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どうも初めまして、清岡と申します。
▼ひなさん:
>タイトル通り後漢末期の冠婚葬祭についての知識が欲しいのですが、やはり『礼記』『周礼』を読むべきなのでしょうか…
>上記二冊はわかり辛いことも多いため、なるべくならもっと図説がついたものなどが欲しいのです。
>一応『古代中国の生活史』は所持していますが、冠婚葬祭に特化したものが欲しいと思っています。
>よかったら皆さんのオススメの本を教えていただけませんか?
>また、『礼記』『周礼』の完訳本でオススメのものも教えていただけるとうれしいです。
私も常日頃からそういった図説のある工具書があれば便利だと思っています…
…つまり、私の狭い見識の中に、そう言った類で後世のものが混じらない書籍はありません(汗)
後漢あたり限定で、「ヴィジュアル礼記」なんてあれば良いなぁと思っているんですが、「実際、売り出せばどれぐらい需要があるんだろう」→「誰も買いそうにないので、そういう企画はないのかな」と思考が止まっていまいます。
とりあえず『礼記』に関して私は明治書院の新釈漢文大系シリーズの訳註を使ってます。
(あと、細かくて申し訳ないですが、一応、他の閲覧者向けに書きますが、林 巳奈夫/著『[#?中国古代の生活史]』のことですね?)
あとお求めになっているものと違ってくると思うのですが、三礼の一つの『儀礼』の訳注では、池田末利/訳註『儀礼』(東海大学古典叢書)なんてのがあります(冠昏喪は揃っているってことで)。
その別冊図には建物の平面図がいくつもあって、行礼に際しそれぞれ誰がどこに配置されるか(どういう動きをするか)何がどこに置かれるかが細かく書き込まれています。
※参考リンク
http://cte.main.jp/newsch/article.php/721
そういった書籍が見つからなければ、最終的に三礼の記述に、当時の画像磚石由来のヴィジュアルイメージを当てはめていく作業になるとは思うんですが…
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