地政学的視点から見た『三国志』(2014年1月17日-3月7日金曜日)

※関連記事 より深く理解するための「三国志」講座(2010年10月15日-12月24日)

講師からいうと上記関連記事の続きに当たるかな。

・工学院大学 孔子学院
http://cik.kogakuin.ac.jp/

・開講講座一覧 文化講座 | 工学院大学 孔子学院
http://ssl.smart-academy.net/kogakuin/cik/course/detail/4012852/

上記サイトの上記ページにあるように、2014年1月17日、31日、2月7日、2月21日、3月7日金曜日18:30-20:00(全5回)に、創価大学講師の満田 剛(みつだ たかし)氏による講座、「地政学的視点から見た『三国志』 -後漢末の群雄の戦略」が工学院大学 孔子学院(新宿キャンパス 中層棟4階)にて開講される。受講料は全5回で一般10000円、学生2500円、孔子学院友の会9000円で定員30名とのことだ。また、1回ごとでも受講でき、その場合は「電話・FAX・e-mail」での申込で(サイトでの申込は全5回のみ)、「一般 2000円/各回・友の会1800円/各回・学生500円/各回」という受講料とのことだ。

・満田剛のブログ
http://tmitsuda.blog112.fc2.com/
※講師ブログ

※関連記事 三国志~歴史書と物語の狭間 時代の実像と英雄たち(2013年12月7日14日)


前述の講座ページから下記へ「講座の説明」を引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
歴史書『三国志』の時代は寒冷化が進み、人口が激減した“危機の時代”でもありました。本講座では、そんな時代の中でも三国成立以前の後漢末期に絞り、当時の気候や地理などを踏まえた地政学的な視点から、物語にも登場する群雄たちが実際の歴史の中で直面していた課題とそれに対する戦略について考えてみたいと思います。

第1回:董卓・呂布―所詮は同郷者重視の“地方政権の領袖”か?
第2回:袁術・孫策―西暦190年代の“大物”とその“後継者”
第3回:袁紹・曹操―光武帝の戦略の“パクリ”と更なる“パクリ”
第4回:劉焉・劉璋・張魯―「漢族」と「異民族」の狭間
第5回:劉表―「漁夫の利」に賭けざるを得なかった“荊州の覇者”
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「寒冷化」については下記関連記事でふれた、上田信『トラが語る中国史 エコロジカル・ヒストリーの可能性』(ヒストリア005、山川出版社2002年7月20日)が参考になるかと。引用部分にも書かれているが、今回は後漢末の群雄にスポットをあててののテーマだね。

※関連記事 トラが語る中国史(2002年7月20日)

※追記 雑誌「和華」第二回交流会(2014年6月28日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/2987