズンの分を映画にしたそうな。そのため、続きのDVD用映画もあるという。第5シーズンあたりまでしか見てないんで感情移入できなかったがそれなりに楽しめた。

シンプソンズ THE MOVE
なんかCGを要所に入っている。というか和田アキ子さんや所ジョージさんが声優やっている客寄せ的な劇場バージョンと元の声優のオリジナルバージョンがあるところが笑った。


1月1日
レッドカーペット』 マシンガンズ曰く あるQA掲示板を指して、「バカが質問しバカが答える掲示板」。実際にはQA掲示板は実名だったが、伏せておこう。まぁ、ある面を言い得ているね。(※追記。この放送でのネタやその反響を含め、1月23日OAの『エンタの神様』で、さらにネタを被せ深化させ、面白いことになっていた)


1月3日
ダイハード4.0』。おもろい! リアリティはともかくうまくネットネタを入れているね。


NHK大河ドラマ『龍馬伝』。撮り方だけを見ると、同局の番組の『タイムスクープハンター』のまるで坂本龍馬スペシャルみたいな感じだね。


1月18日
WIRED VISIONで連載していた「ネットと広告経済の行方」が休止。残念。

>>歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」

そのため、その作者のブログを2004年から順に読んでいる。週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイブが掲載されてあって、きっちりした文章があり、読みごたえある。

>>歌田明弘の『地球村の事件簿』

「感情というリスク分散装置」。なるほどねー。

>>ひとはどうしてお金を払うのか: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

 
Gyao!のプロレス中継はどれも冒頭の音声が消えているのを不思議に思っていたが、要は入場曲の著作権がらみだね。
2006年の闘龍門のメキシコ大会にグレート・ムタが出たのは面白かった。観客が受けた違和感を想像すると。あとメキシコではクレーンカメラを活用されてあって、映像的に新鮮だった。日本でも導入すれば良いのに。それと選手に応援が入るのも新鮮だ。よくよく考えたら当たり前のことなんだけどね。

それからついでにコーエー主催のイベントの件。
>>週刊 そーなんだ!歴史編(2010年1月6日創刊)
↑こことも関係してそうな話だけど。
今日カードの一つが発表されていた。

>>戦国武将祭

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■3月6日(土)第一合戦:川中島の戦い
武藤敬司(武田信玄 役)& KAI(真田幸村 役) VS 小島 聡(上杉謙信 役)& カズ・ハヤシ(直江兼続 役)
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

つまりは全日本プロレスの試合で、各レスラーに歴史上の人物の役を与え、リング上で見せるってことだね。そこから連想し、思わず「wikipedia」の「WRESTLE-1」のところをはじめ、小一時間、読み込んでしまった(笑)
このカードかどうかは知らないけど、新日本プロレスを退団する蝶野正洋選手が「選手・プロデューサーとして参戦」するそうだけど、客層を思うと、どういった会場の雰囲気になるのか気になるなぁ。


あとメモ。芥川龍之介私小説側からの批判をうける。




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