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お二人の面白い話に触発されて、遅ればせながら私も答えてみます。
(周瑜が三国演義でよく描かれていないのは、羅貫中のジェラシーってのは新鮮でした♪)
私に「初めて三国志ものに接したのは何?」って聞いたら、大抵、「横山光輝先生のマンガ『三国志』とNHK人形劇『三国志』、それと何作目か忘れたけど、ゲームの『三国志』が一辺に来た」と答えます。
だから、スタートは三国演義ベースですかね。ゲームも能力値など三国演義ベースだときいたこと、ありますし。
基本は多分、当時、少女マンガや少年マンガをあまりよまず、手塚治虫先生とか古いマンガを好んで読んでいたので、その延長線上に横山光輝先生のマンガ『三国志』があって、面白かったら集めてやろうって感じだったと思います。
それで、週に二冊ぐらいのペースで集めていました(なんか、景気の良い話なんですが)。
そこに前後して残り2つが私に関わってきたと思います。かすかに「ネタバレになるからNHK人形劇『三国志』はまだ見ないでおこう」って記憶があります(あくまでも当時はマンガありきだったので)。
それがきっかけに三国志に夢中……ってなれば良いんですが、どうも熱中してなかったみたいです。話のネタや物語として認識してたみたいで。
別件で歴史小説を読んでました。ちょうど受験シーズンだったんですけど、歴史小説を読んでいても「勉強しなさい」って叱られなかったからだと思います(歴史の勉強にかかっているってことで・笑)
それである程度、知識がついちゃって、小説じゃない読み物でも結構、楽しんで読めるようになりました。それで「学研の歴史群像シリーズ」を図書館かなんかで読むようになったと思います。その中で三冊ほど三国志があって、読んで、ようやく、正史(三国志)と演義(三国演義)があることを知りました。しかも、今まで触れてきた三国志が実は三国演義が元になっているってこともしりました。これは結構、ショックでしたよ。今まで知っているエピソードはすべて史実だと思っていたのに、実はフィクションも混ざっているだなんて。
その歴史群像シリーズでたびたび引用される史書の三国志が何故か気になって気になって仕方なくなってしまって(訳書もあるとのことでして)、筑摩書房の世界古典文学全集の「三国志」をお年玉でためた貯金をはたいて買うことにしました。本屋で注文して。
5870円×3冊という高価な買い物だったんですが、なぜか家族の反対はありませんでした……ちょうど受験シーズンだったからでしょう(笑)。
あ、あまり参考にならないと思いますが、正史の三国志が欲しい受験生諸君はためしてみてください(……ってそんな都合良くいかないか)
それで、三国演義ベースの流れからだと、蜀書を見そうなんですが、よっぽど、上の「実はフィクションも混ざっている」がショックだったのか、これ以上、あまりショックを受けない呉書に走ったと思います。
それが文台さん(孫堅)との出会いです♪
でも当時はどちらかというと、伯符さん(孫策)ファンだったですかね。
ふと、三国志ジャンルを見渡してみると、三国演義をベースにした劉備→諸葛亮主役の小説ばかりだったので(今はそうですもないですが)、いつか、この三国志をベースにして孫氏主役の小説を書きたいと思いました。
だから演義派→正史派でしょうか。でもネットの影響で他の史書も眺めるようになったので、正史派というか史書派ですよ。長文、おそまつさまでした。
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