生頼 範義 氏、死去(2015年10月27日)

訃報です。
世界的なイラストレータの生頼 範義 氏が肺炎のため、2015年10月27日に宮崎県国富町の病院でお亡くなりになりました。79歳でした。

・MRT宮崎放送
http://mrt.jp/

・生頼範義さん死去
http://mrt.jp/localnews/?newsid=00016089

生頼 範義 氏のご遺徳を偲び、哀悼の意を表します。

三国志ファンにとっての生頼範義氏というと、光栄(現・コーエーテクモゲームス)のシミュレーションゲーム『三國志II』、『三國志III』、『三國志IV』のパッケージのイラストレーションを描いた方として有名です。個人的には下記関連記事で触れた、2008年5月31日土曜日開催の赤兎馬Presents「三国志の宴3」に出演されていた長野剛氏がおっしゃるに、生頼範義氏の跡をついで『信長の野望』と『三國志』のパッケージ・イラストレーションを担当することとなり、先代を意識してそのイメージを踏襲したというエピソードが印象的でした。やはり偉大な先輩の跡を継ぐということは作風をそちらに寄せるのだな、と納得しておりました。

※関連記事 赤兎馬Presents「三国志の宴3」第1部レポ


さらに個人的な話で申し訳ないのですが、この訃報を知ったのがSNSを通じての切り絵師の伏竜舎氏の情報発信でした。それ以前に下記関連記事で触れた六間道三国志祭の伏竜舎氏のブースにお邪魔した際、近くの2015三国志祭の企業ブースで配布されていた『三國志13』のフライヤと『三國志13』特製「“諸葛孔明”の羽扇」がゴミ箱に捨てられていたのを見かけ(おそらく仮面ライダーカードやビックリマンシールの社会問題と同じくQRコード目当てと推測しましたが真実は未確認です)、他のゴミで汚れる前に引き上げ、フライヤを伏竜舎氏にお見いたしました。そこには『三國志』の歴代のパッケージ・イラストレーションとその作者のお名前がありまして、伏竜舎氏はやはり生頼範義氏のがお気に入りとのことでした。

※関連記事 六間道三国志祭(2015年10月12日)

※リンク追記
・火間虫入道-2015/10/30 (金)-イラストレータ生頼範義氏、死去
http://hima.que.ne.jp/logcp/log201510b.shtml#20151030

※追記 三国志ガーデン ブログ(2015年6月20日-)

※追記 コーエーテクモゲームス『三國志13』発売記念 シリーズ歴代パネル展(2015年10月22日-2016年1月31日)

※追記 十大三国志ニュース2015

※追記 アートコレクション 複製原画 三國志(受注期間2016年3月6日-10日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/3659