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一月中に読み終えられるかな? なんて思っていましたが、お出かけの行き帰りで読み終えました。
発売される前の情報では、劉備と孫夫人の話ってきいていて、さらに訂正されて、198年の孫策の話ってきいていたんですが、結局、どちらでもなく、反董卓陣営の仲が悪くなりはじめるころからでした。
そう、全然、期待してなかったんですが、文台さん(孫堅)が出てました♪
そしてこの時期に続く出来事と言えば、そう、あの大事件もおこっちゃいます(涙)
今までの三国志小説だと三国演義の影響で、「孫堅が傳國璽を独り占めして仲がわるくなる」って描写になるんですが、ちゃんと当時の様子に触れられていて、まるで孫堅が火種をつくったようには、なってなくて、それだけでも好印象でした。
こまかいところは少々、突っ込みをいれたくなりましたが、全体としては良い小説だと思いました。
そうそう桓階(参照)もレギュラーみたいな感じで出てきましたよ。これだけであの大事件を予感させます(汗)
まぁ、この人、好きだから、嬉しいのですけどね。
この小説のオリジナリティの高いところは、孫堅が劉表を攻める目的みたいなところでしょうかね。まぁ、一読してくだされ。
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