東アジア人文情報学研究センター(2009年4月)

※関連記事
 メモ:三国志関連のネット上地理感覚
 石刻拓本資料(京都大学人文科学研究所所蔵)
 曹全を追え

 上記関連記事にあるように、主にデータベース「京都大学人文科学研究所所蔵 石刻拓本資料」について「三国志ニュース」で度々、京都大学人文科学研究所漢字情報研究センターに触れてきた。
 下記、東アジア人文情報学研究センターのサイトによると、「今春4月に漢字情報研究センターは、東アジア人文情報学研究センターに改組」したという。というわけで「三国志ニュース」内のリンクページを修正。

・Center for Informatics in East Asian Studies, Kyoto University
http://www.kita.zinbun.kyoto-u.ac.jp/

※関連記事
 京大人文研漢籍セミナー2 三国鼎立から統一へ 史書と碑文をあわせ読む
 2006年3月11日「第二回 TOKYO 漢籍 SEMINAR」午前レポ

※追記 十大三国志ニュース2010 前編

※追記 中国古代刑制史の研究(2011年1月)

 また、漢字情報研究センターと言えば、上記関連記事にあるように毎年三月に開催されている「TOKYO漢籍SEMINAR」を思い出すんだけど、それに関するページも東アジア人文情報学研究センターのサイトに引き継がれているね。

 あまり「三国志」と関係なさそうだけど、ついでに次の「TOKYO漢籍SEMINAR」についての情報を載せておく。上記サイトより下記へ現在ある内容を引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年度(第6回)は2010年3月13日(土)を予定しています
会場:学術総合センター(千代田区一ツ橋2-1-2)
総合テーマ:
 「罪と罰──伝統中国における法と裁判」(仮題)
講師(予定):
 宮宅 潔(京都大学人文科学研究所准教授)
 辻 正博(京都大学大学院人間・環境学研究科准教授)
 岩井茂樹(京都大学人文科学研究所教授、東アジア人文情報学研究センター長)

2010年1月に詳細なプログラムを掲載し、あわせて参加申込の受付も開始する予定です。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 まだ詳細なプログラムが発表されていないんだけど、おそらく辻先生は唐代の刑罰についてのご講演をされるのに対し、宮宅先生は秦漢の刑罰についてなんだろうね。

※関連記事 メモ:「秦漢時代の爵と刑罰」

 そうだとすれば『三国志』に関係する後漢代に繋がっていくとは思うんだけど。

<追記>
プログラムが発表されていたので、上記サイトから下記へ引用。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[プログラム]
司会 武田時昌(京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学センター教授)10:30~10:45 開会挨拶
岩井茂樹(京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学センター長)
10:45~11:00 テーマ趣意説明
井波陵一(京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学センター教授)
11:00~12:10 講演「神の裁きから人の裁きへ ー秦漢時代の裁判制度」
講師 宮宅 潔(京都大学人文科学研究所准教授)
12:10~13:10 休憩
13:10~14:20 講演「礼教の刑罰 ー流刑」
講師 辻 正博(京都大学大学院人間・環境学研究科准教授)
14:20~14:40 休憩
14:40~15:50 講演「お上を訴える ー訴訟文書と『絲絹全書』」
講師 岩井茂樹(京都大学人文科学研究所教授)
15:50~16:00 閉会挨拶


*講演時間には質疑応答時間も含みます。

参加資格:参加資格は問いません
参加定員:200名(申し込み順) *定員を越えた場合はお知らせします
聴講料:無料
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://cte.main.jp/newsch/article.php/1448